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エンビースターズ ~そのアイドルは残り火でヤニを吸う~  作者: 白沼 雄作
第三章 その持たざる者は、自身の影に黒を塗る。
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第一話 煙たい緊急会議

 ――結生プロデューサーの裏切り、ヘアクラーズとの接触事件から一週間が経過していた。


「俺が復帰した矢先に、今度は早風が入院とはな……」


 ファルベ・プロダクション事務所の北支部。

 そこの大きな会議室に、小豆山あずきやま翔一しょういちの姿が。トラオムの幹部――スコルピウスとの戦闘で負った傷は完治し、護衛に復帰したのだ。

 彼の隣には、護衛対象である宍戸ししど夏実なつみが座っている。


「あの早風が手も足も出なかったみたいよ……相当の手練れみたいね」

「俺もかち合う可能性は充分ある。早い内に勘を取り戻さねぇとな」


 翔一は気合いを入れるように指を鳴らしている。


「…………」


 彼の対面となる位置に座っているのは、和人。

 ヘアクラーズのリーダーが聖也であることを知った彼は、この先の護衛活動に不安を覚えていた。


(殺されたプロデューサーを除けば、健全なファルベがヘアクラーズに狙われる危険は低い――と言いたかったが…………恐らく、聖也は零さんを狙って襲撃してくる。零さんの正体がアレじゃ、俺でも――――)


 すると、タイミング良く零と拓真が入ってくる。


「……これで全員だな」


 拓真が会議室を見渡す。

 ここに集まったのは和人、涼香、翔一、夏実、零、結生。

 以上の六名だ。


 今回招集をかけられたのは、北支部を中心に活動しているアイドルと護衛。プロデューサーは事務処理の方に専念させるため、招いていない。

 来られなかった主要人物は櫨染姉弟と花子の三人。

 櫨染早風は、俊樹との戦闘で大怪我をし、意識は戻ったが動ける状態ではない。早織は軽傷で、行こうと思えば臨時の護衛を付けて出勤できるのだが、早風が心配だったため、彼の看病に専念している。

 花子は、体調不良による活動休止――というのが、表向き。

 零たちには事情を説明していないが、ヘアクラーズのリーダーが聖也であったこと。彼を引き留めることができなかったショックにより、まともにアイドル活動を行える精神状態ではなかった。


 参加者を確認した拓真と零はそれぞれ指定された席に座る。


「それでは、今から緊急会議を――――」


 拓真が会議を始めようとしたところ、会議室の扉が開かれる。


「!?」


 入って来た人物に、皆が驚いた。


「すみません、遅れました!」


 その人物は、活動休止中の花子だ。


「花子ちゃん!? 無理に来なくていいんだよ!? というか、来るとしても一人で動かないでほしいよ!?」

「この会議、とても大事なんですよね? なら、私も参加しておきたいんです」


 そう言って、花子は零の隣に座る。


(花子……この会議がヘアクラーズについてのものだとわかって、無理に来たな……)


 花子の体調は、誰が見ても良くないことがわかる状態だ。

 髪が所々絡まり、櫛で通されていないことが明白。目の下には大きな隈が出来ており、しっかりと眠れていないことが伺える。それを隠すメイクもされていないため、自暴自棄になっている可能性が高かった。


「……このまま始めよう」


 早速、拓真が本題を切り出す。


「今回、緊急の会議を開いたのは言うまでもない……ヘアクラーズについてだ。花子のミニライブと、結生と早織の写真撮影があった日に、彼らとの接触があった。この話は、休養を取っていた翔一たちも把握してるだろ?」

「えぇ。早風の見舞いに行った際に、本人から詳しい話も聞きました。一方的にやられてしまったと……」


 普段口が悪い分、翔一の敬語が新鮮なものに聞こえる。

 社長に対して敬語を使うのは、当然なことではあるのだが。


「和人、お前もヘアクラーズと接触したみたいだな?」

「はい。ただ、利害が一致していたため、協力してトラオムを撃退しました」

「よろしい。本来であれば、それが一番望ましいことだ。彼らとの関係の持ち方はひとまず置いといて……今回接触した、ヘアクラーズのメンバーについてだ」


 拓真は一度、持参したペットボトル飲料を口にした後、話を再開する。


「今回接触したのは、合わせて四人。それぞれ素性はわからない――と言いたかったが……一人だけ。ファルベとして知らないふりをするわけにはいかない人物が」

「藍白、俊樹ですね」


 翔一が俊樹の名を口にすると、拓真が頷く。

 その後、拓真は自身のPCとプロジェクターを繋げ、俊樹の姿を大きな投影スクリーンに映す。


(!? あの時のスカム野郎か!?)


