26話
「『スプラッシュ』! 『フリーズ』!」
豪傑グマと少しの間一対一で戦うことになってしまった俺は、まず動きを封じようとお得意の『スプラッシュ』と『フリーズ』で豪傑グマの足元を固めた。
いつもは足元の周りを凍らせて動きを制限するだけだが、今回は足ごと固めて完全に動きを封じてやった。
「これならまともに動けまい。その間にミカたちが来て、やってくれ―――」
勝利を確信した瞬間、まだ勝利してもいないのに口走る言葉、それを人はフラグという。
「嘘だろおい!?」
時間稼ぎのつもりで撃った魔法が一瞬のうちに破壊される。豪傑グマは氷で固められた足をうっとうしそうに見てから、その太い腕で氷を殴った。そして見事に氷は割れた。
邪魔なものはなくなったとばかりに豪傑グマは俺との距離を詰めてくる。
「くっそ! 氷でダメなら、『リスント』!!」
『リスント』は拘束魔法だ。しかも自分でロープなどの拘束に必要な道具を用意しなくても魔力でゴムが生成できて拘束することができる。一応自分でロープなんかを持っていればそれで拘束することもできるらしい。だから、それなりに余裕のあるベテラン冒険者は耐久力のある『リスント』ようの拘束道具を持っているとかいないとか。
でもまあ、俺がそんなものを持っているわけもなく、普通の魔力によって形成されたゴム製の紐のようなものが豪傑グマを拘束する。
「やったか!?」
勝利を確信した瞬間、以下略。
「化け物かよっ!!」
俺が生成したゴム製の紐はまるでティッシュででも出来ていたかのようにあっさりと豪傑グマによって引きちぎられた。つい口から出てしまった言葉に化け物じゃないけど獣ではあるよ。『バ』はいらないよ? なんてボケに頭を割いている時間もない。
「やっばっ! 回避ーっ!!」
あっという間に距離を詰められて突進されかけた俺は、咄嗟の判断で横に全力で転がり回避した。アニメや漫画の主人公たちみたいに転がった後にすぐ行動できるように体制を立て直すなんて芸当のできない俺は、情けなく地面に横になったままだ。
でも、そのまま安堵するほど馬鹿でもない俺は豪傑グマがすぐにこちらを向き直っていないかを自慢のなさすぎる腹筋を使って中途半端に体を起こし確認する。
「ふう……。大丈夫そうだな。マジで残機が一つ減った気分だぞおい」
すぐに距離を詰められてはたまらないと立ち上がり、そろそろミカたちがこっちに来ているはずだとそちらに目を向けた。
しかし、そこには―――
「おいっ! なんで動いてねえんだよ! もう十分に時間は稼いだろ! 俺は時間は稼げてもとどめはさせねえんだぞ! 早く来いよ!!」
なぜかミカたちは俺がこちらに来た時にいた場所から一歩も動いていなかった。
マジで何なの!? 俺の近くに近寄りたくないとかいういじめなの? 慣れてるけどつらいよ?
あとなんでエイトとセツコさんは口を半開きにしたまま固まってるの? 二人もそうなの? 俺泣くよ?
「う、うわああっ!!」
「ああっ! くそっ! またあっち行きやがった!」
俺がよそ見をしている間に豪傑グマが再び負傷兵にターゲットを変えていた。さっき俺の言葉にミカたちはようやく動き出したが、エイトとセツコさんは依然として固まったままだ。マジでどうしたんだあの二人。
「こなくそっ!!」
兵士に攻撃を仕掛けようとしていた豪傑熊に実弾の銃を二発発砲して攻撃を防ぎつつ、ヘイトを稼ぎ、ターゲットを再び俺に向けさせる。これまた上手くターゲットが俺に代わり、こちらに向かって来る豪傑グマに対してさっきまでとは違う行動で足止めを試みる。
「『スプラッシュ』!!」
先ほどと同じくスプラッシュを放った俺は、そのままの調子で連続でスプラッシュを放ちながら、距離を空けすぎないように注意しながらミカたちの方へと徐々に後退していく。
いい感じに距離が詰まったのを確認した俺は次の行動に移る。
「『ボルト』!!」
魔力変換。
俺が何度もお世話になっている魔力を火や水といったものに変換する魔法だ。魔法の位で言えば初級魔法の下。一番の底辺魔法だ。そして、そんな魔法でも使いようだ。使い方さえ考えれば初級魔法でもそれなりに戦える。
「これを―――地面にっ!!」
俺の手でビリビリとしているボルトを地面に向かって放出する。初級魔法より下ということと、俺の魔力の低さも相まってボルトの威力はちょっとしたスタンガン程度の火力だ。範囲だって決して広くない。それこそスタンガンぐらいだ。
でも、威力はともかく範囲くらいならカバーできる。
「痺れろーっ!!」
俺が地面に向かって放ったボルトが数メートルは先にいる豪傑グマをとらえた。
なんでスタンガンくらいの射程の攻撃が数メートル先の敵に届いたのか。簡単だ。
俺だって馬鹿みたいにスプラッシュを使っていたわけじゃない。確かにヘイトを稼いでターゲット変更を防ぐ意味合いもあったが、一番の目的はこっちだ。
「地面を水浸しにすればボルトだって中距離魔法くらいにはなる!! 見たか熊めっ!」
水浸しになった地面は俺のボルトの距離を伸ばしてくれた。そのおかげで少し離れた位置にいる豪傑グマに攻撃ができている。
俺が豪傑グマの攻撃範囲に入ったら一分も持ちそうにないからな。
「ちっ! やっぱり完全に動きを止めるのは無理か! ……でも」
ここまで状況を整えてもさすが最弱ステータスに最弱レベル。せいぜいスピードを落とすのが精いっぱいだ。でも、十分な時間稼ぎにはなった。
