第1章:数学の魅力について
・・・数学の「魅力」って、いったい何でしょう?
いろいろありそうですよね。
ぼくはですね・・・数学って、
『神の学問』だと思ってます。
あの、菊川怜さんもおっしゃっていましたが・・・
「1点の曇りもない」んですヨ。
ひとつひとつ、
厳密に「証明」と「論証」を積み重ねて、
疑惑も矛盾もほころびもない・・・
「アリの入り込むスキマもない」完璧な学問・・・知識の体系なんですね。
そこが、語学や言語学とは、決定的にちがう部分、側面、属性なんです。
語学は、「コトバ」の学問です。
あいまいな点もあれば、矛盾もありえます。
「規則の例外」なんて、それこそクサるほどあります。
・・・いってみれば、厳密な連続性のない、
「飛び飛びの学問」。
途中で「ヌケ」があったり、「妥協」もありますし、
言語どうしの、相互の「歩み寄り」すらあります。
その、いわば「不透明さ」をも、自らウリにしている感さえありますね。
ソコがおもしろくて、奥深くて風流で、
趣や味わいがあって・・・なによりも魅力的なのが「語学」なんだぞ・・・と。
・・・ところが、数学には、いっさいの「妥協」も「甘え」も「ごまかし」も「まやかし」もありません。
寸分たがわず、
鬼のように「正確無比」で、「情け容赦ありません」。
そして、最初から最後まで・・・
いにしえの古典数学から最新・最先端の数学まで、ずっとずっと「連続」しています。
脈々と、受け継がれてきています。
あいまいさ、あやふやさ・・・というものが、まったくゼロの学問。
・・・実にスッキリ・ハッキリ・クッキリとした、
それはそれは、透明でクリアーで美しい世界です。
そういったことも、
ちまたに出回っている、数々の数学の参考書について触れながら、
これから、いろいろと話を進めていきたいと思います。
追伸:
さっそくですが・・・
受験生全員に、この動画を贈ります。
ぼくたち社会人にも、何か「響くもの」があると思いますよ。
『【受験生へ】やる気が出ない君!モチベーションを必ず上げさせます』
→ UP主様は、「武田塾チャンネル|参考書のやり方・大学受験情報」様。