第30話〜お姉ちゃんが帰ってきた〜
今回の、お話は第30話〜お姉ちゃんが帰ってきた〜です。*少し本文短めです。
アキラ視点で、物語が進行します。
それではお楽しみください。
アキラ視点
「あいつも、夏休み楽しんでいるみたいだな」と、俺は、カクガンキャプチャーの、チャットのコウヤとの、トーク画面を、見ながらふと呟いた。
どうやらあいつは、カクゲンじいさんと一緒に、2泊3日の、バカンスに、行ったらしい。
いいなーと思いつつも、そんなお金の余裕ないかと、少し諦めている。
「でも今日は、久しぶりに、姉ちゃんが、帰って来る日だ」実は俺には、年が離れた姉がいる。
名前はアオイ。
25歳の OLで、1年前に海外出張で、このヤマトを離れ、チュウゲンという国に、行っていたが今回は、用事があってこのヤマトに、帰ってくるらしい。
「ただいまー!」「おかえり姉ちゃん」「おー久しぶりだねアキラ。前より背が伸びたんじゃない?」「うん」と、話していると「あら、アオイおかえりなさい。1年ぶりくらいかしら」という声がかかった。
俺たちの母さんだ。
「そうだ…姉ちゃん久しぶりに尖玩戦闘しようぜ」と、俺が姉ちゃんに提案する。
「こら…アキラ、アオイは、長旅で疲れているの、少しは休ませてあげなさい!」と、すかさず母さんが俺を叱責する。
それを止めたのは姉ちゃんだった。
「久しぶりにアキラと、尖玩戦闘してみたいと思っていたのよ、ただ、ここじゃあ周りの建物が壊れたりするから、あの裏山に行こうか、」「分かった」「それじゃあ準備するから、ちょっと待っててね」姉ちゃんが言ったあの裏山とは、この町のはずれに、大きな山があり、そこで小さい頃に、よく秘密基地を作ったりなどして遊んだことがある場所だ。
〜ワカナハの裏山〜
俺たちの家から徒歩10分。
裏山に着いたが、今日は霧が立ち込めていて、視界が悪い。
「ここに来るのも久しぶりだな」「そうね…」「始めるか、」「えぇ…」感傷に浸りつつも、俺たちはそれぞれ尖玩を、尖玩発射する構えを取る。
「「尖玩発射」」という合図で俺たちは、同時に、尖玩を、尖玩発射した。
フィルルルルル…バイーン
{{グァァァァァァァ!!!}}
「ラース成長した俺たちの力見せてやろうぜ」{オウ!!}「やるからには必ず勝つわ。行くわよアクアロス」{アァ!}
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次回は第31話〜霧の中の遠吠え〜を、投稿予定です。
それでは、次回もお楽しみに!




