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「先輩、仕事辞めてどうするんすか?」  作者: シルヴィア・紫の夜明け


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先輩、仕事辞めてどうするんすか?

「先輩、仕事辞めてどうするんすか?」


 隣を歩く、長い銀色の髪の後輩ちゃんが訊いてきた。

 スーツも似合っているし美女だとは思う。


 ダンジョンに潜ろうと思ってな。


「えー、今更ダンジョンですか?

 もうとっくに地球上のダンジョンすべて攻略されてますよ?」


 それがいいんだ。


「何でですか?」


 俺はゲームは攻略情報を全て見てからするタイプなんだ。


「大学数学でつまずいていそうなタイプっすね」


 それはわるくち。

 つまずいた過去はあるけれども。

 答えを見て何がわるい。


「なら、私も仕事辞めるっす。

 アルバイト代わりにダンジョン潜っていたんで、色々手取り足取り教えられますよ。

 ……ただ」


 ただ?


「先輩よりは貯金ないんで

 先輩んち、住まわせてくれません?」


 いいけど、元カノの置き土産とかあるよ。


「そこは普通に散らかってるとかじゃないんすね。

 どうして別れたんです?」


 元カノが着ていた下着が15万の物で、怖くて立たなくて。


「臆病者なのか、小心者なのか。

 あ、ちなみに私の上下でワンコインですよ~」

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