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失格者の英雄譚  作者: テルアム


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13/24

新たな出会い?

父さんに作法の練習をしろと言われてから一週間、

僕は放課後家に即帰宅でアリアにダンスやマナーをみっちり教えられた。


ダンス練習はアリアとペアで行ったのだが、アリアが完璧過ぎた。


何度かアリアの足を踏んでしまい、無言で睨まれたときは心に来たなぁ。

一体いつどこで習ったのやら.....


そんな地獄の日々を終え、ついに舞踏会当日となった。


会場はまさかのハーデス家だった。


ていうか当日直前まで会場がわからないってどういうことすかね....


こりゃどっかでガイアスと会いそうだな、

そういえばネリアは元気にしているだろうか。


そんな事を考えていたら、会場に到着した。


どうやらすでに舞踏会自体は始まっているらしく、貴族たちが

食事をしながらおしゃべりにいそしんでいる。


すると一人の男性がこちらに来て、


「この度は招待を受けていただき、ありがとうございます」


と父さんと母さんに挨拶した。


するとこちらの方を向いて、


「テルア様もアイシャ様も遠路はるばるご苦労さまです」


「私はハーデス家で執事をしています、ルハトと申します」


と丁寧に一礼した。


「こちらこそありがとうございます」

と僕とアイシャが返す。


「ではごゆっくりとお楽しみください」


そう言うと執事は微笑んで一礼し、去っていった。


アイシャは会場に入った瞬間に多くの貴族男性に囲まれてしまった。


一人一人に丁寧に挨拶を返している。


なるほど、これが社交辞令ってやつか。


父さんと母さんはどこかに行ってしまったので、

僕は一人で散策をすることにした。


うーん、もぐもぐ。

この料理うまいな!


あとでデザートも取りに行こう、そう考えていたら後ろから声をかけられた。


「あの!はじめまして!テルア・エイデスさんですよね!?」


黒髪がとても綺麗な女の子で、いかにも元気はつらつって感じの少女だった。


「えと、はじめまして。あの、お名前を伺っても?」


「私の名前はマイナ・ヨーデルよ!」


なんと、ヨーデル家のごれいじょうさんだったのか。


ヨーデル家はここハーデス家と同じくらい有名な貴族だ。


そんなおえらいさんが僕に一体何のようなんだろう。


「私もね!あなたと同じアルカナ学園に通っているのよ?」


なるほど、アルカナ学園の生徒だったのか。


じゃあ僕のことは当然知っているだろう。

悪い意味で有名だし.....


すると、「この前の模擬戦はすごかったわね!」

と言われてしまった。


またこの話かい、僕が何したってんだ....


「別に、偶然が重なって運良く勝っただけだよ」

と返しておいた。


するとマイナは一瞬キョトンとしてから笑いだした。


え、なんかめっちゃ怖いんですけど....


「あれを偶然と言えるだなんてあなたかなりの大物ね!」

と言われた。


僕は別に大物なんかじゃないぞ?


「あなたなら私の婚約者にぴったりかもね!!」


ん?話が飛躍しすぎてはいませんか?


「僕と結婚したって何も無いぞ?」


「いいえ!あなたとあなたの力はとっても魅力的よ?」


「まぁ今はいいわ!考えておいてね!」

と言って彼女は去っていった。


なんとも自由奔放な女の子だ。


あれだけ元気なのも逆に羨ましい。


「なんかどっと疲れたな...」


よし、デザートコーナーにでも行くか!


そう言って僕は歩きだすのだった。


「ふぅ!喋ってみるとなかなか面白い子だったわね!」


「そうか、あんまり気を許しすぎるなよ」


「大丈夫よ!なんか隙だらけでいつでも殺せそうな感じだったわ!」


「万が一のことを考えて再三言っておくが、殺してしまったら

 あのお方に怒られるだけだぞ」


「うるさいわねー、わかってるわよ!」


「全く、貴様のその戦闘狂いなのを少しは抑えれないのか....」


「あら、あんただって戦うの好きじゃない?」


「私は一方的な殺戮が好きなだけだ」


「どっちも変わらないわよ!」


「全然違うんだが...」


と私はテルア・エイデスとの接触を終えて、

この全身魔力を纏っていていかにも不審者みたいなやつと

庭の茂みで密会をしていた。


「とりあえず次の作戦を練りましょう!」


「貴様は参謀担当ではないだろうが」


「まあまあいいじゃない!たまには!」


「黙れ、作戦はこの私が練る」


「むぅー!ケチねー」


「まぁいいわ!私達の行動理念は一緒だし!」


「あぁそうだな、全ては我が主のために。そして」


「「大魔神復活のために」」







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