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最弱ニートの異世界転生  作者: Rewrite
第一章
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19話

「リリーナそっちに行ったぞ、魔法でやっちゃってくれ。アイリス、悪いけど俺に筋力アップの魔法を頼む」

「任せておきなさい! 『ファイヤーボール』」

「はい、『アグレッシオ』」


 リリーナが自分の方へと向かってきたワイルドボアを魔法で蹴散らし、アイリスが俺に筋力アップの魔法をかける。


 そんなわけで、俺たちは二日ぶりにクエストを受けていた。

 クエストは「ワイルドボア十体討伐、一万ギル」

 久しぶりのクエストだったというのと、この前アイリスに教わった『フリーズ』の性能を試してみたかったのでこのクエストを選んだ。

 そして、現在俺たちは既に九体のワイルドボアを撃退した。


「よーし、あれで最後だな、それじゃあ試してみますか。『フリーズ』!」


 俺は近くにいたワイルドボアに『フリーズ』を唱えた。

 その瞬間、ワイルドボアの足が止まる。もちろん俺の『フリーズ』で足元を氷で固められてしまったからである。

 アイリスも言っていたが本当に便利だ。


「これで後は好き勝手に殴るだけだな。どうしたよワイルドボア君、ほーら、俺はここだぞー。いつも見たく突進して来いよ」


『フリーズ』があまりにも上手くいった俺は少し調子に乗ってワイルドボアの前で挑発をしてみた。

 ワイルドボアはそんな俺の行動に頭に来たのか、一生懸命に暴れている。首を振って鼻の横にある角で俺に攻撃しようとするが、あともう少しの距離が足りず俺には当たらない。


「さてと、もうそろそろ片付けようかな」


 そう言って俺は腰に差してある、ショートソードに手を掛けた。

 ショートソードをそのまま引き抜き、ワイルドボアに向かって降りかぶる。そしてそのまま振り下ろした。ワイルドボアは痛そうに雄たけびをあげ、暴れる。

 しかし、俺の攻撃一発ではワイルドボアは倒せない。レベルが足りないのである。そのためいつもはこの後にリリーナかアイリスに攻撃魔法でとどめを刺してもらうやり方なのだが、『フリーズ』で足を止めている状態のワイルドボアなら、俺一人でも安全になおかつ、簡単に倒すことができる。

 なので、俺はそのまま振り下ろしたショートソードを斜め上に切り上げた。

 その瞬間、俺のショートソードが強い光を放った。


「おわっ! なんだ、なんだっ!?」


 いきなり強い光を放ち始めたショートソードを俺が一旦捨てようかと悩んでいると、アイリスとリリーナが俺の近くまで来てそれを止めた。


「ユウマさん。それはきっと片手剣の熟練度が上がったんだと思います。しばらくすれば光も落ち着きますし、光が収まれば使用できるスキル覧に片手剣のスキルが入っていると思います」


 と、アイリスが説明してくれた。

 なるほど、これが熟練度のレベルアップか。


 そのまま少しショートソードを放っておくと、アイリスの言う通り光は収まっていき、最終的には収まった。

 俺は光が収まったのを確認してから自分の冒険者カードの取得したスキル覧に目をやる。

 そこには既に取得済みの『スプラッシュ』、『逃走』、『フリーズ』と、新しい『スラッシュ』というスキルが追加されていた。


「おおっー! やっと俺にもソード系のスキルが! これで少しは戦闘が楽になるぞ!」


 感動だ。ようやく俺にもソード系のまともなスキルが手に入った。

 この世界に来て、今日で約一週間。俺はようやく、まともなソード系のスキルを手に入れた。さっそくそこで俺の『フリーズ』により動きを封じられているワイルドボアで試し切りをしようとワイルドボアの方に向き直るとそこにはアイリスがいた。


「……アイリス? なにしようとしてるのかな?」


 俺の見ている幻覚だろうか、アイリスがなぜかワイルドボアに回復魔法を掛けようとしているように見える。


「……えーっと。……ユウマさんが少しでも多く新しいスキルを試せるように、ワイルドボアさんを回復してあげようかな……なんて……思いまして……」


 最後の方に行くにつれ、アイリスの声がだんだんと小さくなっていく。


「……す、すいません! 本当はワイルドボアさんが痛そうにしてるのが可哀相で回復してあげようとしてました!」


 そして、俺が何にも言ってないのに、自分から自白するアイリス。

 そんなところもかわいい。マジで何でも許しちゃいそうな可愛さがある。

 俺、アイリスになら殺されても本望かもしれない……。


「まあ、いいよ。アイリスは優しいもんな。でもこれはクエストだ。俺たち人間に迷惑を掛けている魔物を倒しているだけ、だからアイリスがそんなに気を痛めなくてもいいんだ」


