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尖玩[KAKUGAN]ファイターブローラーズ  作者: KOUYA
第3章〜地下迷宮での冒険〜
39/47

第35話~真夜中の散歩~

今回の、お話は第35話〜真夜中の散歩〜です。

それではお楽しみください。

「水筒…よし、着替え…よし、しおり…よし、」チェリーナの、修学旅行参加の宣言を聞いてから、早くも2週間が経った。

明日はいよいよ修学旅行。

(コウヤ)は、修学旅行のしおりを見ながら準備を進めていた。

一方その頃チェリーナは意気揚々とこの2週間、ユカリンに、家事の方法などを叩き込んでいた。

{これナら私も、安心しテ行けまスわ。私がいナい間のコとハお願いシますわネ。ユカリーナ}{えぇ任せトいて、そっチも気ヲ付けテねチェリーナ}{愚問でスわ}と、言いながらお互いに握手を交わしていた。

「よし、明日の準備できた。」「明日も早いじゃろ、準備も終わったんならとっとと寝んさい」「はーい、わかったよじいちゃん」じいちゃん(カクゲン)に返事をして、(コウヤ)は、ヒューリーとリリィのディスクを隣に置いて布団に入り瞼を閉じた。

〜30分後〜

どうしよう。

明日が楽しみすぎて瞼を閉じても全く寝れる気配がない。

寝ようと思えば思うほど、目が冴えてくる。

なのでまだ隣で寝ている、尖玩(カクガン)達の、ディスクを持って、少し散歩に行くことにした。

家から出て少し経った頃、寝ていたリリィが、目を覚ました。

{うユ?…ここドこー?}「あーごめんリリィ、起こしちゃった?」{あウ?…にぃに?どシたのー?}「ごめんねリリィ、僕が眠れなかったから、散歩しているところだよ」{オ散歩?}「そうお散歩」{アタシもお散歩スる!}とリリィが、言うと突然


フュルルルルル…バイーン


という効果音がなり、{ばァ!}と言いながらリリィが、現れた。

「リリィは、ディスクのままでいいんだよ?」と僕が聞くと{ヤー!。にぃにト、お散歩すルの!}と、リリィは、駄々をこねるように、反論してきた。

「…分かったよもう好きにしてくれ!」と、(コウヤ)が折れると、{?…分かッタ、好き二する♪}と言って、(コウヤ)の隣に来て一緒に歩き出した。

〜15分後〜

「もうすぐ家に帰るよ」{?…なんデ?まだちょットしか歩イてナいよ?}リリィの、疑問に対して(コウヤ)は、「もうそろそろ寝ないと、明日起きれなくなりそうだし…修学旅行に遅刻したら移動のバスに乗り遅れちゃうよ」と説明する。

するとリリィが、{!…アタシも、そろソろ眠いヨー}と、あくびのふりをしながらこっちをチラチラ見てくる。

「しょうがないなーリリィは、戻って!」{うン!}


シュルルルルル…ウィーン


という効果音が響いて、リリィは、ディスク状態に戻った。

(コウヤ)はそれを拾い上げて、足早に帰路に着き、家のベッドに、潜り目を閉じた。

今度は少し運動したからか、すんなりと寝ることができた。

今回のお話はいかがでしたか?

もしよかったら、このページ下部の、「感想を書く」から

コメントしてくれると、嬉しいです。

来月は、土曜日が5回あるので、9日と、23日に投稿しようと思います。

次回は第36話〜遅刻の危機〜を、投稿予定です。


それでは、次回もお楽しみに!

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