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第六話 アニメショップに行きたい

    第六話 アニメショップに行きたい  


 今日は学校が休みだ。

 そして予定も何もない日。  

 こんな日は勿論アニメショップに行く。 

  

(今日は好きなラノベの発売日。店舗特典の物を絶対手に入れる) 


 もうすでに列が出来ている。そこには見たことある後ろ姿がある。 


(光じゃね?) 

 

 だがよく見たら隣にも誰かいるみたいだ。 

 芽瑠と杏だ。 

 なんだ三人一緒にいるんだ? 

 



 俺は三人にばれないよう物陰に隠れていたら並ぶことを忘れてしまいラノベを買うことができなかった。




 俺は諦め家に帰ると聞き覚えのある声が三つ自分の部屋から聞こえる。

 

(まさか……っ)


 僕は慌てドアを開けるが見当たらない。

 いると思われる部屋は……


(あっ……終わった)


 僕は終わりを確信して隠し部屋を開ける。

 もちろんそこには……うん、いる。


「「「バレましたか……」」」


 三人揃ってそう言う。

 だが俺はそんな事より芽瑠にオタクがバレた事がショックで固まってしまう。

 だか僕は直ぐに体を解く。

 そして思い切って芽瑠に聞く。


「あっ……あの、芽瑠? この部屋見てどう思った?」


 なんでこんな分かってる事聞いたんだろ。


「……一言で言えば最高?」


「え?」


(一般人が見たら気持ち悪いと思うだろ……俺がみてもそう思うし)


「あのね……私も言えなかったけどアニオタなんだ。 嫌われてたくなくて言えなかったけど……」


「そうだったのか……ならアニメの話をしてもいいんだな?」

 

「うん! 今日発売とラノベ二冊買ったから一冊あげるよ?」


 俺は激しく頷く。


(てか何でラノベ買えてないのバレてるんだ?)


「ぷぷぷっ……」

 

 えっ? 何で笑ってるの?


 もう三人にバレてしまった。

 でも芽瑠とアニメの話が出来るのは楽しそうだな。

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