 そう言って俺はアイリスに笑いかける。

 流石にもう数えきれないほどアイリスが魔物に回復魔法を掛けているのを見てきている俺は、対応にもなれてしまった。


「ゆ、ユウマさん。……すいません。今度からはなるべくしないようにします」

「……ああ、頼むな」


 ……なるべくなんだ。

 まあもう何も言うまい。アイリスの心が清く、正しく、美しいのには全く問題ない。むしろアイリスにグレられたら俺はもうやっていけない。


「それじゃあ改めて……」


 俺は未だに『フリーズ』によって動きを封じられているワイルドボアにショートソードを構える。相手は動けないので、ゆっくりと慎重にスキルを発動することができる。

 俺はゆっくりとワイルドボアに近づき、攻撃がギリギリ当たらないところ、尚且つ確実にこっちの攻撃が当たるだろう、という場所に来てから。


「『スラッシュ』!」


 スキルを唱えた。


「うおっ!? なんだこれ!? 身体が勝手に……」


 スキル名を唱えた瞬間、俺の体がまるで誰かに操られているように動き出す。腕が急に動き出しかと思ったら足も動きだし、最終的には全身が勝手に動いていた。

 俺が戸惑っているうちに、体が勝手に動いてワイルドボアを切りつける。

 意味も分からずスキルに踊らされている俺に切られたワイルドボアは雄たけびをあげながら息を引き取った。


「……おーっ! これがソードスキル……」


 この世界に来てから何度目の感動か覚えていないが、右手で握っているショートソードを眺める。

 俺にもかっこいいソードスキルが使えた。ようやく冒険者らしくなってきた。そのことに体が震える。


「それにしてもソードスキルを使うと体が勝手に動くんだな」


 俺のそんな疑問にアイリスが口を開いた。


「はい、私はソードスキルを取っていないので気持ちはわかりませんが、確か冒険者がソードスキルを使う時は、その地に住む精霊さんの手助けによって体が動く。っていう話を聞いたことがあります」

「ふーん。つまりは精霊のおかげで俺のような素人でも、こんなにカッコいいソードスキルが使えるわけか」

「そうなりますね。スキルさえ取ることが出来れば、私みたいな小さな子供でもユウマさんと同じことができるんですよ」


 どうやらこの世界ではスキルさえ取ることが出来れば、武器系のスキルは誰でも使うことができるらしい。それはもう老若男女、年も性別も何にも関係ないらしい。

 逆に言えば生まれたばかりの赤ちゃんでも、死にかけのおじいさんでも、スキルを取っていて、武器を持っていて、言葉さえ話せれば、スキルを使うことができるらしい。

 それはそれで怖い。

 だって、生まれたばかりの赤ちゃんが剣を持って華麗な動きをしたり、もう死にそうで息も絶え絶えのおじいちゃんがソードスキルを使うだけで、まるで死にそうなのが嘘みたいな動きをするんだぜ。怖いだろ?

 それに、もう棺桶に片足突っ込んでる老人にも言葉を話させればスキルが発動できるとか、精霊も少し鬼畜だと思います。


「それに武器系のスキルはスキルによりますけど魔力を使うことなく使用することができます。でも、体が動かない状況だったり、体力がなかったりしたら使えませんから注意してくださいね」


 ……。

 さっきの俺の考えは全部間違っていたようです。

 ……忘れてください。


「そう言えば、さっきから静かだとは思ってたけどリリーナはどこにいるんだ?」

「え? リリーナさんならさっきそこに、って……あれ? どこに行ってしまったんでしょう?」


 アイリスと二人でリリーナの姿を探す。

 少なくとも俺たちに近くにリリーナの姿はない。さっき俺のショートソードが光ってる時にはこっち来てたのは間違いない。それを考えれば、そんなに遠くまで行っていないはずなのだが。


「ゆ、ユウマさん! いました! リリーナさんです!」


 そんな推測を立てていた時、アイリスがリリーナの姿を発見した。

 俺も急いでアイリスと同じ方向を見る。


「……。……アイリス。今日はもう帰ろう。クエストも終わったしな……」


 そう言って俺は目の前の光景を見なかったことにして背を向ける。

 うん。俺は何も見なかった。あそこにいるのは俺の知ってる奴じゃなければ仲間でもない。


「ゆ、ユウマさん! お気持ちはわからなくもないですけど、ここはリリーナさんを助けましょう。ほ、ほら、リリーナさんのは昨日魔法も教わっているじゃないですか」


 アイリスが必死に俺を止める。でも正直、もう面倒くさい。


 だってリリーナの奴は今現在、ワイルドボア三体に遊ばれているのだ。三体のワイルドボアに囲まれ、突進されて吹っ飛ばされた場所には次のワイルドボアがいて、また突進されての繰り返しをしている。

