1話
頑張って描くので面白くても面白くなくても感想お願いします
ここマグメル城の会議室は、異様な空気に包まれていた。
「もう一度言ってみろ、ルシファー」
そう言うのは、赤髪を逆立てた筋肉質な男、サタンだ。
「何度だって言ってあげるよ。ボクは人間界に行って冒険者になる。何か問題あるかい?」
ルシファーは腰まで届く長い銀髪を払い小さい胸を張りながら言う。
「大有りだバカが、我ら7人で支配していた魔界の地はどうするつもりだ。これから6人でやれとでも言うつもりか?」
「あっ、ごめん言ってなかったけど人間界行くの私だけじゃないから。ね、レヴィアタン。」
ルシファーは左にいる肩まで伸ばした青髪の胸の大きなおっとりとした雰囲気の女に話しかける。
「ここで私に振るんですかぁ?行きますよぉ人間界、ルシルシだけだなんてずるいですよぉ、嫉妬しちゃいますぅ」
「ボクはそのバカみたいに大きな胸に嫉妬しそうだけどねっ」
「うふふ〜、欲しいならあげましょうかぁ?」
「いならいよ!」
「うるさいなー、せっかく寝れそうだったんだから静かにしてよー」
緑髪を好き勝手に伸ばした幼女、ベルフェゴールが言う。
「何会議中に寝ようとしているんだ貴様は」
黒髪の目つきの鋭い細身の男、マモンが注意した。
「いいじゃねぇーかマモンの旦那、寝る子は育つってよく言うだろ。ベルフェゴールちゃんにも早く育ってもらたいもんだ」
色目を使いながら言うのは、黄髪の美形の男アスモデウス。
「ねぇねぇルシファー、人間界って美味しいものある?」
ベルフェゴールと同じくらいの見た目の紫髪を2つに分けたベルゼブブが聞く。
「あるよーここより美味しいものがたっくさん、一緒に行く?」
「うん!行く!ベルフェゴールも一緒に行くでしょ?」
「えー私もー?メンドくさいなー。行くけど」
「やったー!」
「よし!じゃあメンバーはボクとレヴィアタンとベルゼブブにベルフェゴールでいいね?」
「いいわよぉ」
「うん!」
「いいよー」
3人の返事が返ってきたところでサタンが怒鳴るが、
「良くないぞバカどもお前達が人間界にだたりなどしたら「それじゃあ行ってきまーす」魔界の力バランスが崩れ各地で反乱が…」
サタンが言い終わる前に彼女達は移転魔法で人間界に移っていた
「あのバカどもがぁぁぁぁ‼︎」
サタンの叫びは残念ながら届かなかった
「サタンよ、我々が会議などやること事態間違っていたのだ。この曲者どもがまともに話し合いなどできるわけがない」
「そうだぜサタンの旦那、旦那は最初の方はいい感じの雰囲気出せてたんだし、次頑張ろうぜ」
「ああ、とりあえずはこの3人でどうやって魔界をまとめるか考えるとしよう」
ショウセツッテムズカシイ