第1章エピローグ〜昇級と上書き?そして取材〜
今回は、第1章エピローグ〜昇級と上書き、そして取材〜です。
後日談のようなものです。それではお楽しみください。
「はー、疲れた」じいちゃんからの説教から1週間後、何気なく、カクガンキャプチャーのメニューを開いたら、[登録情報を更新してください]と文字が出てきた。
なんだろうと思い、詳細を確認すると、どうやら、僕の尖玩使役者としての位階が上がるらしい。
早速僕は、出かける準備をして、尖玩ギルドに飛び出した。
向かう先は、徒歩10分の距離にある、ヤマト尖玩ギルドワカナハ支部である。
「ようこそこちらは、ヤマト尖玩ギルドワカナハ支部です。本日はどういったご用件でしょうか?」と、以前対応してくれたお姉さんに聞かれたので、「位階昇級の手続きに来ました」と、僕は答えた。
すると、尖玩ギルドのお姉さんは自分のカクガンキャプチャーを、少しいじって「確認しました。尖玩使役者コウヤの、位階を、初心者から一般者に昇級します。つきましては、位階の証をこちらで預かりますね。」と、言われて「え…えええええーーーー、なんで?どういうこと?初心者の次は初級者じゃないの?」と僕は驚いた。
「3人の少年少女が、犯罪組織の系列支社を、壊滅させた。これは、前例のない事態で私どもとしてもとても驚いています。しかし、このような、偉業を成せる尖玩使役者を、初心者や初級者には、できない…というのが、我が尖玩ギルドの、決断です。」その答えに対し僕は、「は、はは…」と、苦笑いを浮かべながら、そーっと位階の証を差し出した。
「では、少しの間お預かりしますね。」と言って、お姉さんは、バックヤードの方に戻って行った。
心なしか、ちょっとうきうきしてるような感じがした。少し時間がかかりそうだったので、カフェエリアで待機することになった。
適当に席を見つけて、一息ついていると、ポケットの中から{にぃに!}と、リリィの声が聞こえた。
「どうした?リリィ」と、応えると、{あノネ…アタシたチ相棒ニ、なッタんダよね?}「?…そうだね、」{だかラさ…上書きしテよ!アタシと、ねぇねノこと…}「上書きっていってもどうやるのさ?」{それハね…こうスルの!}と言って、ぎゅーっと、飛びついてきた。
「うぉ!」リリィが、飛びついてくる勢いと、僕の驚きで、僕が座っていた椅子は、後ろに倒れてしまった。
「痛ってーーー」{大丈夫?、にぃに}「大丈夫、大丈夫…イテテ…」{アタシが、ヨシヨシして、痛い痛い、フッ飛ぶ!!}とリリィが、言って頭を、優しく撫でた。
{これデ痛い痛い治ッタ?にぃに}「うん、治ったよ!ありがとね。リリィ!」{人間ニ効くかは、分からナイけど一応…キラキラヒーリング!}
キラキラキラ☆♪
と、ユカリンが、固有能力キラキラヒーリングを発動した。
「ありがとなユカリン」とお礼を言ったら、{私ハ…相棒としテ当然ノことをしダまデよ!}と照れながら応えた。
その後僕は無事に一般者になることができた。
僕が、尖玩ギルドから出ると、僕を待ち構えていたかのように、複数のテレビ取材が、来ていた。
「こちらにいる少年が、ワーグナーホールディングス傘下の、尖玩奴隷施設を、一晩で壊滅させた騒動の立役者、コウヤ君です。」「では早速…コウヤ君、尖玩奴隷施設を壊滅させた時のことを詳しく教えてください、」と問いかけられた。
「あの…えっと…」もともと人見知りで、人と話すことが苦手な、性格を持つ僕は、この状況に固まっていた。
{大丈夫カ?…コウヤ?}というヒューリーの、疑問に満ちたような声で我に帰り、僕は、「ヒューリー!!強制撤退だ!尖玩発射!!」と言って、ヒューリーを、尖玩発射した。
フィルルルルルル…バイーン
という効果音が鳴り、ヒューリーが、顕現した。
「ヒューリー!飛べ!!」という指示に対し{オウ!}と、ヒューリーが、短く返したのを確認して俺は、ヒューリーの、手を借りて、背中に乗った。
「待ってくださいよー!コウヤ君ー」と、後ろから、報道陣たちの声が聞こえるが、「構うことはないぞ!ヒューリー!」と指示を出して、ヒューリーは、空高く飛んでいく。
このことが、きはー、疲れた」じいちゃんからの説教から1週間後、何気なく、カクガンキャプチャーのメニューを開いたら、[登録情報を更新してください]と文字が出てきた。