「リリーナ!!」
「任せなさい!! 『サンダーボルト』!!」
ようやく俺の近くまで来たリリーナがここまで走って来る間に詠唱をしていた魔法を放つ。リリーナは俺と違って魔力の公式チート。変なことをしなくても以下力も距離も十分にある。その証拠にリリーナの魔法は見事に豪傑グマをとらえた。
「くっ! 走りながらだったから十分な威力にならなかったわね。未来の大魔法使いを名乗るものとして恥ずかしいわ」
「何言ってんだ。十分だろ。俺のより百倍は強い」
「そんなの当たり前でしょ! 私は天才魔法使いよ。そこらの冒険者に魔法で負けるわけにはいかないわ」
なんとも威勢のいい返事をしてきたリリーナを放って置き、俺はまた名前を呼ぶ。
「アイリス!!」
「はいっ! 任せてください! 『フリーズ』」
リリーナと同じく俺のすぐ近くまで来ていたアイリスがフリーズで俺が水浸しにいた地面も含めて辺り一面を氷漬けにする。リリーナに比べればさすがに魔力は劣るもののアイリスだって始まりの街にしては十分すぎるほどの魔力の持ち主だ。だから、俺なんかと違って豪傑グマでさえ壊せない氷を作り出した。
俺の氷をあっさりと壊した豪傑グマは今は全身氷の中だ。身動き一つとれていない。
なら、後はとどめを刺すだけだ。
「ミカっ!! やれっ!」
「おっまかせーっ!!」
俺の横を一瞬ですぐ去っていったのは幼馴染のミカだ。女神ラティファからもらった『金剛力』というチートをフルに生かして一瞬で豪傑グマとの距離を詰める。氷の上で足を着いたらコケることが自分でもわかっているのか、氷の上で一切足を着かずに土を踏んで一気に加速していった。
「砕けちゃえ!!」
そんな可愛らしいような怖いような掛け声とともにミカは氷の中にいる豪傑グマにグーパンチを放つ。普通ならアイリスの作った氷が硬すぎて殴った自分の方が痛い思いをするはずだが、ミカには『金剛力』がある。
いともたやすくアイリスが作り出した氷諸とも豪傑グマを葬り去った。
粉々に砕け散った氷が煌びやかにミカの周りに舞い落ちる。
その姿は幼馴染だということを抜きにしてもきれいに見えて、幻想的な雰囲気につい俺は―――
「きれい―――」
「ひゃーっ!! 氷の粒が背中に入ったーっ!! つめたーいっ!! 誰か助けてー!!」
「だと思ったけど、よく考えたらそんなこともなかったわ」
全部台無しである。
「おーっ!! この小さな鏡みたいなやつで戦闘訓練の様子が見れるのか!?」
「そうだぞ。つっても、俺が撮ったところしか見れないから、その時の状況を全体的には見れないけどな」
なんだかんだありながらも豪傑グマを討伐した俺たちは、これ以上の深追いは危険であると判断したエイトとセツコさんの指示に従って、あのままおとなしく王都まで戻ってきていた。
そして、現在は約束通り戦闘訓練の様子を記録した動画をのじゃロリに披露しようとしているところだ。
「そういえば、さっきエイトに聞いたのじゃが、ユウマたちも少し戦ったらしいの。それも見れるのか?」
「いや、俺も戦ってたから手が塞がっててな。そん時のは全く撮ってないから見れないぞ」
「うむー……それは残念じゃの……」
俺たちの戦闘光景なんて大したものではないはずなのだが、落ち込んだ様子ののじゃロリ。まあ、現実を見て後悔するよりも夢を持ったままの方がみんなのためだろう。
「ユウマ。これどうやって、どうが? ってやつ見るのよ。早く私の活躍を見せなさいよ」
「おい自称天才魔法使い。お前は俺とのじゃロリの会話を聞いてなかったのか? それとも聞いてもわかんなかったのか? 笑ってやるから言ってみろよ」
「はあ? ユウマの言葉なんて聞くわけないでしょ。耳が腐っちゃうじゃない」
「なんだと!! 腐らせられるなら腐って見せろよ! ほら、色々喋ってやるよ! 名前でも呼んでやろうか? リリーナさん、リリーナさん、リリーナさーん」
「うるさいのよ! 早く動画見せないさい!!」
なぜか動画を見たがっているリリーナが腹立たしい急かし方をしてくるのを無視することにした俺は大きなため息を一つこぼした。
全く、おねだりってのはもっとこう男心をくすぐるようにしないとダメなんだよな。リリーナの奴はまったくわかってない。
それこそさっきののじゃロリとか。
「ゆ、ユウマさん。急かしてしまうようで大変申し訳ないのですが、わたしもその、どうが? というものを早く見てみたいのですが……」
おずおずと上目遣いでお願いしてくるアイリスに心臓が激しく動き始めた。
こういうアイリスの予測可能回避不可能な行動は俺の心臓にはたいへんよろしくない。
うっかり萌え死にとか嬉死とか、うっか死とかしてしまいそうになる。
「おー、ごめんなーアイリス~。今すぐ再生してやるからな~」
猫なで声になりながら、あまりの癒され具合に幸せいっぱい胸いっぱいになっていると、リリーナとミカの小声の会話が聞こえてきた。
「やっぱりユウマってロリコンよね?」
「当たり前だよ。ユウマを好きになってくれる女の子なんて、私みたいな腐れ縁か、なにも穢れを知らない小さなこともくらいだよ」
「聞こえてんぞ、おい」
なんて失礼なことを言うやつらなのだろうか。
きっと、俺みたいなやつでも好きになってくれる人がこの世にはいるはずだ。お世話好きなお姉さんとか、お節介やきな後輩とか、そのほかにだってたくさんいるはずだ。
……いるよな?
