事後 その二
目が覚めた。
俺は黒髪美少女ーークロネを抱きしめて寝ていた。
彼女は幸せそうに眠っている。可愛い。
俺は抱きしめるのをやめた。
胸に当たっていたたわわを触りたいから。
俺はそのたわわに手を伸ばした。柔らかい。
「んぅ。リョウタ?
クスッ、また触ってる。
ほんと、リョウタは胸が好きなんだから」
クロネは笑って言った。
「ご、ごめん」
俺は手を引っ込めた。
「気がすむまで触っていい。
私はあなたの妻なんだから」
「えっと、したくなりそうだから、やめとく」
「そう」
「またにゃんにゃんしてくれる?」
「にゃ……ってなに?」
「えっちのことだよ」
俺がそう言うと、クロネは顔を真っ赤に染めた。
「そ、そう。
家の中でなら構わない」
「ありがとう、クロネちゃん」
「クロネって呼ばないの?」
「えっと、にゃんにゃんするときは呼ぶよ」
「そう」
「クロネちゃん、シャワー浴びておいで」
「うん。行ってくる」
そう言って、クロネは昨日の白いのを着て、部屋を出ようとして、こっちに振り向いた。
彼女は顔を赤らめ、もじもじしている。可愛い。
「クロネちゃん、どうしたの?」
「そ、その、き、キスしてほしいの」
クロネは恥ずかしそうに言った。
「いいよ」
俺はそう言って、立ち、クロネに近寄った。
そして、彼女を抱きしめ、口づけした。
俺は唇を離すだけして、彼女を抱きしめた。
「好きだよ、クロネ」
「私もあなたが好きだから」
クロネは微笑んで言った。
ーー
俺はシャワーを浴びた後、服を着て、居間に来て、スズネさんが用意してくれた朝食を食べている。
「リョウタくん」
「はい?」
「うちの娘はどうだった?」
な!? なに言ってんだ、この人は!?
「すいません。それはどういうーー」
「抱いた感想よ」
「お、お母さん!」
クロネが顔を赤らめて、スズネさんに言った。
「よかったのなら、すぐにできるでしょ?」
「そうかもしれないけど」
「それで、どうだったのかしら?」
「えっと、すごくよかったです。
毎日朝昼晩したいくらい」
「そう。じゃあ、安心ね」
スズネさんは微笑んで言った。
ーー
「それじゃあ、行ってくる。
夕方、迎えに来るからね」
俺は彼女の唇から自分のを離して、言った。
「うん。行ってらっしゃい」
彼女は微笑んで言った。
俺は頷いて、その場を後にした。




