第41話~ソフィアーヌの同行(其之伍)~
今回の、お話は第41話〜ソフィアーヌの同行(其之伍)〜です。
それではお楽しみください。
*本文は短めです。
{私にハ…わかラなイです}ソフィアーヌは、しばらく悩んだ末に、こんな答えを出した。
そんな様子にチェリーナは、{まァ…そうデすワね、ではコの修学旅行の期間限定で、尖玩王かラ離れ、私達ト行動を共にしナさい、さスれば自ずト貴女の道ハ開けマすわ!}と、高らかに宣言(?)していた。
{そうナのでスか?姫様??}ソフィアーヌも明らかに困惑していたが、チェリーナから、{大丈夫ですワ貴女なラきっと…}と言われ、何処から来るのかわからない自信に満ち溢れた視線に当てられて、渋々といった感じに{では…短い期間でスがよろシくお願いイたしマす姫様}と呟いた。
その答えに満足したのか、{えェ…コウヤ達は、これでヨろしクて?}とチェリーナから訊かれたので、「あぁ…僕たちも歓迎するよ」と、僕が代表して答えた。
すると{フン…闇族性ノ者と、戯れルつもりはナいが、姫様ノご命令だ。致し方ナい}と、仕方なしといった感じで、ソフィアーヌから睨まれた。
どうやら、僕のポケットの中に、リリィがいることを、判っていたらしい。
どうしてそんなに闇族性を敵視しているんだろう?。
そんな事を思っていると、{…くだラぬ偏見はおよシなさイ、はしタないですワよ!ソフィアーヌ}と、チェリーナから叱られ(?)て、{チッ…}と軽く舌打ちをする。
そう、こうしているうちに、「そろそろ飛行機に乗らないと!」とホノカが言ったことで、全員が時計に注目する。
発着時刻の20分前だった。
「「「やばい!!」」」そう言いながら、ユウナ様はソフィアーヌを、僕はチェリーナをディスクに戻して搭乗口まで走り出した。
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2月分の投稿日は、15日を、予定しています。
次回は第42話〜飛行機と虹色の尖玩〜を、投稿予定です。
それでは、次回もお楽しみに!




