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あるネットゲームで少女と出会った話  作者: 雲隠れ
2章 神は死に賜うた
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逃走と闘争

結論からいうと、その熊が勇者パーティ内の一人だった魔法使いだった。

黒騎士ブラックナイトとの戦いで大きな傷をおい、逃走したもののその禍々しいダメージは通常の傷よりも深いダメージを体と魂に与えていた。

その傷はそのまま放置しているだけで夜を迎えればその命を削って行く。


その最悪の事態を避けるために、勇者は夜にはその姿を動物に変化させて呪いの進行を食い止めている。

この特殊な呪法を毎日の様に行うためには自身の魔力と波長の合う土地でなければならない。

その為に、この雪山の小屋に篭っているといことだ。


彼以外の勇者の仲間の安否はわからない。

しかし、彼をここまで運んでくれた誰かがいる以上、最低でも一人は別の勇者も生存しているのだろう。

彼から聞く様々な話からするに、女神を幽閉しているのは別の悪なる神であり、その先兵となって魔物を率いているのが彼らを襲ったあの強力な黒騎士だという。


そして、彼自身はここから身動きを取ることができないが、ここにいる間に黒騎士に対しての対策を考えていた。

黒騎士のあの強力な防御には何らかの秘密があると睨んだ勇者は昼間の活動時間内に古代の文献にあたり、

一つの古代の魔法を突き止めた。

その強力な魔道障壁で遠距離の攻撃を無効にしているものの、その力はダンジョンの外に持ち出すことはできない。

なぜなら強力な力を得る代わりに陽の光のあるところに赴くことができない誓約がかかるのだ。

そして黒騎士のその障壁をダンジョンで破るには太陽の力を特殊な矢に込めて、熟練の弓使いが放てばいい。


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勇者の話で、今後の対策を練ることができた。

勇者は情報の提供の代わりに、他の仲間達の安否を探ってほしいという依頼をしてきた。

彼の立場を考えれば当然の願いであるし、あくまでついでということでよければと彼の依頼を引き受けた。


これからクエストを進めて行く上で、太陽の力を持った矢を作成する必要があるがそれよりなにより

うちのギルドには熟練の弓使いなどいない。

一旦はギルドメンバー達と相談し、だれかの知り合いを紹介してもらうことにしよう。

カレーと、ムラマサさん、友人との相談の結果、雪山を離れて一旦は始まりの村へ戻ることとした。



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星球大賞2
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