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あるネットゲームで少女と出会った話  作者: 雲隠れ
2章 神は死に賜うた
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はじめてのペット

最近ではメインクエストや、各種ギルドメンバーの手伝い等ではじまりの村から街等に等ですることも増えてきた。

そして道案内するときも現地まで一緒に走っていってするしかないことに不便を感じて馬を買うことにした。



馬にも何種類かあり、とにかく早いが一人しか乗れない馬と、他の人を載せることができるが前者の馬より遅い馬。

期間限定のユニコーン等だ。自分の用途的には後者の複数人が乗れる馬がベストだと思い、そちらを購入した。

このペットはいつでも呼び出せるが、1日のうちで召喚時間が決まっており所定の時間以上使うことはできない。

中にはその時間が足りずに馬を何頭も持っているプレイヤーもいるとのことだが、僕には関係がない。


後者の馬を購入して、初めて呼び出す時にその馬に名前をつけるように求められた。

その際に前のゲームで仲間だった人の名前をつけた。特に考えてのことではなかったが愛着が持てるかと思ってのことだ。


ペットを召喚し、馬での移動を開始すると思った以上に快適だった。

歩行の何倍もの速さで移動ができ、命令すれば簡単な戦闘までこなしてくれる相棒の誕生だ。

そしてホクホクしてギルドの寄り合い場に行くと、友人もペットを購入していた。

初めてのペットはやはり利便性を考えて、馬を買う人がほとんどだが友人は豚を買っていた。なんでや。


話を聞くとヒーラーに必要な各種薬剤の調合に使うハーブをこの豚から採取することができるらしい。

その名もハーブ豚。なんかそのまま丸焼きにしたら凄い美味しそうな品種だ。


団長はユニコーンと、鳥のペットを持っており鳥は使い魔(という設定)だそうだ。

スパイスさんは足の速いサラブレット、仮面さんは複数人が乗れる僕と同じ馬とハーブ牛。

課金のアイテムだけにそれぞれの趣向がでていて、なかなか面白い。


この後僕は余った課金ポイントで戦闘特化のサポートキャラとして子熊のペットも購入した。

鍛えればその辺の熊くらいには強くなるとのことなので頑張って育てよう。

ペットにもレベルがあり、若いうちに育てると強くなるが歳を取ってから鍛えても

スキルは上がるが基本ステータスはほとんど上がらないらしい。

そんなところを現実的にしてくれなくてもいいのにね。








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星球大賞2
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