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尖玩[KAKUGAN]ファイターブローラーズ  作者: KOUYA
第1章〜全ての始まり〜
17/47

第15話〜親友〜

今回は第15話〜親友〜です。

今回も、前半と後半で、物語の視点が違います。

前半が主人公コウヤ視点、後半がアキラ視点で物語が進行します。

ちょっと読みにくいかと思いますが、読者の皆さんには、頑張って読んでほしいです。

それでは、第15話〜親友〜お楽しみください。

主人公(コウヤ)視点


(コウヤ)は走り続けた。

相棒尖玩(ヒューリー)を使って、飛ぶという選択肢もあったが、あいつには、尖玩戦闘(バトル)に集中して欲しかったから、ディスク状態のまま、俺が走って移動している。

だが、決戦の場は、おそらく、ヤマト最西端の絶海の孤島「マール島」になるだろう。

海を渡る時は、さすがの(コウヤ)も泳げないので、ヒューリーに、頼ることになると思う。

だがそろそろ夕刻だ。じいちゃんが、気づいて、(コウヤ)を止めようとするに違いない。

そう考えた(コウヤ)は、さっきよりもスピードを上げて全速力で走ったが、案の定じいちゃんは、気づいていたようで、アキラが、ラースに乗って、こちらに向かってくる。

「おーい!!コウヤー!」とアキラが、ラースの上で叫んだ。(コウヤ)はラースから、全力で逃げようとしたが、もちろん人間が尖玩(カクガン)の速さに、勝てるわけもなく、ラースはあっという間に、(コウヤ)を追い抜いて、立ちふさがった。


___________________________



アキラ視点


「よう!」やっと、親友(コウヤ)に追いついた。

だけど、あいつ(コウヤ)は、一呼吸開けて「…ごめんだけど僕は、急な用事で、急いでいるんだ悪いけどここを通してもらえないかな?」と、聞いてきた。

だが(アキラ)の答えは、変わらない。

そのことを、コウヤも、分かっていたようで、「親友のお前には悪いけど、ここはたった今から通行止めだよ!」と(アキラ)は、親友(コウヤ)に向けて宣言した。

「そっかー…通行止め…か…だったら…」と言ってコウヤの、顔が、うつむいたので、(アキラ)は、コウヤに、手を差し伸ばしながら「戻ってこいよカクゲンじいさんもお前のこと心配してたぞ!」と言った。

だが、あいつ(コウヤ)は、「だったら…強制的に通るしかないよ…ね!!」と言ってヒューリーを、尖玩発射(ブロー)した。


フィルルルルル…バイーン


という効果音が聞こえて、{グァァァァァァ!!}と、唸り声をあげながら、ヒューリーが、戦闘形態(バトルモード)になる。

その瞬間(アキラ)もラースも、身構えたが、コウヤは、ヒューリーに、意外な指示を出した。

「ヒューリー!あの夕日に向かって飛べ!」{了解ダ…コウヤ!}

なんと、コウヤが、ヒューリーの、背中に乗り、大空へ飛び立ったのである。

「!…そうか…その手があったか!」

そして、コウヤと、ヒューリーは、夕日に向かって飛び去ったのだった。

そして(アキラ)も再びラースの背に乗って、その後を追うように、夕日に向かって駆け出した。

{…結局ソウなっテしまッタか…}だが、その姿を、1体の尖玩(カクガン)に、見られていたことに、(アキラ)たちは気づきもしなかった。

今回のお話はいかがでしたか?

もしよかったら、このページ下部の、「感想を書く」から

コメントしてくれると、嬉しいです。

次回は、第16話〜上陸と、捜索〜を投稿予定です。

それでは、次回もお楽しみに!

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