第2章エピローグ~紹介そして思い出~
今回の、お話は第2章エピローグ〜紹介そして思い出〜です。
前半が、主人公視点、後半がセイナ視点で、物語が進行します。
それではお楽しみください。
主人公視点
長かった夏休みも、ついに終わり。
明日から2学期が、はじまる。
2学期は、一番長い学期だが、その分運動会や学園祭、修学旅行など行事が、一番多く忙しいながらも、充実した学期になる。
僕が、一番楽しみなのは、やっぱり修学旅行かな。
なぜなら、じいちゃんから、怒られることなく、お泊まり会ができるからである。
「さーて、明日も早いしそろそろ寝るか」
〜翌日、学園にて〜
「おはよう!アキラ、ホノカ」「おはようコウヤ!」「おはようコウヤ君」夏休みが明けて、2学期最初の登校日。
今日は、2学期の始業式がある。
初日ということもあり、授業をする訳ではないのだが、夏休みで生活リズムが、崩れたのか体がだるい。
ふと、アキラの、後ろにいる尖玩が、気になった。
「その尖玩は?」「あぁこいつは、…」{お初にお目にかかります。私は、ルピシアンと申します。アキラ様の忠実な相棒で、ございます。以後お見知りおき下さいませ}アキラが、紹介しようとしたら、尖玩の方から自己紹介をして、僕に、綺麗なお辞儀を、してきた。
「あぁ僕は、コウヤ!よろしくな!」{コウヤ様よろしくお願いいたします}随分と、礼儀正しい尖玩だなと、僕は思った。
その後は、他愛もない雑談で盛り上がった。
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セイナ視点
私は、学園で、コウヤ君のことを皆に、自慢していた。
夏休みに、何をしていたのか、発表する授業で、「私は、夏休みに尖玩勇希使役者団の、コウヤ君と、遊んでいました」と、私が、発表していると、「「「「は???」」」」と、信じられないと言う感じに私を、見て来る。
それもそのはず、今や尖玩勇希使役者団は、私たち学生の、注目と憧れの的。
言わば、少年尖玩王とも言える存在だ。(どうしよう…凄く気まずい…)なんて思っていると、「私は信じますよ。セイナさん」先生だけが、信じてくれた。
「私もこの目で、見ましたからね。夕暮れ時に、飛んでいく朱き竜の姿を…ね」と、言ってくれた。
やっぱり、あの時、何人かに見られていたんだと思うと恥ずかしくもなるが私は、あの時見た景色が、この夏休みの中で最高の思い出として、印象的に、残っていた。
今回のお話はいかがでしたか?
これにて、第2章~満喫!夏休み~も終了です。
投稿に時間が、掛かってしまいすみませんでした。
第3章以降は、この様なことが、ないように頑張って投稿して行きます。
第2章~満喫!夏休み~の登場人物紹介ですが新キャラが、余りにも少なかったので、
第3章の登場人物紹介と、一緒にしようと、思います。
もしよかったら、このページ下部の、「感想を書く」から
コメントしてくれると、嬉しいです。
次回から第3章~地下迷宮での冒険~の、
第34話〜修学旅行の前準備〜を、投稿予定です。
それでは、次章もお楽しみに!




