第1話~絶望の中の、出会い~
これから物語のスタートです第1話は、〜絶望の中の出会い〜です
それではお楽しみください
「はぁ~~これから、どうしよう」僕は、絶望していた。
半年前に両親を、事故で、亡くしたからである。
幸い、僕の祖父が、まだまだ元気だったのでそこで、暮らすことが、決定したのだが、祖父の家が、学園から遠く、転校しなければならない。
元々内気で、人と話すことが、苦手だった僕は、学園のクラスに、馴染めずにいた事もあり、この、転校話を、受け入れたのである。
「はぁ~~~~」色々考えながら、ため息を、ついていると不意に、{恐れるモノハ何もナイ}と、男の声が聞こえた気がした。
少し風が強くなり、僕は、足元に何かが落ちている事に気付いた。拾い上げると、それは、両親や、祖父も持っている尖玩だった。
何の気無しに、尖玩発射してみると、
フィルルルルルル…バイーン
という効果音が鳴り{グァァァァァァ}と、立派な唸り声を、上げながら、3メートル程の大きなドラゴンが、現れた。
「うわー!?」出てきた瞬間、そのあまりの大きさに僕は、驚き、後ずさったが、{そう案ズルナ。我に敵意は、ナイ}と言われたことで、少し落ち着いた。
「僕の名前は、コウヤって言うんだお前の名前は?」相手が、尖玩であるおかげか人見知りせずに、気兼ねなく話ができている。
{我ガ名は、ドラゴヒューリー火族性ノ、尖玩でアル}その尖玩もとい、ドラゴヒューリーが、そう答えた。
そして少しの間沈黙が続いた後、今度は、ドラゴヒューリーが、話しかけてきた。
{オ前は、尖玩が、怖くナイのカ?}「別に怖くないよ。確かに、尖玩は、僕たち人間よりも力が強いけど、僕は、尖玩の、友達もいたからさ」{尖玩の友達カ…オ前は面白イ奴だナ!}「そうかな…今時、尖玩が友達っていう人間も結構多いと思うよ!」{ソウカ…何シろ我は、長い間眠りニついていタからナ。時が進ミ時代が変わっタトいうこトカ…受け入れヨウ}何やら決意をしたような表情(?)を僕に向けてドラゴヒューリーが、こう言ってきた。
{コウヤよ、此処デ会ったノモ何かの縁だ。我ノ、友達…イヤ相棒に、なル気ハあルカ?}と真剣な表情で僕に問いかける。
(確かにこいつには気兼ねなく話せそうだし)そう思った。
なので、僕も「いいよ今日から僕たちは相棒だ、よろしくな僕の相棒」と言いながらグータッチをした直後、
シュルルルルルル…ウィーン
という効果音が鳴りドラゴヒューリーが、
ディスクに戻ったので僕はそれを拾い上げた。
今回のお話はいかがでしたか?
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コメントお待ちしてます。次回は第2話〜ニックネーム〜です。お楽しみに