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尖玩[KAKUGAN]ファイターブローラーズ  作者: KOUYA
第1章〜全ての始まり〜
22/47

第20話〜劣勢と覚醒そして反撃〜

今回は、第20話〜劣勢と進化そして反撃〜です

今回は少し長めですお楽しみください

尖玩戦闘(バトル)が開始して早々、(コウヤ)たちは、劣勢に追い込まれていた。

それもそのはず、(コウヤ)尖玩(カクガン)は、前回の尖玩戦闘(バトル)から、体力を回復しきれていない、ヒューリーと、潜入調査をしていた、ミノリだけ。

それに対し相手は、尖玩(カクガン)50体の大軍勢。

当然劣勢に追い込まれるのは、目に見えていた。

「ヒューリー!囲まれているぞ!」{分かッテいル…メテオバースト!!}


ボフ、ボフ、ボフ、

ビヒューン、ビヒューン、ビヒューン


ヒューリーが、一気に飛び上がり、メテオバーストを発動する。

だが、倒しても倒しても、波のように次から次へと、尖玩(カクガン)が襲いかかってくるため最早切りがない。

「ちっ…もう新手が来やがった!ヒューリー!まだまだ行けるか!」と(コウヤ)が、ヒューリーに、問いかけた。

{オ…オウ}と、言いながらヒューリーは、戦闘の構えを取った。

次の瞬間、{マズい…全方向からノ総攻撃ダ!回避ノ構えヲ取レ!}と、ミノリが、叫んだ。

「やれ!」謎の人間?の、合図で一斉に総攻撃を始めた。

敵に全方位囲まれていたため、逃げ道がなく、防御姿勢を取っても、こちら側が戦闘不能になる可能性が高かったが、少しでもダメージを抑えようと、ヒューリーと、ミノリは、防御姿勢を取った。

攻撃が、ヒューリーと、ミノリに、直撃すると、


ドカーン!


と、大きな音を立てて、茶色い煙が、ヒューリーとミノリを、包み込んだ。

{グァァァァァァ!}{ァァァァァァァァァ!}と、煙の中から叫び声が聞こえる。

そして


シュルルルルルルルル…ウィーン


という効果音がこの地下牢獄に、響いた。

尖玩(カクガン)が、ディスクに戻る時の音だ。

「アーハッハッハッハー…もう終わりーあっけなさすぎーー」と、謎の人間?は、ケラケラと笑いだした…が「もうお仲間もいないんでしょーだったらさっさと諦め…て…!?」{勝手ニ…ハァ…ハァ…我らノ戦いヲ…ハァ…ハァ…終わラサれテ…ハァ…たマルかー!!}その瞬間煙が晴れた。

ミノリは、ディスクに戻っていたが、ヒューリーは、まだまだやれると、戦闘態勢に入っていた。

「!?…そんなバカな、あれで確実に致命傷だったはずだ!」謎の人間?は、狼狽していた。

あれだけの攻撃を受けて、立っていられたことが相当驚いているんだろう。

「ヒューリー!!大丈夫か!!」と、俺が呼びかけると{ハァ…問題ナイ…ハァ…}と返事が返ってきた。

「だったら俺たちも…反撃開始だ!」{オウ…我ら尖玩(カクガン)ノ底力…侮ルナよ!!}と、(コウヤ)とヒューリーが、叫んだ瞬間、赤い光が、柱のように立ち上った。

「な…なんだ!?」{あノ光ノ柱ガ、我を呼んデいル!!}と、ヒューリーが、言った瞬間、


シュルルルルルルル…ウィーン


という効果音が響き、ヒューリーが、ディスクに戻ってしまった。

「な…何してんだよ!?」{コウヤ!!あノ光の柱ニ向かッテ、もウ一度我ヲ尖玩発射(ブロー)シろ!!}「え…なんで急に?」{いイかラ早ク!!}「でも何が起こるか分からないよ!」{我ヲ信ジろ…恐れルものハ何モナイ!!}ヒューリーが、そう、強く言うので、「なんだかよくわからないけど…分かった」と言って、ヒューリーを、尖玩発射(ブロー)する構えを取る。

尖玩(カクガン)発射(ブロー)」と、(コウヤ)が叫び、ヒューリーを、光の柱に向かって尖玩発射(ブロー)した。

そしたら、光の柱を中心に、炎の渦のようなものが巻き起こり、ディスクとなった、ヒューリーが、飲み込まれてしまった。

「ヒューリー!!!」(コウヤ)は必死に叫んだ。

火族(イグニス)進化(エボリューション)}と、叫ぶ、ヒューリーの、声が聞こえて、気づいたら、炎の渦と、光の柱は消えていた。

そして中から出てきたのは、ヒューリーとは、少し違う、3.5メートルぐらいのドラゴンが現れた。

その見た目は、ヒューリーの、面影を残しているが、翼が一回りほど大きくなり、あまり目立たなかった、全身のウロコが浮き出始めている。

「どういうことだ…何が起こった?」謎の人間?は、あまりの現象に驚きを隠せていない。

「お前は…ヒューリー…なのか?」{あァ…正真正銘、コウヤの、相棒ノ、ドラゴヒューリーだ!…イヤ、違うナ。我が名ハ、ハイパー、ドラゴヒューリー!我が力ノ封印ヲ解き放ッタ姿でアル}「力の封印を解き放った…だと!?」「ということは…前よりも強くなってるってこと?」{ウム…一時的デはあるが…コウヤの、想いニ、呼応し、覚醒進化すルことガできル}「な!?…未だそんな可能性を秘めているとは…これだから、尖玩(カクガン)は…危険かつ…面白い」などと謎の人間?が、そんなことを言いながら笑いだした。

「僕たちも反撃に出るぞハイパー、ヒューリー!!」{オウ…ウォォォォ!!!}それから、(コウヤ)たちの反撃(?)が始まった。

今回のお話はいかがでしたか?

もしよかったら、このページ下部の、「感想を書く」から

コメントしてくれると、嬉しいです。

次回は、第21話〜一方的な蹂躙と新たなる仲間〜を投稿予定です。

多分次回で第1章〜全ての始まり〜最終回になると思います。

それでは、次回もお楽しみに!

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