 その姿を見た和人が息を呑む。

 一番最初にヘアクラーズへの勧誘を行った、『スカム』が口癖の青年が俊樹であることを、ここで初めて知ったのだ。


(だが写真はファルベにいた頃のものか? 今と髪色が違うみたいだな……)


 和人と会った際の髪色は白。だが投影された俊樹の髪色は、薄い水色――藍白の髪だった。


「彼は元々、ファルベ・プロダクションに所属していた護衛。それも、歴代最強と言っても過言ではない。気分を悪くしたら申し訳ないが…………現時点では零よりも、護衛としての貢献度が高かった」

「気にしないでください。僕もあのまま戦っていたら、勝てたかどうかわかりませんから……」

「……俊樹はトラオムの幹部三人を、無傷で――それぞれ一分もかけずに殺した功績を持っている。圧倒的な強さに、一時期トラオムがファルベのアイドルを襲撃するのを諦めていた時期もあったくらいだ。そんな彼が、ヘアクラーズの№2であるとは……一番怖いのは、偉業を成し遂げた彼を遣えるトップが存在することだな」


(幹部三人を瞬殺…………成長した今の聖也なら、簡単に成し遂げられるだろう……何なら、現ボスを単独で潰すこともできるんじゃないか……?)


「社長、よろしいでしょうか?」

「どうした零?」

「接触があった後に、早風くんから聞いたのですが……その俊樹が、ファルベの先代社長を殺害したと、本人の口から告白を受けたみたいです。これが事実であれば、阿佐見あさみ社長も知っていたのでは?」

「…………そうか、あいつが自分の口から話したのか」


 拓真は事務所内でありながらタバコを吸い始める。


「あっ、ここ吸っていいんだ」


 即座に反応したのは涼香。彼女も遠慮することなくタバコを吸い始めた。


「おい少しは遠慮しろ」


 そう言う和人も、二人に釣られてタバコに火を点ける。


「オイそこの二人! 社長はともかくお前らは吸うんじゃねぇ! 無礼だぞ!!」


 声を上げたのは翔一。

 彼の言うことはごもっともだが、そんな彼の言葉を否定する者が現れる。


「無礼なのは翔一よ! 和人くんには好きに吸わせなさい!」

「な、夏実ぃ!? なんであっちの味方すんだ!? お前、タバコ嫌いだったろ!?」

「それとこれとは話が違うのよ!! ――和人くん、好きなだけ吸っていいからね!」

「は、はぁ……」


(夏実さんが俺を贔屓してるの、絶対三咲さんの養子って知ったからだな)


「それはそれとして、まだ高校生の結生もいるんだぞ!?」

「私のことは気にしないでください。親が喫煙者なんです」

「そ、そうなのか……」


 何故か、翔一に味方するものはいなかった。彼は決して間違ったことを言っていないのに。

 それに便乗するように、タバコに火を点ける人物がもう一人。


「は、花子ちゃん!?」


 その人物は、花子。

 純白なイメージのある彼女がタバコを吸い始めたことに、全員が釘付けになる。


「ごめん、何も言わないで……」

「ま、まぁ……二十歳を過ぎてるし……吸うのは問題ないけど……」


 零はこれ以上、彼女にかける言葉が出てこなかった。


(あのタバコ、ハイライトか……聖也の件で負った心の傷が、想像以上に深いみたいだ……)


 涼香以外、花子がタバコを吸うところを見たことはない。

 だが和人は、そこまで驚くことはなかった。


「ゴホン、私のせいで進行が止まったな。続けるぞ」


 拓真が話を戻す。


「零が言ったように、俊樹が先代社長を殺したのを、私は知っていた」

「!? では、どうして黙っていたのですか!?」

「その社長は――みやび社長は、恨みを買われても仕方のない人間だったからだ。それこそ、ヘアクラーズが標的としている、アイドルを搾取する社長であったからな……」

「――そうだったんだ……私、知らなかった……」


 そのように零したのは、花子。


「花子と夏実は面識があったな。二人は避けていると本人から聞いたことがある。夏実は弟がヤバすぎて手が付けられないと。花子は……何やら巨大なバックが付いていると話していたが……心辺りは?」

「いえ、特には……両親は有名人ですけど……権力自体はありませんし……」


(となると、聖也の可能性が高い。トラオムの先代ボスを殺したのであれば、その名が裏で広がってても全然おかしくねぇ……何なら、拓真さんが聖也の正体を知ってても変じゃねぇんだ……)


「私も雅社長の所業にはうんざりしていた。ヘアクラーズの過激な活動を支持するわけではないが、俊樹が雅社長を殺してくれたのは、こちらも都合が良かった。おかげで、ファルベは健全なアイドル事務所に生まれ変わることができたのだから」