なんだろうと思い、詳細を確認すると、どうやら、僕の尖玩使役者としての位階が上がるらしい。
早速僕は、出かける準備をして、尖玩ギルドに飛び出した。
向かう先は、徒歩10分の距離にある、ヤマト尖玩ギルドワカナハ支部である。
「ようこそこちらは、ヤマト尖玩ギルドワカナハ支部です。本日はどういったご用件でしょうか?」と、以前対応してくれたお姉さんに聞かれたので、「位階昇級の手続きに来ました」と、僕は答えた。
すると、尖玩ギルドのお姉さんは自分のカクガンキャプチャーを、少しいじって「確認しました。尖玩使役者コウヤの、位階を、初心者から一般者に昇級します。つきましては、位階の証をこちらで預かりますね。」と、言われて「え…えええええーーーー、なんで?どういうこと?初心者の次は初級者じゃないの?」と僕は驚いた。
「3人の少年少女が、犯罪組織の系列支社を、壊滅させた。これは、前例のない事態で私どもとしてもとても驚いています。しかし、このような、偉業を成せる尖玩使役者を、初心者や初級者には、できない…というのが、我が尖玩ギルドの、決断です。」その答えに対し僕は、「は、はは…」と、苦笑いを浮かべながら、そーっと位階の証を差し出した。
「では、少しの間お預かりしますね。」と言って、お姉さんは、バックヤードの方に戻って行った。
心なしか、ちょっとうきうきしてるような感じがした。少し時間がかかりそうだったので、カフェエリアで待機することになった。
適当に席を見つけて、一息ついていると、ポケットの中から{にぃに!}と、リリィの声が聞こえた。
「どうした?リリィ」と、応えると、{あノネ…アタシたチ相棒ニ、なッタんダよね?}「?…そうだね、」{だかラさ…上書きしテよ!アタシと、ねぇねノこと…}「上書きっていってもどうやるのさ?」{それハね…こうスルの!}と言って、ぎゅーっと、飛びついてきた。
「うぉ!」リリィが、飛びついてくる勢いと、僕の驚きで、僕が座っていた椅子は、後ろに倒れてしまった。
「痛ってーーー」{大丈夫?、にぃに}「大丈夫、大丈夫…イテテ…」{アタシが、ヨシヨシして、痛い痛い、フッ飛ぶ!!}とリリィが、言って頭を、優しく撫でた。
{これデ痛い痛い治ッタ?にぃに}「うん、治ったよ!ありがとね。リリィ!」{人間ニ効くかは、分からナイけど一応…キラキラヒーリング!}
キラキラキラ☆♪
と、ユカリンが、固有能力キラキラヒーリングを発動した。
「ありがとなユカリン」とお礼を言ったら、{私ハ…相棒としテ当然ノことをしダまデよ!}と照れながら応えた。
その後僕は無事に一般者になることができた。
僕が、尖玩ギルドから出ると、僕を待ち構えていたかのように、複数のテレビ取材が、来ていた。
「こちらにいる少年が、ワーグナーホールディングス傘下の、尖玩奴隷施設を、一晩で壊滅させた騒動の立役者、コウヤ君です。」「では早速…コウヤ君、尖玩奴隷施設を壊滅させた時のことを詳しく教えてください、」と問いかけられた。
「あの…えっと…」もともと人見知りで、人と話すことが苦手な、性格を持つ僕は、この状況に固まっていた。
{大丈夫カ?…コウヤ?}というヒューリーの、疑問に満ちたような声で我に帰り、僕は、「ヒューリー!!強制撤退だ!尖玩発射!!」と言って、ヒューリーを、尖玩発射した。
フィルルルルルル…バイーン
という効果音が鳴り、ヒューリーが、顕現した。
「ヒューリー!飛べ!!」という指示に対し{オウ!}と、ヒューリーが、短く返したのを確認して俺は、ヒューリーの、手を借りて、背中に乗った。
「待ってくださいよー!コウヤ君ー」と、後ろから、報道陣たちの声が聞こえるが、「構うことはないぞ!ヒューリー!」と指示を出して、ヒューリーは、空高く飛んでいく。
このことがきっかけで、後々僕たちは、世間から「尖玩勇希使役者団」と、呼ばれることになるのだが…この時の僕は、まだ知らない。
今回のお話はいかがでしたか?
もしよかったら、このページ下部の、「感想を書く」から
コメントしてくれると、嬉しいです。
次回から、第2章〜満喫!夏休み〜の、
第22話〜1学期終業式と、リリィの演説〜を投稿予定です。
それでは、次章もお楽しみに!