 その光景はサッカーのパス練習を三人でやっている様子に近い。


「……いや、だってなアイリス。もうこれで今日三回目だぞ? ああいうタイプは一度痛い目を見ないとわからないんだ。だからリリーナのことは忘れよう……な?」


 そう言って俺はワイルドボアに遊ばれているリリーナを無視してアイリスに向き直った。

 今アイリスに言った通り、リリーナが魔物に一人で突っ込んでやられているのは三回目だ。さすがにもうフォローするのもダルイ。

 いっそ、俺もワイルドボアに混ざってリリーナで遊びたいくらいだ。

 その時に少し手元が狂って、リリーナってボールじゃなくリリーナの上半身に付いている大きなボールに触っちゃってもオーケーだよね?

 うん。なんか俄然やる気が出てきた。


「い、いや、でも、あのままじゃリリーナさんが死んじゃいますよ? いつもはユウマさんもおふざけでリリーナさんを虐めていますが、ほんとうに嫌いなんてことはないんですよね? 大切な仲間なんですよね?」


 アイリスが最早懇願にも近い様子で言ってきた。

 まあ、さすがに俺もそこまで鬼畜ではないし、死なれてもアイリスが泣きそうだし、俺も胸糞悪いしな。そろそろ助けに行ってやるか。


「わかったよ、アイリスがそう言うなら、もうそろそろリリーナを助けてやろう。アイリス、俺に敏捷アップの魔法を頼む」


 俺がそう言った瞬間、アイリスの顔が枯れていた花が一瞬で花開くようにパッと明るくなった。

 ……こんな顔をされると、実は本当に置いて帰ろうかと考えていたなんて言えない。


「かけ終わりました。私も急いで追いますからユウマさんは先に行ってください」


 そう言ってアイリスは自分にも敏捷アップの魔法をかけ始めた。

 既に俺にはかけ終わっていて、俺の体にはもう見慣れてきたキラキラとしたものが纏っている。ステータスが上昇している証拠だ。さらに俺は近くにいる魔物に『スプラッシュ』を放ちこちらを視認させ、『逃走』スキルを発動させる。

『逃走』スキルは確かに便利なのだが、敵がいて、なおかつこちらに注意を向けさせないと使えないというのが少しネックな所だ。

 この辺りの魔物ならそう簡単にやられることもないので安心だが、この先強い魔物と戦う時が少し怖い。

『逃走』スキルを使って逃げようとしたら逃げる前に殺された、なんて洒落にならない。使いどころを間違えないようにしないといけないな。


 そんなわけで、俺はアイリスの敏捷アップの魔法と『逃走』スキルで時間を掛けずにリリーナを弄んでいるワイルドボアのところまでやってきた。

 リリーナはもう気絶しているのか、ふらふらしながらされるがままになっている。仕方ないので俺はワイルドボア三体の真ん中に割って入り、ふっとばされてきたリリーナを抱きとめる。


「ありゃりゃ、これはダメだわ……。ヒロインらしい顔をしていない」


 抱きとめたリリーナは案の定気絶していたようで、目をぐるぐるさせながら、だらしない顔をしている。

 俺のパーティーのヒロイン候補ならもっと可愛げのある気絶の仕方をしてほしいものだ。


 俺はそんなだらしない顔で気絶しているリリーナをゆっくりと地面に寝かせ、三体のワイルドボアに向き直る。

 アイリスはまだこっちまでには距離がある。応援は期待できない。リリーナは現在伸びている、使い物にならない。

 というわけで、今この状況をどうにかできるのは俺だけのようだ。

 さて、どうしたものか。


「とりあえず突進されたらリリーナがやられるから二体の足を止めるか『フリーズ』! 『フリーズ』!」


 俺は先ほどの要領でワイルドボア二体に『フリーズ』を掛け、足元を固定させる。どうやら上手くいったようで二体とも身動きがロクに取れずに暴れている。とりあえず二体の動きは封じた。