「…………」


 これに零は、肯定することも否定することも出来なかった。

 皮肉にも、ヘアクラーズの活動によって、自身が所属する事務所が良い方向へ変わったのだから。


「ただ、ここまで皆に黙っていたことは、悪かったと思っている。本当に、申し訳ない」


 拓真は、頭を深く下げる。


「…………」


 数秒間、沈黙が周囲を支配する。



 ――~♪



 そんな中、どこからか音楽が流れ始める。


「……何見てんだお前」

「ライブ」


 その正体は、涼香のスマホから流れるライブ映像の音。

 会議中でありながら、涼香はスマホで動画を見始めたのだ。


「俊樹さんの話聞いてたら、見たくなって」

「この空気で見る度胸だけは褒めてやる」

「…………涼香、もしやお前が見てるライブ……【リクト・アン・ダンケルハイト】じゃないか……!?」


 顔を上げた拓真が、涼香に尋ねる。


「そうっすね! 自分、()()()()の大ファンなので!」


 リクダンは、【リクト・アン・ダンケルハイト】の正式略称。

 俊樹とその双子の妹たちによる、スリーピースバンドだ。


「リク……ダン?」


 結生はそのバンドについて、知らなかった。


「俊樹を知る折角の機会だ。こちらでも同じ映像を流そう」


 拓真は涼香から動画の詳細を聞いてないにも関わらず、同じ映像が記録されている動画ファイルを開き、投影する。



「安那ちゃん……栞那ちゃん…………」


 花子が、二人の少女の名を呟く。

 映像には、リクダンのライブの様子が映っている。様々なロックバンドが集まるフェスに置いて、アイドルも兼業しているバンドが出演するのは異例のことだが、演奏しているリクダンの姿は、純粋にバンドをしている人たちと変わらない熱量があった。


 リクダンはツインボーカル。当時中学生であった双子の妹たちが、ボーカルを務めていた。


 藍色のショートヘアーをしている少女が、藍白あいじろ安那あんな。双子の姉で、ベースボーカルをしている。透き通った高音が特徴で、幼くも聞こえるその声に魅了されるファンが多い。


 もう一人、白色のロングヘアーをしている少女は、藍白あいじろ栞那かんな。双子の妹で、ギターボーカルをしている。姉とは対照的に低音ボイスを披露する。姉と似た幼く可愛い顔立ちをしているが、ドスの効いた歌声が容姿とのギャップを生み出し、姉よりも人気を獲得している。


 そして三人目のメンバーにして、バンドのリーダーを務めているのが、藍白俊樹だ。ドラムを担当しており、涼しい顔で難しいリズムを崩すことを一切しない。また、顔が良すぎるために彼目当ての女性ファンも多く、双子がアイドルであるが故に『顔ファンが多いだけ』と批判されることも。


 だが演奏スキルは間違いなくトップクラスで、多くのロック好きがそれを認めている。その証拠と言わんばかりに、アイドルバンドでは考えられないモッシュ、ダイブ、そしてサークルを行っている観客がいる。


「……想像以上にロックしてるな」


 ライブ映像を初めて見た和人がそう呟いた。

 彼の隣に座っている涼香は一人で勝手に盛り上がっており、曲に合わせて合いの手を入れている。



『――リクト・アン・ダンケルハイトでした! サンキュー皆!』


 演奏が終わり、リクダンの三人が退場していく。


『栞那たん! 好きだよぉ!!』


 ファンの野太い声が聞こえてくる。

 それを耳にした栞那がファンの方を向く。


『チッ、キモいんだよ()()()共』


 アイドルがしてはいけないほどの険しい表情を見せ、中指を立てた。

 最後のファンサービスに歓声が大きく上がり、そのままリクダンは退場していった。


 すると映像が、ライブを終えたリクダンへのインタビューに切り替わる。


『今話題のアイドルロックバンド【リクト・アン・ダンケルハイト】の皆さんです! 大盛り上がりでしたね!』

『ありがとうございます! バンド好きの皆さんに受け入れられて、本当に嬉しいです!』


 インタビュワーに対し、安那は丁寧な対応をみせた。


『今後の目標とかってありますか?』


 その問いに答えたのは栞那。

 ライブの時とは違い、静かな声で答える。


『オーラルと対バンすること。あわよくば、全員のサインを貰いたい』

『ははっ! 栞那、そっちがメインになってないか?』


 俊樹が栞那の頭を優しく撫でる。

 その映像の俊樹は明るい笑みを見せている。現在のクールな彼が見せるとは思えないような。


『近頃、新曲を出すというお話を伺いましたか、どうなんでしょう?』

『えぇ。二週間後の七月七日に配信を行います。丁度七夕の日ですね』


 ――なお、この楽曲が配信されることはなかった。


『私たちが大好きな曲をリスペクトしたものになってます!』

『聞かなかったらEDになる呪いを――』



 まだ映像は途中ではあったが、拓真が動画を閉じる。


「藍白姉妹はアイドルとしてはそこそこの人気であったが、バンドとしては全国と張り合えるくらいの実力を持っていた。可能性の塊であった二人を、雅社長は弄んだ上で、殺害した。俊樹の気持ちを考えれば、殺されて当然と言えるだろう…………」

