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ワイワイ  作者: マルマル
7/8

秋田家で試験

白夜は、秋田家に着いた。

秋田家の使用人らしき人に、募集を行っているか聞いてみた。


「ここで、兵士の募集を行っているのか?」

「ああ。そうだ。中に入って試験を待て。」

「試験?何か行うのか?」

「剣の腕を試す試験だ。

 試験の結果で配置が変わってくるんだ。」


「そうなだ~。」

白夜は屋敷の中に入って行った。

屋敷の中には試験を待っている人が大勢いた。

農家の身なりの人物もいれば、武器の手入れしている強そうな人もいた。

白夜は、空いている場所に座って考えていた。


(試験か~。どうするかな~。実力を出せば確実に雇ってもらえるけど、

 目立ってしまうと後々面倒だしな~、かと言って、

 ワザと簡単に負けてしまったら、雇ってくれない可能性もあるからな~、

 加減が難しい。)


しばらく考えて、

(あ~。もう良い。面倒くさい。その時になって自分がしたいようにしよう。)

白夜は考えをまとめた所で、周りから大きな声が聞こえて来た。


「てめぇ。勝負しろや。」

ガッチリした筋肉の男が、大きな声で女剣士に怒鳴った。

「・・・・・・」

女剣士は、無言のまま相手を無視していた。


怒った男は、自分の剣を抜いて女剣士に向けた。

女剣士は、ちらりと見て

「オマエ、ウルサイ。」

「貴様~。」

女剣士を殺すつもりで、剣を振るったが女剣士が簡単に避けた。

そして、女剣士は男に向かい合った。


「おお!!! 面白ぇ~。喧嘩だぞ!!賭けをしよう」

野次馬が周りに集まって、どちらが勝つか賭けをし出した。

「俺は、筋肉男に、1000ガン。」

「俺も、顔が汚い男に、5000ガン。」

「可愛いねぇちゃんに、3000ガン。」

「足の臭そうな男に、1万ガン。」

「胸の無い女に、2000ガン。」


※1円=1ガンの価値。


(だんだん。賭け方が悪口になっているな。よし。お金は無いけど。)

「絶対、結婚出来なさそう女に、10万ガン。」

大きな声で白夜が言ったので、女剣士の所にも声が届いてしまった。

もの凄い表情で白夜を見たが、白夜は笑顔で、右手の親指を立てた。

女剣士は周りに聞こえない声で、何か呟いていた。


「おめぇ~本当にあるのか?」

賭けを仕切っている男が聞いてきた。

「大丈夫。大丈夫。終わったら渡すよ。」

そう言って、券を貰った。


すると、よそ見をしていた女剣士に、筋肉質の男が攻撃をした。

だが、女剣士は予想していたように、軽やかなスッテプで避けた。

そして、刀を抜かずに、右手で刀の持つ所を握ったまま男の方に迫った。

筋肉質の男は、横に斬りつけた。


「危ない。」

誰かが叫んだが、女剣士はさらに低い姿勢になって、避けた。

そして、刀を抜いて、男の首筋にピタリと止めた。

男は、斬られなかった安堵から、地面に崩れ落ちた。


「おおおおおおおおーーーーーーーーーーー!!!!!」

周りから称賛の声が聞こえた。

「スゲェ~。なんて奴だ。」

「けど、結婚は絶対出来ないけどな。」←白夜の声。

「味方で良かったよ~。」

「けど、意地悪そな顔だけどな。」←白夜の声。( *´艸`)