 そして俺はもう一体の『フリーズ』を掛けていない、身動きの自由に出来るワイルドボアに向き直る。

 仲間が身動きできなくなって動揺しているのか、それとも様子をうかがっているのか、わからないがワイルドボアはすぐには突進をしてこないみたいだ。

 これはこっちにとっては好都合だ。アイリスが来るまでの時間稼ぎにもなるし、俺も試してみたいことがある。


「『スプラッシュ』!」


 俺は魔法を放った。

 しかし、それはワイルドボアにではない。自由に動けるワイルドボアのいる方向の地面にだ。俺の『スプラッシュ』で辺り一面がいい感じに水浸しになる。


「そこからのー『フリーズ』!」


 次に対象を凍らせたり、氷を作り出すことのできる『フリーズ』を唱える。これもワイルドボアにではない。三体とも足を止めることは確かに可能だが、あえてそんなことはしない。

 俺は、床一面に広がっている水に『フリーズ』を唱えたのだ。

『フリーズ』よって辺り一面が水から氷に変わっていく。

 完全に凍った時にはちょっとしたスケート場の様になっていた。

 これで準備完了。

 あとはワイルドボアが突っ込んでくるのを待つだけだ。


 少ししてようやく身動きの自由にできるワイルドボアがこっちに向かって突進してきた。しかし、足元が凍っていてまともに走れていない。何度も何度も氷で足を滑らせ転んでいる。

 そう、俺の狙いはワイルドボアの突進攻撃の無力化だ。足元を凍らせることによってワイルドボアの最大の武器である突進力を奪う。ここまでは順調。

 次に俺はショートソードを防御の態勢で構え、角にショートソードを当てるような形でどうにかゆっくりとこちらへ滑ってくるワイルドボアを受け止める。

 足元を凍らせて突進力を失ったワイルドボアを受け止めるのは簡単だった。上手くワイルドボアの突進を受け止めた俺は、ショートソードをそのまま少し横に動かしてワイルドボアの突進方向を変える。そしてガラ空きのケツを思いっきり蹴り飛ばした。

 俺に突進の方向が変えられ、さらにけブーストまで掛けられたワイルドボアの行き先は『フリーズ』で身動きを封じられたワイルドボアの一体。


 俺に蹴られたワイルドボアは氷のせいでいきなり止まることができず、そのまま仲間のワイルドボアに突っ込んだ。上手いこと二体がぶつかった衝撃でフラフラしているところに俺はスケートの要領で一気に駆け寄って覚えたてのソードスキルを行使する。


「『スラッシュ』!」


 二体まとまって動けない状態だったワイルドボアは抵抗することもできずに俺に切られ、そのまま倒れた。

 これであとは一体。あとの一体は普通に身動きが取れないところをゆっくりいたぶってやろう、と考えていたら既にこっちに来ていたアイリスが魔法で倒している最中だった。


「ごめんね、ワイルドボアさん!『アイスニードル』!」


 アイリスが魔法を唱えた瞬間、氷柱(つらら)のような氷が出てきてワイルドボアを突き刺した。ワイルドボアは逃げることもできずに魔法の直撃を食らい、その場で息を引き取る。


「……ふう。なんとか倒せましたー」


 アイリスがその場に座り込む。

 俺はそんなアイリスに近寄ってさっきの魔法を褒めた。


「アイリス、すごいな。また新しい魔法を取得したのか」

「はい、さっき冒険者カードを見てみたら取得可能になってて、嬉しくなってそのまま取っちゃいました。えへへー」


 そう言って照れるアイリス。なにこの可愛い生き物。抱きしめたい。

 そんな欲望をどうにか押し切って、俺はすぐそこでだらしない顔で伸びているリリーナの方に目をやる。


「疲れてるところ悪いアイリス。リリーナに回復魔法を頼む、街までは俺がおぶっていくから」

「はい、わかりました。任せてください『ヒール』!」


 アイリスに『ヒール』掛けてもらったリリーナの表情が柔らかくなる。さっきワイルドボアに遊ばれてできていた傷もどうやら完全に塞がったようだ。

 傷と言ってもかすり傷ばかりだったが。というか、あれだけワイルドボアに攻撃? を食らっておいてほぼ無傷ってこいつは魔物に愛されるスキルでも所持しているのだろうか? しかも常時発動型のパッシブスキルで。


「よし、サンキューなアイリス。それじゃあ、少し休憩してから俺たちも帰ろう」

「はい、今日もお疲れ様ですユウマさん」


 少し休憩を取ってからリリーナをおぶった俺とアイリスは並んで街へと帰った。




 ……背中に背負ったリリーナの豊かな二つの果実の感触はしばらく忘れられそうにない。

 

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