「ぐすっ! 殺すなんて温情な! 十年くらい痛めつければ良かったのに……!」

「ここにヘアクラーズより鬼畜な奴がいるんだが」


 リクダンのライブ映像を見たことで感極まった涼香が、涙を流していた。


「二人があの社長に……私、知らなかったです……」

「花子が知らないのも無理はない。雅社長はアイドル業界でも上澄みの存在だった。自分の悪行を揉み消すことなど、朝飯前だったのだろう。そして、そんな奴らを粛清しているのが、ヘアクラーズというわけだな」

「――響きが良いように聞こえますが、彼らの行いを看過するわけにはいきません」


 そう声を上げたのは、零。


「被害者がどうであれ、彼らがアイドル事務所を潰していることに変わりありません。今のファルベは健全と言えると思いますが、何かの思い違いでヘアクラーズに潰される可能性もゼロではないんです」

「確かに、零の言う通りだ。しかし、護衛の役割はあくまでもアイドルを守ることだ。奴らを見かけても、あちらから攻撃を仕掛けなければ、関わるな」

「逆に、あちらが不審な動きを見せたのであれば、殺して良いんですよね?」

「……その時はな」

「ぇ……!?」


 その言葉を聞いた花子が、思わず立ち上がる。


「? 何か問題があったか、花子?」

「い、いえ……何でもありません……」


 拓真の問いに、花子は内なる想いを答える事が出来ず、そのまま着席する。


(そりゃ動揺するよな。こっちが不審な動きと断定すれば、聖也を殺していいって言ってるもんだからな)


「……花子ちゃん、どうしても確認したいことがあるんだ」

「?」


 すると、零がずっと気になっていたことを、花子に尋ねる。


「僕がヘアクラーズの人と――俊樹と接触した際、彼がリーダーらしき人物と通話したんだ。電話越しに聞こえる声に聞き覚えがあった……その声が、花子の友人に――聖也くんにそっくりだったんだ」

「えっ!?」


 花子の顔が一気に青くなる。


「これはあくまで僕の予想に過ぎないけど…………ヘアクラーズのリーダーは聖也くん。そして、花子ちゃんはそれを知ってたんじゃないのか?」

「ぁ…………」


 花子は回答に困っている。


「聖也って、トラオムの先代ボスを倒した、和人くんの弟さんだよね!?」

「確か《ツヴァイスター》って話も聞いたぞ。この話が本当なら、とんでもなく強ぇ奴がリーダーって訳だ」


 この話には、夏実と翔一も驚いている。

 

「和人くん、君も他人事ではないはずだ。聖也くんについて、何か知ってるかい?」

「…………」


 和人も答えに悩む。


(否定したところで、いずれバレるのも時間の問題か? 俺としては家族を売りたくない。だがここで黙れば、最悪の場合花子に矛先が向く可能性もある。バチがあたる覚悟で、聖也の情報を売るしかねぇ……そうすれば、花子は『何も知らなかった』で済み、ここまで黙っていた俺だけが悪者になる。……まぁ、俺も知ったのはつい最近なんだがな……どのみち、情報を知られたからといって、皆が聖也に勝てると俺は思ってねぇ。そのくらい、あいつは強い)


 意を決し、和人は聖也について話そうとした。


 ――~~♪


 するとタイミング悪く、花子のスマホに通話着信が入る。

 その着信音は『キタニタツヤ』というアーティストの楽曲なのだが、本人の音源ではなく、聖也の声が入っている。音の反響から、カラオケで録音したものと考えられた。


(おいおいアイツ、俺の知らないところで花子とカラオケ行ってたのか!? その仲で付き合えないとか、どんだけヘタレなんだよ!?)


 これに関しては、和人も人のことを言えないのだが。


 花子はスマホを取り出し、着信元を確認するが、非通知。

 会議室を抜けて出るか迷っていると、


「……ごめん、僕が出るよ。知り合いからの電話だったら、ご飯でも奢るから」


 何かを察知した零が許可無く花子のスマホを奪い、電話に出る。


「……もしもし」



『――お前が電話に出たか、湊零』



「…………その声、聖也くんだね」

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