【短編】とある子爵令嬢の夢物語
釣り糸を垂れ、アリーは川の流れにぼーっと視線を移す。
「いい天気ね」
『いや、おまえ、まじ、何やってんの』
革の鞘に収まっている魔銀の短剣は実家の書庫で出会った『魔剣』。古の魔術師の魂が収められている。十年ほど彼女の魔術の『師』を務めているが、割とこんな関係である。
王国北東にあるその昔は『ランドル』と呼ばれていた地域。王家の始祖はこの辺りの領主であったらしい。ミアンを流れる目の前の川はこの先にある『アベル』の街を通り海へと至る。
その昔は対岸にある白亜島との貿易で栄えていたようだが、今は盛りを過ぎているのはランドルの他の都市と同様であろうか。
彼女は実家を離れ王国内を旅しながら見聞を広めているという建前で放浪している。
実家にいると、母がうるさいのだ。ついでにいえば、周囲の眼も厳しい。
「こんなことなら、冒険者登録なんてするんじゃなかったわ」
『いや、お前のその腰のものが悪い評判拡大したんじゃねぇか』
彼女の腰には50㎝ほどの柄に幼児の掌ほどの大きさの斧頭がついた『小斧』が差さっている。
王都の馴染みの武具屋で見つけたそれは、サラセン人の兵士が持ち歩く生活道具兼護身用の武器らしく、帯剣を良しとしない彼女にとっては、王都郊外の採取依頼の際に便利に使えると安く購入し愛用していた。
横にあった、古臭い『鉈剣』と悩んだのだが、今思えば、あの剣にしておけばよかったと後悔することも少なくない。
とはいえ、小なりと言えども武器は武器。
斧の形をした『戦棍』と揶揄され、出会うゴブリンや狼を魔力で身体強化した力で叩き伏せ、たたき殺す事から『小斧姫』『戦棍令嬢』『撲殺聖女』など好き勝手呼ばれていた。
彼女の知り合いのいる村を襲う小さなゴブリンの群れを確かに討伐し、危機を救ったことがある。それも、たまたま腕の良い冒険者の手伝いをして成果を上げただけで、彼女の手柄とは言えない。
とはいえ、王都近郊の村を襲撃され、王家は自身の領地を護るための戦力を十分に持たないという醜聞を隠す為、彼女の名前を利用したのだ。結果、彼女の冒険者活動は王都民の耳目を集めるようになり、面白がって徒名を付け話題にするようになった。
最初は笑って聞いていた父母も、彼女の噂に尾ひれがつき、やがて婚約話も成立しなくなると焦り始めた。彼女の姉は最後まで笑っていたのだが。
そして、前当主である父方の祖母が邸を訪れ提案をした。旅に出せ。暫く王都を離れろと。
故に、子爵令嬢という身分を持ちながら、彼女は冒険者として旅に出ているというわけだ。もうかれこれ五年ほどにもなる。
当年とって二十歳。十五で成人と見なされ十七、八歳で結婚するのが当たり前とされる貴族子女にとって二十歳は子供の一人二人いておかしく無い年齢であり、婚約も婚姻もしていないのは少々難有品あつかいされる年齢である。
あまり幼くして婚姻し、妊娠すると出産に耐えられないということもあるのだが、十代後半になれば母親になるには十分。体力のある若いうちから子を産み、何人かは跡取り候補を確保しなければならない。
百年ほど前の王妃様は、十代後半から毎年のように出産し、十人ほど生んだが三十過ぎで亡くなっている。短い間隔で生み続けるのも若死にしかねないので、ニ三年おきが良いとされる。
「はぁ」
『おい、ため息つくと幸せが逃げるぞ』
「とっくに逃げているわよ、女の幸せがね」
『……ま、元気出せ』
「はぁ」
時折王都へ顔を出し、実家にご機嫌伺いをするものの、未だに彼女の噂は沈静化していないようである。本人不在の間に、吟遊詩人が語り歌い、その流れからか舞台で演じられるようになっているとか。
その裏には、彼女の姉が脚本を書いて演じさせているという話も耳にした。姉はとっくに辺境伯家の三男坊と婚約・婚姻し、王都で商会頭夫人として社交にいそしんでいるらしい。