「一緒に戦いたいぜ。」


女剣士は、刀を鞘に納めるとじっと白夜の方を向いていた。

どうやら、さっきから白夜の声が聞こえてた様だ。

女剣士が近づこうとした時、周りに人が集まって質問攻めを受けた。

「どうやったら、あんな攻撃が出来るんだ?」

「まだ、どこの隊か決まってないんだろ? 俺の隊に来いよ。」

「スリーサイズは?」

・・・色々な質問をされて、女剣士は困った表情になってしまった。


白夜は賭けをしていた男の所に行って、券を渡した。

「ほらな。勝っただろ。」

白夜は、50万ガンを貰って、ホクホク顔になっていた。


「皆の者。秋田様が来られた。静かにしろ。」

さっきまで、お祭り騒ぎだった様子が一転して、皆の顔が真剣な表情に変わった。

秋田が上座に座った。

「進めよ。」

「ハ」

進行係りが、これから試験を行う方法を説明した。


ルールは、1対1の戦いで行い、降参したり、武器が壊れたら終了という事だった。

もちろん、相手を殺しても駄目だ。

進行係りが説明を終えた所で、試験が始まった。


「な~んか。あんまり良い人材いないですね。」

茶色の髪をした細身の男が、秋田に話かけてきた。

「まぁ。そう簡単に良い人材とは見つからないからな。」

「そうですけどね。退屈で~す。」

細身の男は、足を伸ばして、退屈そうに試合を見ていた。


2つの列に分かれて、対面した相手と試合をしていた。

(さぁ~て、どんな奴と戦うのかなぁ。)

向こうの列の顔ぶれを見ていた。


すると、しきりにこちらを見てくる人物がいた。

(なんだ?取りあえず笑顔で答えるか)

白夜は、そちらの方を向いて笑顔で応えた。

こちらを見ていた人物が、さらに、額に皺を寄せて強い眼光で見つめた。

(なんだ?)

白夜は疑問に思っていると、そいつの番になった。


秋田に一礼をして、

「秋田様。対戦したい人物がいるのですが、こちらから指名してもよろしいですか?」

「何を言っている。無礼であろう。」

進行係りが怒った。

「面白そうだから、指名してみよ。」

秋田は笑顔で、応えた。

「ありがとうございます。」


そして、ゆっくりと人さし指で、白夜を指した。

何となく嫌な予感がしていた白夜は、やっぱりなと思いながら立って相手に近づいた。

「オマエ、ワタシヲ、ブジョクシタ。ユルサナイ。」

女剣士が白夜にだけ、聞こえる声で言った。

「何だ聞こえてたの? 気にしている事でも言ったかなぁ?」

笑顔で白夜が言うと、ムッとした表情で刀に手を置いた。


「待て待て。丸腰の相手にムキになるな。」

「オマエ、武器は何が良い?」

進行係りが白夜に質問をしてきた。


「あ、槍が良いです。」

「解った。槍を渡してやれ」

進行係りが部下に命令して、槍を白夜に渡した。


「それでは、試合を始め。」

女剣士は、いきなり、白夜の方向にダッシュし、左手で鞘を持ち、右手で刀の握る部分を握った。

白夜は条件反射で、槍を上から下へ振り下ろしてしまった。

(しまった。また剣の癖がでた。)


女剣士は、刀を振りぬいた。

ドサっと音がした。

「勝った者は、名前を言え。」

女剣士は、驚きの表情で白夜を見ていた。


「名前を言え。」

進行係りがイライラした表情になった。

「アズサ」

白夜の方を見ていた。

「勝者アズサ」

アズサは、じ~と見つめながら元の位置に戻った。


「アズサとかいう者。なかなかの腕前だな。カッペ」

「ええ。」

(それより、負けた奴は偶然か?

 アズサが首に攻撃をする事を読んで、槍を直ぐに手放して、

 片膝を地面に着いてしゃがんでいた。

 しかも、相手の刀を怖がらずに、顔を上に向けて見ていた。

 もし、別の刀を腰に持っていたら勝っていたかもしれないな。

 う~ん。俺の手で試してみたい。)

カッペは腕組みをしながら、考えていた。


「ふぅ~。終わった。終わった。結果はどうかな?」

邪魔にならないように端の方に座った。

すると、白夜の横に居た男が、背中を叩いた。

「痛っ。なんだよ。」

「オマエ、槍使うの苦手だろ。」


(何だ。こいつ。)

「ああ。」

適当に頷いた。

「やっぱりな。俺が槍を教えてやるよ。

 良いか。槍の基本は突く事だ。こうやって、突くんだ。」

30代くらいの髭を生やした男は、親切に白夜に指導した。

(・・・・こいつ。下手だ。)


「オマエもやってみろ。」

槍を渡されて、仕方なく言われた通り、適当に突いた。

「違う。違う。もっと腰を下ろして、早く突くんだ。」

(何だか。指導が熱くなってきたぞ。('Д'))

「ほら、1、2。1、2。1、2。」

男は手拍子で突きのタイミングを教え出した。

(もう~~~~~~~~~面倒だ!!)

