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あとがき
この子の闘病記を書くことがはたしてよいものかどうか正直迷いました。
今現在も病気と闘っているとか、ついに施しようがない状態になったとかであればまだしも、ほとんど完治した事を書くことは、自分たちだけのラッキーを見せびらかす事にしかならないのではないかと考えたからです。
しかしこれほどの状態からでも、回復したという実例を示す事は決してそのような形に受けとめられないであろうという結論に達しました。
この本を書くことにより、全国の同じ症状の子供さんをもつご両親のかたたちに、自信と希望がもてていただければこれほどの感激はありません。
ちょうど「はるかちゃん」がわたしたちにそうしてくれたように・・・・