「姉さんのせいなのではないかしら」
『ま、十中八九な』
ミアンで冒険者としての依頼を熟し、まとまった資金を手に入れたので、この後は白亜島への玄関口である『カ・レ』へ向かう途中で、良い釣り場に見えたこの場所で釣りをしながら今日は野営をして過ごすつもりだ。
魔力だけは恵まれているので、簡易な結界を作り魔物や獣の危害を気にせずこの場所で野営することができる。様々な土地で冒険者活動をした結果、結界の魔水晶、狼毛皮の天幕、それと小なりとはいえ時間遅延効果の付いた魔法袋も彼女の手にしている装備の中では秀逸と言える。
『お、引いてるぞ』
「まだ早いわ」
今日はこの川で釣り上げる予定の魚の塩焼きをメインディッシュに、ガレットと水割りワインで簡単な夕食にする予定だ。レンヌに向かった際に口にした聖征土産と言われる蕎麦を使った薄焼きは、彼女のお気に入りでもある。小麦粉で作ればクレープと呼ばれるそれになるのだが、蕎麦粉の方が腹持ちも良い。味も好みなのだ。
すると、背後の草むらがガサリと音を立てる。
『おい』
「わかっているわ。気が付かぬふりをしているだけよ」
魔力を感じる能力の高い彼女にとって、魔力を持つ『魔物』の気配は簡単に読み取ることができる。恐らくは三体の小鬼。幾度と無く討伐してきたおなじみの魔物である。
GYAAAA!!!
KIEEEE!!!
威嚇の意味を込め、不意を突くつもりで気勢を上げ草むらから飛び出してくる三体の小鬼。不意を突ければ、あるいは、只の釣り人なら容易に害されても不思議ではないタイミングであった。
腰のメイス=小斧を引き抜き、襲い掛かろうとする小鬼に向かい構える。
「はあぁ!」
気合と共に小斧を先頭の小鬼に向け振り下ろす。錆びた短剣を持つ小鬼が飛び掛かるところ、切っ先を半身で躱し、すれ違いざま頭に斧が叩きつけられる。
GEEEE……
GYAA!!
GYAYA!!
リーダー格が一瞬で倒され、怯む残りの二体。そのまま踏み込んで、首を横薙ぎに振り切り一撃必殺とばかりに二体を斬り倒す。
『お、流石の撲殺姫』
「……二体は斬り殺したわよ」
斧の刃が鈍で斬るよりも叩き潰す結果になったのだが、研げば十分斬れる。焚火用の小枝を払ったりするのだから斬れないわけがない。撲殺の方が面白いとどこかの誰かが流布しただけなのである。
『魚……』
「バレてしまったわね」
喰いついた魚は既に針を外して逃げてしまったようだ。時すでに遅し。
三体のゴブリンでも、討伐の常時依頼の対象、証明部位を冒険者ギルドに持ち込めば幾らかの金にはなる。耳を削ぎ、死体を纏めて油を掛ける。そして『小火球』で着火し、燃やしてしまう。
「魔石は無しね」
『ま、小鬼だからな』
燃え滓の中に魔石は見当たらず、臭いもきついので野営場所を移そうかと考えると再び背後からガサリと音がした。
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「待て待て、怪しいものではない。武器を降ろしてくれ」
怪しい人間が自分を怪しいと自己紹介をすることはない。
がさりと音がすると、河原にしげる葦の間から、三十路の身なりの良い男性が現れた。
蛙に似ているなとふと思う。一つ一つの顔のパーツは美しいといって良い見目なのだが、目がやや離れており、鼻も低いからだろうか。
「蛙殿下」
「……王都の者か。貴族の子女か。不敬であるぞ」
そういえば、ミアンの下流には大公殿下の城館があると話には聞いていた。だが、なぜこのような場所に伏せていたのだろうか。そう、伏せていたのだ。
「何故このような場所で伏せていたのですか。もしかしてストーカー」
「……初対面であるな」