白夜は、急に突きを速くした。


「おお!! やれば出来るじゃないか。俺の指導が良かったからだな」

(そんな簡単に上手くなるか~~~~~('ω')ノ バッシと殴ってやりたい。)

「ああ。」

もう面倒になった白夜は、相手の男に合わしてどこかへ、行こうとした。


「所でオマエ名前。何ていうんだ?」

「白」

(!!! 危うく本名を言う所だった。)

「白?」

「白丸だ。」


「白丸って言うんだ~。俺はジョンって言うんだ。

 別の名を親切な男ジョン。」

決まった~と言う表情で、白夜を見た。

「あっそ。」

(親切の押し売りね。非常に迷惑。)


「所でさぁ~。さっきのアズサって人と知り合いなの?」

「いや。」

「嘘だ。さっき色々と話してたじゃん。」

「いや あれは」

「恋人いるのかな?」

「はい?」

「何度も言わすなよ。照れるじゃないか。」

ジョンは、頬を赤くした。


「まさか!!! お前。あいつの事好きなのか?」

頭を照れくさそうにポリポリ掻きながら、ジョンは頷いた。

「えええ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~('Д')」

「バカ。バカ。バカ。声が大きすぎる。」

周りの人がビックリした表情で、こちらを見た。


「あれのどこがいいの?」

「顔も好みだし、強い所も良いし、もう~全部かなぁ。」

「あいつ。性格」

「それでさぁ~」

(私の話を聞け~~~~~~('ω')ノ ビシィ)


「アズサと仲をとりもって欲しいんだ。」

(知るか~~~~~('Д')

 アイツは私が悪口を言った事を根に持っていたから、敢えて私を指名したんだよ。

 知り合いでも何でもないんだ~~)


「いや~ それはチョット。」

「そこを何とか頼むよ。白丸~。一生のお願いだ。」

ジョンはウルウルした目で、訴えかけた。


「明日、死ぬかもしれない状況で出会った。運命の人。

 このまま話も出来ないままで、死んで良いのか? いや良くないだろ?」

(もう付き合いきれん。)

白夜はその場を立ち上がり、立ち去ろうとした。

だが、歩き出す事が出来なかった。


「うんって言ってくれるまで、離さないぞ~~~~」

ジョンは、白夜が歩かないように両足にしがみついた。

「バカ離せ。恥ずかしい。」

「嫌だ。嫌だ。嫌だ。うんっていうまで離さない。」

(お前は子供か)


周りの連中が男同士の絡みを見て、白い目で見ていた。

(恥ずかしい~~~~(><) )

「解った。解ったから足をどけろ。」

「本当?」

「ああ。本当、本当」

「やった~~~」

急に手を放したので、白夜は前に倒れ込んでしまった。


「いや~。君に槍の仕方を指導して良かったよ。

 これも、ギブ・アンド・テイクだな。」

(!!!あんた。さっき、親切のジョンって言ってたじゃん。

 下心があったんかい('ω')ノ ビシィ ビシィ)


(うっとしいから。話題を変えよう。)

「所で、俺が落ちたらアズサに紹介出来ないけど?」

「大丈夫。大丈夫。5人将を決める試験だから。」

「あ・・・そうなんだ。」


「試験が終わったので、5人将の発表を行う。」

こんにちは、マルマルです。

いや~ 熱い、熱い~~~~。"(-""-)"


今回は2話連続で投稿します。

その後は、ちょっと詰まっているので、投稿が伸びるかもしれません。

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