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尖玩[KAKUGAN]ファイターブローラーズ  作者: KOUYA
第1章〜全ての始まり〜
13/47

第11話〜バトルロイヤル(前編)〜

今回は、第11話〜バトルロイヤル(前編)〜です。

それではお楽しみください。

「おはよう!!」尖玩(カクガン)ギルドで正式に、(コウヤ)が、使役者(ブローラー)になった翌日、今日は、午前中から尖玩技術(カクガンぎじゅつ)の授業である。

「なんで!昨日!尖玩(カクガン)バトルしてくれなかったんだよ!!」登校してきて教室に入ると、開口一番にアキラが、言ってきた。

「ごめん…ちょっと訳あって、じいちゃんと、尖玩(カクガン)ギルドに、行ってきた。」そういえば、昨日そんな話を、アキラとした、覚えがあった(コウヤ)は、即座に謝った。

「そういうことは、もっと早く言ってくれよな!」そう言ってアキラも、許してくれた。

そしていつものように、アキラと、ホノカと、他愛もない話で盛り上がっていると、尖玩技術(カクガンぎじゅつ)の、先生がやってきて、「今日は、3人1組でバトルロイヤルをするぞ!みんな野外訓練場に、集合だ!!」と先生が言った。

「これはチャンスだぞコウヤ!あの時できなかったバトルを、今やるぞ!」と、アキラはどうも、やる気のようだ。

というわけで、(コウヤ)たちは全員、野外訓練場に向かった。


〜野外訓練場〜


「それでは、これより、三人1組に分かれてもらう!基本的に、分かれ方は自由とするが、決まらなかった場合は、先生が、決める。」「コウヤ!!俺とバトルだ!」先生からの説明が終わると真っ先に、アキラが、(コウヤ)に、高々と宣言してきた。

「私も、コウヤ君とやりたい」と続いて、ホノカも挙手してきたので、(コウヤ)は、アキラと、ホノカと、尖玩(カクガン)バトルを、することになった。

「では、3人とも準備はいいな!」と先生が、掛け声を言う。

それに対し(コウヤ)たちも「「「はい、できています。」」」と答えた。

「それでは、コウヤVSアキラVSホノカの、尖玩(カクガン)バトルを始める!!両者かまえろ!!」と、先生がそう言った。

「行くぜ!!コウヤ」「いいだろう。来い!!アキラ!ホノカ!」「私だって負けないんだから!」と、(コウヤ)たち3人もそれぞれを、にらみ合いながら叫んだ。

「「「尖玩発射(カクガンブロー)」」」


フィルルルルル…バイーン


{{グァァァァァァ!!}}{ハァァァァ!}ヒューリーと、ラースは、似たような唸り声をあげながら、戦闘形態(バトルモード)になった。

一方ホノカの、カレンザは、猿人というだけあって、どんな毛むくじゃらかと思いきや、赤と黄色の道着を着たどこぞの戦闘民族みたいな容姿だった。

「それでは始めろ!!」という先生の合図で、尖玩(カクガン)バトルの火蓋は切り落とされた。

「先手必勝だ!ヒューリー!カレンザに、ファイヤースピン」{オウ…ウォォォォ}


ブルルルルル…ビヒューン


ヒューリーは、(コウヤ)の、指示を受けて、炎をまといながらカレンザに、突撃して行った。

とそこに横槍が入った。

「ラース!!やらせるなフラッシュスピン!!」{ガァァァァァ}


ブルルルルル…ビヒューン


ラースが、神々しいオーラをまといながら、ヒューリーに、飛びかかったのである。

そのまま襲われたヒューリーは、前かがみになったまま倒れ込んでしまう。

「ヒューリー!大丈夫か!?」(コウヤ)がヒューリーに、声をかけると、{問題ナイ!!}という返事が返ってきた。

「カレンザ、ファイヤースピンよ!!」{分かッタわ…ハァァァァ!!}


ブルルルルル…ビヒューン


そう言って、カレンザは、ラースに向かって突撃して行った。

だが「ラース躱せ!!」という指示であっさりと、カレンザの、ファイヤースピンは、躱されてしまい、その勢いのまま壁に激突した。


ドカーン


「大丈夫?」{イテテテテ…大丈夫よ!コノ程度、バトルしテルうチニ治ルわ!}と、顔が真っ赤っかになった、カレンザが言う。

人間なら、とんでもない大怪我でも、尖玩(カクガン)にとってはにとっては、かすり傷のようだ。

「だが、この状態でこれを躱せるかな!ヒューリー!メテオバースト!!」「了解ダ…コウヤ!ウォォォォ!!」


ボフ、ボフ、ボフ、

ビヒューン、ビヒューン、ビヒューン


一気に上空に飛び上がり、無数に広がる、流星群のような弾幕が空から、ラースとカレンザめがけて降り注ぐ。

{キャァァァ!!}{グァァァァァァ!}

これはさすがに、ラースも、カレンザも、

躱しきれずに、ダメージを受けてしまう。

「へへーん!どうだ?参ったか!!」

「やってくれたな!コウヤ!まさかこんな固有能力(ユニークスキル)を、持つ尖玩(カクガン)相棒(パートナー)にしていたなんて!だが…俺だって」「私だって」「「負けてないよ」」「ラース!」「カレンザ!」と、2人が叫ぶとラースと、カレンザは、{ウム、いかニモまだマダやれるぞ!アキラ!!}{そノ通り。アタシたちハまダ負ケちゃイナイよ!!}と言いながら起き上がってきた。

「そう来なくっちゃな!こっちもやりがいがないぜ!!ヒューリー!気を抜くな!」{分かっテいル}「ラース!俺たちの本気見せてやろうぜ!」{オウ…ウォォォォ!!}「カレンザ!私たちの全力ぶつけるよ!」{ソウね…ハァァァァ!!}

今回のお話はいかがでしたか?

もしよかったら、このページ下部の、「感想を書く」から

コメントしてくれると、嬉しいです。

次回は、第12話〜バトルロイヤル(後編)〜を、投稿予定です。

それでは、次回もお楽しみに!

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