「小鬼の」
「わけがない。いや、少々書類仕事に疲れてな。気分転換に散策していたところ、小鬼が現れて隠れていたのだ」
護衛無し、帯剣無しで邸から抜け出したのだという。
『確か、書類仕事は苦手だよなこいつ。ま、武芸も苦手だし社交も苦手だったがな』
『魔剣』が彼女に言う通り、彼女の実家とこの大公殿下には少々縁がある。この地に大公領を賜る前、王都総監として半年ばかり執務見習をしていたのである。彼女の実家は王都総代官を代々務める家柄。直接の面識はなかったが、父とその配下の者たちから、大公となる王弟殿下の仕事ぶり、人柄は良く耳にしていた。
曰く、良い人。それだけである。無能過ぎず、かといって有能でもない。臣下に恵まれればそれなりの評価を得られるだろうと。しかしながら、王弟殿下には累代の臣下や新進気鋭の法衣貴族などはつけられず、『お友達』である少数の近衛騎士と共にこの地に使わされたようだ。
あまり優秀でも困る。特に、この地は神国領ネデル、連合王国に挟まれ、また親神国派の大貴族とも領地を接している。下手に刺激をせず、かといって取り込まれる事もない王族ということで領地を与えられたのである。
王太子殿下も成婚し、スペアとしての役割も終えたという事なのだろう。
「では、お立ち下さい殿下」
「……む、そうだな。他に小鬼は」
「おりません。いても先ほど同様討伐いたしますのでご安心ください。
御身の安全を考えましても、お屋敷迄護衛いたしましょうか?」
彼女としては帯剣もしていない王族を一人にするのはどうかと考えていたのだが、王弟はそうはとらなかった。
「そうだな。礼もしたいし、話し相手になってもらいたい。どうだろう、我が屋敷に招待しよう」
「……いえ、私は……」
「断るのではあるまいな」
王族の招待を断るという事は貴族の子女として宜しくない。ただでさえ評判の悪い令嬢なのだ。ここは王弟殿下に従わざるを得ない。
「大変恐縮でございます殿下」
「うむ。それではついて参れ。案内しよう」
本来であれば露払いすべきなのだが、城館の場所はわからない。仕方なく彼女は王弟の後をついて歩いていくのである。
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『蛙殿下』というのは、彼女が勝手に名付けたわけではない。大公となる前、王弟殿下は連合王国に親善大使として赴き、女王陛下と謁見した。
かの国の者は王国人を「蛙野郎」と呼ぶのだが、女王陛下は「私の可愛い人」というニュアンスで名付けたらしい。確かに蛙似の殿下である。それから、王国内でも『蛙殿下』と呼ばれるようになったのだが、王都内でも庶民に混じり気安く話しかける人柄から庶民人気のある王族であったのだ。
王族は人気商売。実務能力まであればいう事なしなのだが、無くとも人気さえあればなんとかなる。
「あれだ」
王都の迎賓館を遠目に見たことのある彼女からすると、その雰囲気に似た法国風の城館である。話に聞くところによると、王弟殿下の父であった先代国王が招聘した法国の職人団が迎賓館竣工の後仕事を無くし、この地で城館を立てる話をもらいそのまま訪れたため、似た様式で建築させたのだという。
王都の迎賓館と比べるとこじんまりとしている。未だ独身で子供もいない王弟殿下からすれば、十分なのだろう。今後、家族が増えれば別棟なり増築するのだと思われる。
王弟殿下の姿を見た門衛が館へと一人走り出していく。そして、しばらくすると身なりの良い数人の男性がまとまってこちらに向かってくる。
「おお、心配かけたようだな」
その姿を見て他人事のようにつぶやく王弟殿下。悪い人ではないが、回りに気を使わない王族気質なのだろう。
「ルイ、心配かけたか」
