表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/21

1 知らんがな

 仕事でお付き合いのある事務所さんがあります。

 そこを仮にA事務所とします。代表はAさんです。

 ある日、そのA事務所に所属するBさんから作者(きちのん)にメールが送信されてきました。


 内容はと言うと、『興味深い案件があります。是非、御社で取り扱って欲しいです』的な情報提供でした。

 せっかく情報を提供してくれたので、有り難く活用させて頂きましょうとなった頃、Aさんから連絡が来ました。何やらご立腹です。


 詳しく聞いてみると、BさんがAさんに内緒で作者の会社に情報を提供していたとの事でした。

 その情報は企業秘密でA事務所に損害を与えるという事では無いのですが、Bさんが勝手に動いた事でAさんの顔に泥を塗った事になりました。

 もしかしたらBさんは功を焦ったのかも知れません。


 ご立腹のAさんは、Bさんを問い詰める為に証拠を集めるとおっしゃいます。

 それで作者にもBさんとやり取りしたメールを転送してくれと言うじゃないですか。

 正直それはどうなの? とは思ったけど、Bさんがやらかしたので仕方ないなと思い、Aさんに情報を提供しました。

 そんなやり取りが何度か続き、直電もあったりで、正直業務外の事なので連絡を後回しにしたりしていたのですよ。

 申し訳ないけど自分の本業の方が大事ですからね。


 そんなある日、Aさんから届いたメールには『きちのんさんのメールには作為的な物を感じます云々』的な事が書いてありました。

 早い話、作者とBさんが共謀してるんじゃないかと疑われたみたいです。

 勿論そんな事はしていません。

 俗に言う、疑心暗鬼ってやつですね。


 もう面倒なので上司に相談したら、業務の範疇はんちゅうを超えているから次からは頼まれても断れと仰せつかりまして。

 もっと早い内に相談するべきでしたね。

 冷静に考えてみると、そもそもが何故そちらの内輪揉めにこっちが巻き込まれなくてはいけないのだろう。

 そして疑われたこちらは激しくモヤモヤしっぱなしです。

 もうメールソフトを起動するのが嫌になってきました。

 こんな気持ちでは楽しい話が書ける気がしません。

 

 と言うか、そんな内輪揉めの事なんかこっちは知らんがな。

 おかげで投稿ペースが落ちると言うお話でした。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