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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

ゲームの知識によると、どうも俺には聖女の身代わりとして死ぬ役割しかないみたいだ ~悲運の女神に魅入られた英雄は運命に抗い続ける~

ルカ・アルフィスは不思議な夢を見た。
臨場感溢れる夢。ゲームという世界があり、それをプレイする過程が流れ続ける夢。途中までは興味を惹いていたのだが、唐突に自分が登場し、夢は悪夢へと変貌する。
なぜなら、ゲームに登場したルカはリィナというキャラクターのために死んでしまうのだ。ゲーム内のルカはリィナに一目惚れをし、リィナもまたルカが好きだと言った。だが、リィナは病に冒され死を待つだけの身体。ところが、ルカには彼女を救う術があった。
それは他者の運命を奪う魔法。悲運の女神の使徒であったルカはそんな固有スキルを有していた。リィナが息絶える場面。ゲーム内のルカは選択を迫られる。かといって、それは一択だった。リィナの身代わりとして死ぬ選択しか画面には表示されていなかったのだ。
それこそが悪夢だと感じる原因。当然のことルカは運命を奪う魔法を使うことになるのだが、ここで悪夢から彼は解放されている。酷い寝汗と共に目覚めることによって。
予知夢かもしれない。現実に戻ったルカは思った。これから先の未来にリィナと出会い、そして彼女のために死を選ぶのではないかと……。

【注意】本作は悲劇的なシーンがございます。苦手な方はご遠慮いただきますようお願いいたします。
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