「かけたかではありません殿下。供も連れずに外出など、おやめください」
「はは、剣は重いからな」
いつもながらといった雰囲気の主従の会話。剣が重いと言うのは騎士の端くれとしてどうかと思われる。
「殿下、その背後の少年は」
「おお、少年ではない。あー名は何と言ったか」
彼女は名乗るのを忘れていたことを思い出した。
「失礼いたしました。私はアリックス・ド・ルテシアと申します」
「ん、ルテシア家の子女か。確か、アイネ殿と……」
「アイネは姉でございます、ダンボア卿」
「……そうか。失礼した」
子爵家のアイネは王都の社交界でも有名な女性であり、未婚の時も婚姻後商会頭夫人となってからも活躍している。彼女には社交に出る経験も機会もなく、美麗な姉と地味な妹という評価であった。
姉に似ているのは姉妹だから当然かもしれないが、彼女には華がないことくらい自身が良く知っている。
「どうやら殿下が世話になったようだな」
「そうなんだよルイ。こう見えてアリックス嬢は腕利きなのだよ」
「存じておりますよ殿下。王都では有名な冒険者ですから」
「……そうなのか?」
ダンボアは王弟の耳元に近付くと小さく何かつぶやく。王弟殿下の眼は大きく見開かれ、やがて興味深そうなものに変わる。
「アリックスよ。しばらく邸に滞在せよ。貴女のこれまでの経験を話して聞かせてくれ」
「申し訳ない。予定が混んでいなければ、数日館に滞在し、殿下の話相手を務めてもらえないだろうか」
彼女に否と言える選択肢はない。社交界を弾き出された子爵令嬢には王弟殿下に逆らえる故も無いのだ。
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「流石はアリックス嬢」
「ルイ、アリーは優秀なのだ。流石王都総代官の娘であるな」
「……恐縮です殿下」
彼女は王都の有力な商人あるいは法衣貴族に嫁ぐことを前提に教育を受けてきた。姉は三日で逃げ出した先代当主であり王妃の侍女を務めたこともある祖母に厳しく教育された。商取引に関わる契約・法律から、子爵家が代官を務める王都近郊の村での巡回判事の業務に必要な刑事・民事の法律や裁判の行い方も身につけている。
姉が家を継ぐため身につけるべき仕事以上のものを彼女は身につけていた。また、家政の面でも女主人として差配できる程度に嗜んでいる。社交は経験不足とはいえ相応の教育を受けた使用人が揃っているのであれば問題はない。
書類仕事は嫌いではない。それに、王都周辺の出来事や王国の歴史は彼女の世界の中心であったあの書庫の中にたくさん残されていた。
このままここで領地経営の手伝いをして過ごしても良いかもしれない。
等と思うこともないではない。
「殿下、このままアリックス殿に女主人になっていただいてはどうでしょう」
「近々、伯爵家に陞爵する事が決まっているルテシア家の令嬢。代々王家に仕える忠臣の家柄。誰も文句は言わないだろう。それに、私の足らないところを良く補ってくれる」
はっ、と彼女は意識を取り戻す。いけない、いけない。大公殿下は王族。このままでは王弟妃にされてしまう。
「殿下、お戯れが過ぎます」
「……年齢が気になるか。確かに私は一回りは上だが、王族の婚姻なら歳の差が大きいのは良くあることではないか」
「そういう事ではございません。然るべき家の姫を……」
「そう言われ続けてこの歳だ。王配にはなり損ね、あとは更に年上の王族しかこの国の周りにはいない。下手をすると、隣国の女王陛下の王配が定まるまで延々と待たされかねない!!」
周囲の国の王族を天秤にかけ、弱小貧乏国をなんとか一廉の国にしようと奮闘している女王陛下だが、些かあざとすぎる。鞘当てにされる王弟からすればいい加減にしてもらいたいという事だろう。
