第12話〜バトルロイヤル(後編)~
今回は、第12話〜バトルロイヤル(後編)〜です。
お楽しみください。
「よくもやってくれたな!今度はこっちから行くぞ!」{サンダークロー}
バリバリバリバリ!!
ラースは、爪に雷をまとわせ着地したばかりのヒューリーめがけて、飛びかかった。
{グォ!}先ほどの攻撃が当たり油断していたのかヒューリーは、その攻撃で、ラースにより、動きを封じられてしまう。
「今よ!カレンザ!」{グレア…インフェルノ!!}
ズババババババババ!!!
カレンザが、両手を合わせてその中から炎のようなものが現れ、光線状となって、当たり一面に、放たれたのである。
「!まずいヒューリー!!飛べ!!!」{オ…オウ!}さすがにまずいと判断した僕は、ヒューリーに、飛べと、指示を出す。
そして間一髪でヒューリーは、同じぐらいの大きさのラースを持ち上げ、上空に飛び上がった。
「よし!!まずはラースを振り落とすぞ!!ヒューリー!!ファイヤースピン!!」{オウ!!}
ブルルルルル…
ドカーーン
「「「!!!」」」{グフ…}なんとラースを、振り落とすために空の上でファイヤースピンを発動した。
これには、先生や他の生徒に、アキラや、ホノカも、びっくりの強引戦法なのだが、その強引戦法をヒューリーは、見事やってのけて、ラースは見事に地面にめり込むような形で、叩きつけられた。
「よっしゃー!!そのままとどめだメテオバースト!」{オウ!!}
ボフ、ボフ、ボフ、
ビヒューン、ビヒューン、ビヒューン
上空に飛び上がった状態のままヒューリーが、固有能力メテオバーストを放った。
{グァァァァ!}{キャァァァ!}
地面にめり込んだラースはもちろん、そのことであっけにとられていたホノカも、反応が遅れて、指示が出せずに、ラースとカレンザは、
シュルルルルル…ウィーン
という効果音を立ててディスクに戻ってしまった。
それが、戦闘終了の合図となった。
そしてこれが、僕が、初めて尖玩バトルに勝利した記念すべき瞬間だった。
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次回は、第13話〜不穏な予感〜を投稿予定です。
それでは、次回もお楽しみに!




