表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
尖玩[KAKUGAN]ファイターブローラーズ  作者: KOUYA
第1章〜全ての始まり〜
21/47

第19話〜それぞれの一戦〜

今回はアキラ視点で物語が進行します。

それでは第19話〜それぞれの一戦〜お楽しみください

アキラ視点


コウヤと別れて、大体20分ほど、(アキラ)たちの戦いは、接戦が続いていた。

「ラース!フラッシュスピン!」「カレンザ!ファイヤースピン!」{ウォォォォ!}{ハァァァァ!}


ブルルルルル…ビヒューン


「ウォータースピン!」{ガァァァァァァァ!}


ブルルルルル…ビヒューン


また、能力(スキル)同士のぶつかり合いで、煙が立ち上る。

そんな一進一退の接戦の、終わりは突然だった。突如地面から、青い光の柱が現れたのだ。

「キタキタキタキター!!」突然相手の男は叫び出した。

「なんだあれは!?」「一体…どうなっているの!?」(アキラ)とホノカは、何が何だか分からず、狼狽していた。

その光の柱は、相手の尖玩(カクガン)を包み込む。

光の柱から、出てきた、直後から様子が変わり、凶暴性と、攻撃力が跳ね上がった。

その瞬間から、(アキラ)たちは劣勢に追い込まれた。

「ちょっとやばいかもな…」あいつ(コウヤ)には、かっこよく「行ってこい!!」なんて言ったは、いいものの(アキラ)たちも、劣勢に追い込まれて行くこの状況に、(アキラ)は自分に苛立ち、悔しさを覚えた。

「ほらほらーどうしたのーさっきよりも集中力落ちてるんじゃなーい」という相手の挑発に対して、「こちとらまだまだ準備運動だっての!」と、(アキラ)も返す。

「でもでもー尖玩(カクガン)たちも、だーいぶ疲れてれてきてるみたいよー」「ちっ…ラースまだまだやれるな!サンシャイントルネード!」相手からの挑発に舌打ちを打ちながらも、(アキラ)はラースに指示を出す。

{オウ…ウォォォォ!!}


ヒューー…ゴォォォォォ!!!


ラースが、口に光のエネルギーを貯めて、それを一気にぶっ放して、辺り一面に煙が舞った。

「やった…のか」(アキラ)がそうつぶやいたと同時に煙が晴れていくが、相手の尖玩(カクガン)は、平然とした感じでまだまだ余裕があるようだ。

(アキラ)は絶望しかけた。

今のサンシャイントルネードで、決着がつくと思っていたからだ。

そんな(アキラ)に、一つの声がかかった。

「しっかりしてよ!アキラ君!カレンザ!グレアインフェルノ!!」{ぶっカマスよ…ハァァァァ!!}


ズババババババババババ!!!


「あ…」そんな間抜けな声が、(アキラ)の口から出た。

「コウヤ君だって今、一生懸命頑張ってるんだから!アキラ君だって諦めないで!私だってついてるし、なんたって君には!頼れる相棒がいるじゃない」その声を聞いて、考えが変わった。

隣でホノカも、頑張っているんだ。

コウヤの、一人の親友として、(アキラ)がここで止めないで、誰が止めるというのだ。

その思いを胸に、(アキラ)とラースも、態勢を立て直した。

その瞬間、奥の方で、先ほどの青い光の柱に似たような、赤い光の柱が、突如現れて、(アキラ)は身構えた。

今回のお話はいかがでしたか?

もしよかったら、このページ下部の、「感想を書く」から

コメントしてくれると、嬉しいです。

次回は、第20話〜劣勢と覚醒そして反撃〜を投稿予定です。

それでは、次回もお楽しみに!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