「殿下。王家を通じて子爵家に正式に打診してください」
「そうか。ならば……」
そう言っている間に彼女はさっさとこの大公邸を抜け出し、また旅を続けるつもりである。王族の婚姻は手続きが大変であるし、そう簡単に彼女の立場が確立するわけがない。
「では、ルイよ。早々に大公夫人の部屋を用意せよ。いつまでも来客用の部屋を宛がうわけにはいかん」
「既に整っております殿下。それに、王都から王家御用達の商会を呼び寄せる準備は既に整っております。先ずは装いから大公妃らしくしてまいりましょう」
「!!!」
背後に控える使用人たちもそそくさと動き始める。
『おい、こりゃマジだぜ』
彼女の家には庶子とはいえランドル伯や王家の血も流れている。薄っすいのであるが、その程度にはちかしい家柄でもある。魔力量は王族にも引けはとらず、リンデの商人の娘を母に持つ連合王国の女王陛下と比べてもさほど悪い血筋ではないとも言える。
因みに女王陛下の母方の祖父は元自由農民出身のリンデ市長、祖母は公爵令嬢という成上りの家なのであるが。
気が付くと彼女はすっかり囲い込まれていたのである。美味しい食事と暖かな寝室に騙されていたのは野営続きの旅暮らしでは仕方なかったかもしれない。
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「ねえ、どうかしたの。すっごい魘されていたわよ」
どうやら彼女は悪い夢を見ていたようである。今の自分は副伯の爵位を得て領地経営をはじめなければならない。夢の中でやっていたことと現実は大差がなかった。隣には王弟殿下ではなく親友がいる。
そういえば、今日は王妃に誘われ目の前の親友と共に新しく完成した王都の迎賓館に泊ったのであった。
婚約者もいないからと言ってあれはない。まことに不敬であるが、彼女はそう思う。いや、もしかするとリリアル学院など設立せず、王都総監として暫く任についていた王弟殿下と実家を通じて知り合う機会でもあれば、何かしらあったかもしれない。
実家が伯爵に陞爵し、祖母は国王陛下の覚えも目出度い元当主。歳の離れた弟は未だ落ち着いておらず、しっかり者の嫁一族を家宰として招きたいと考えても不思議ではない。姉に家を継がせ前当主夫妻を家宰として招き、妻と共に公爵領を差配させるにはちょうど良いなどと……王妃と王太子が考えてもおかしくはない。
ついでに、浮世離れした王弟大好き王太后も王宮から追い出し、大公領に住まわせようなどと考えかねないだろう。
「いくらなんでも、それはないわ」
「え、何がどうしたのよ」
「なんでも無いわ」
結婚願望の暴走に彼女は内心苦笑するのである。
しかしながら、『鉈剣』ではなく『小斧』を選んでいたら……彼女のお悩みは尽きることが無い。
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「……という夢を見たのだけれど」
「妹ちゃん」
「なにかしら」
「斧は良いぞぉ」
「……メイスは」
「もっといいぞぉ」
「はぁ。とにかく、夢の中でも姉さんははた迷惑な存在だったのよ」
「うんうん。私、もっと頑張るね!!」
違う!! そうじゃない!!
Merry Xmas !!
サンタさんがネタをプレゼントしてくれたのでウッカリ投稿してしまいました。
恋愛要素薄めですが、本編がねぇ。色気が無いんですの。
よろしければ『妖精騎士の物語』もお読みください。年末年始にでもブクマして読んでいただければと思います☆
では皆様、良いクリスマスをお過ごしください。
読者の皆様へ
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『妖精騎士の物語』も宜しければご一読ください
よろしくお願いします!