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転生した世界のため、チートな亜人嫁たちと悪神倒します  作者: 雪ノ町 リョウ
第六章 青年期前半 幸せ編2 〜あいさつと初夜〜
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ワカメ

石の台座から十分ほど歩くと結界が現れた。



「エルフの里はこの結界の中だよー」


「どうやって入るの?」


「エルフとどこか触れてれば入れるんだー。

だからこうすればいいんだよ」



そう言って、手を繋いでくるリル姉。



「ねぇ、リョウター。

恋人繋ぎってどうするの?」


「こうだよ」



俺は指を彼女の指に絡めた。

そして俺たちは結界の中に入り、歩き出した。



「フィアが『リョウちゃんと恋人繋ぎすると

なんか幸せって感じがするんだよ』って

言ってたけど、本当だねー」


「今のフィアちゃんの真似?」


「そ。似てるでしょー?」


「うん。似てる」


「フィアって可愛いよねー。

私がフィアの旦那さんだったら

毎晩フィアが気絶するまで抱くなー。

リョウタはフィアとどういう風なのしたい?」


「可愛い服を着せて、いちゃいちゃしながらしたい」


「じゃあ、私とは?」


「めちゃくちゃ甘えながらしたい」


「にひひ、リョウタは言うことも可愛いねー。

いっぱい甘えさせてあげるかんね。」


「う、うん。」



それから歩くこと十分、

やっと人気のある場所にたどり着いた。

それから少し進むと木造住宅が見えてきた。



「リルちゃん家ってどこ?」


「もう少し先だね。」



さっきからエルフを見かける。

やっぱり美形だな。

髪色は、金、銀、茶色とかありふれた色でカラフルな色は0だった。



住宅が多くなってきた頃、

銀髪オッドアイの男エルフが話しかけてきた。

髪が海藻っぽい。

てかあいつに似てないか?

金髪に肉塊にされたワカメ頭に。



「よぉ、ティリルじゃないか。」


「ルシル」



声まで似てる。

もう呼び方ワカメでいんじゃね?



「やっぱりお前はいい体だな。

これから毎晩、いい声あげさせてやるよ」



ワカメはリル姉に手を伸ばしてきたが、その手は宙を舞った。

彼女が俺の後ろに移動したから。



「誰だよ、お前?」


「私の番だよ」


「は? ティリル、お前は俺の女だぞ。

お前は一生俺の性奴隷なんだよ!」


「お前、クズだな」


「誇り高きエルフの俺がクズだと?

人族如きが調子に乗るな!」



ワカメは俺にボーリングの球の大きさの風の砲丸を放った。

結界を張れば防げるがわざとに食らった。

リル姉には少し離れてもらったので

俺だけが吹き飛んだ。



「馬鹿が。」



リルちゃんが駆け寄ってきた。



「リョウタ、大丈夫?」


「大丈夫だよ。」


「ルシル!私のリョウタを傷つけないで!」


「お前、俺に命令すんのか?」


「そうだよ!

私、君のこと大っ嫌いなんだよ。

顔も声も性格も魔力の匂いも全部嫌!

だから私の目の前から消えて!」


「うるさい!お前は俺に抱かれて、

快楽に溺れてればいいんだよ!」


「何言っても私は君のとこには行かないよ。

私はリョウタを愛してるから。」


「この弱っちい人族のどこがいいんだよ?」


「優しいとこだよ。

リョウタには私以外にも奥さんがいるんだ。

本当は同い年の幼馴染と獣族の子の二人が

大好きなのに

振るのは可哀想って私も奥さんにしてくれたんだ」


「最低じゃないか!」


「そうだね。二度も幼馴染を泣かしたしね。

でもね、女の子を性欲の捌け口としか思ってない

君とは違う。

リョウタはちゃんと私たちのことを考えてくれる。

自分を好きになってくれたから

みんな幸せにしないといけないって

みんな奥さんにしたんだ。

きっと同い年の二人を奥さんにしたかったはずなのに。」


「いつかその人族、

その二人しか抱かなくなるぞ。」


「そうなるかもしれないね。

でもそれでもいい、一緒にいられるだけで幸せだから。」


「チッ!」



ワカメは舌打ちして踵を返して走っていった。



「リョウタ、ごめんね。」


「リルちゃんは悪くないよ」


「リョウタ」


「じゃあ、行こっか?」


「うん」




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