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宇宙の外側 空間相対性理論

作者: 高橋パリス

 宇宙の外側の空間について考えました。順を追って説明していきます。


 本題に入る前に空間の大きさのものさしをつくっておきましょう。

 まず東京ドームの大きさのものをレベル1の大きさとします。レベル2の大きさは日本がすっぽり入る大きさにしましょう。レベル3は地球。レベル4は太陽系、レベル5は銀河系、レベル6は宇宙にしましょう。

 レベル7は何だということになります。そうです、それが宇宙の外側の空間です。そこで、ちょうど地球の外側が宇宙であるように宇宙の外側にも空間があってそれをレベル7の第二宇宙と呼ぶことにしましょう。そしてその外側にはレベル8の第三宇宙があります。あとは同じように続くとします。

 レベル100の世界などは想像を絶する大きさです。とりあえずその世界の人たちにとっては私たちの存在は確認できないほど小さいのです。


 同じように今度は小さな世界を考えてみましょう。

 レベル0を人の大きさとして、レベルマイナス1を微生物、マイナス2を原子とでもしておきましょう。さらに小さいレベルマイナス3、マイナス4、・・・と続きます。とにかくとてもとても小さな世界になっていきます。


 私たちが確認できる範囲はせいぜいレベルマイナス3からレベル6程度です。ですから今の私たちにはレベル7の第二宇宙は認識できないのです。認識はできないけど存在はするのです。


 このように考えると私たちの宇宙はとても不安定であるといえます。なぜなら上位の宇宙の気まぐれによって一瞬で消滅してしまうことがありえるからです。例えば、あなたが部屋で殺虫剤を噴射するとそのエリアの虫たちは死に絶えます。虫たちにしてみたら何が起こったのか分からないまま死に至るわけです。ですから上位の空間にある何かが我々の住む宇宙を何らかの理由でぶっつぶしてしまうことも十分ありうるのです。レベル100の人類が「あっごめん」という感じであなたも私もこの世界もふっとんでしまうのです。


 いかがでしたでしょうか。私たちの住んでいる世界の空間のスケールというものは、実は数直線上のある1点にすぎなかったのです。空間のスケールというものは無限に存在し、どこまでも大きな空間のというものが存在するのです。


 この考えを空間相対論と呼ぶことにします。いつの日か証明されることでしょう。

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