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短編:詩&エッセイ

俺はお前をずっと好きでいた。

作者: 蓮火

俺はお前をずっと好きでいた。



でもそれは、ただの過去形じゃなくて、今でもその気持ちに変化はないし、


むしろ、想えば想う程、 よりお前を好きになっていく・・・大好きになっていく。





だけど今日、お前の事を「普通に可愛い」って言った奴がいたんだ。




・・・初めて知ったよ。


俺以外に、お前の事をそんな風に見ている奴がいるって。




少し、悲しかった。  けど、一番心に込みあがってきた気持ちは、“憎い”。






――だって、この気持ちは俺だけにあるモノだと思っていたから。






この“お前が好きだ”って気持ちを他の奴も持っているかもって思うと、


より一層 寂しくなったし、  でも、余計にお前を愛しく思うことができた。

















だけど、やっぱり俺は気に入らないんだ。 お前の事を「可愛い」と言った奴が。


しかも、なんだよ。  「普通に可愛い」って。 ――「普通」って一体何なんだ?






確かに、お前は美少女コンテストに出ても、優勝できるほど可愛くないかもしれない。


確かに、お前は都会の人ごみに紛れてしまえば、他の人と変わりなくなってしまうかもしれない。




だけど、それでも俺は好きだ。大好きだ。    俺の中では、そんなお前が一番だ。




だから今、はっきりとここに綴るよ。       ――「俺はお前を愛してる」と。

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