三十超えて強制ジョブチェンジとか嫌だぞ俺。
「とにかくもう見るぞ。のじゃロリが待ちきれなさそうだ」
「その通りじゃぞユウマ。もう妾は我慢の限界じゃ!!」
瞳をキラキラと輝かせ、両手と両足をバタバタとさせながら期待に満ちた目でスマホのまだ真っ暗な画面を見ている。
「そんじゃあ再生するぞー。静かにしてないと聞こえないかもだからなるべく静かになー」
小学校の先生みたいな緊張感のない注意をしつつ、映画を見るわけでもないのに映画館にでもいるような雰囲気の中、俺たちはさっきの訓練の様子を記録した動画を見ることにした。
この場にいるのはのじゃロリとさっきから全然話さないけど、しっかりとこの場にいるけど眠そうなルーシアとアイリスとリリーナとミカと俺の六人だ。
エイトとセツコさんはさっきの訓練の報告だとか何とかで今この場にはいない。
スマホの画面は小さく、この人数で見るのは少し大変で俺を中心に身長のあるミカとリリーナが俺の後ろに陣取り、アイリスが俺の横からのぞき込むような形、ほとんど瞼が閉じかけて「むにゃー、もう食べられないよー……」なんて、テンプレセリフを吐いているルーシアがアイリスとは逆の横に位置している。正確には俺に寄りかかって眠っている。
そしてのじゃロリは少しでもよく見たいと真ん中を希望し、なぜか俺の膝の上にいる。
何このハーレム。ようやく俺にもモテ期が来たの?
正直赤ちゃんの時に終わってたのかって最近心配してたのに安心した。
「おーっ! おーっ! すごいのこれは!!」
動画の中で戦闘をしている兵士、兵士のピンチに颯爽と駆け付けたエイトとセツコさんの姿と声に感嘆の声を上げるのじゃロリ。アイリスものじゃロリほどではないしろ少し興奮気味なのか「わぁー、すごいです。さっきみた光景と全く同じです。すごいです」などと、可愛らしい声を何度も出している。俺の耳は正直動画の方よりそちらの方に傾いているくらいには。
そしてリリーナ。こちらは二人とは少し違う反応を示していた。
「ユウマ! これで私の魔法の数々を撮りましょうよ! それをみんなに見せて私が天才魔法使いだってことを証明しましょ! それがいいわ!!」
などとくだらないことを喋っていた。
相手するのも面倒な俺は無視を決め込むことにした。正直、無視なんかしたら絶対になにか言ってくると思っていたんだけど、リリーナは将来のことで目の前が見えていないのか、未来のあれやこれやの想像を口にしているだけで文句の一つも言ってこない。平和だ。
「なんか、俺たちにとっては当たり前なのにこうも驚かれると自分のことみたいに楽しいな」
「そだねー。別に私たちが作ったってわけじゃないし、日本じゃこれが当たり前なのに面白いよね。なんか新鮮」
かくいう俺とミカはこんなのは見慣れているのでさして驚きもしなければ感動もない。ただ、あの時の動画を見て改めてエイトとセツコさんはすげーな。くらいにしか思わない。
まぁ、ミカは、俺と違ってエイトにお熱なので平然としているように見えるが実のところ瞳には小さなハートがあった。
なんか知らんがむかつく。
そんなこんなで五分ほどの戦闘がそろそろ終わろうかとしているしているときに俺はあることに気が付いた。
「……なんか残りのシークバー長くないか?」
シークバーとは動画の時間を表している横棒だ。俺が動画を撮っていたのは俺が兵士の救援に行く前までなのに対し、動画はすでにセツコさんとエイトが豪傑グマを倒したところまで進んでいる。つまり、もうそろそろ動画が終わりなはずだ。
「あれ? ユウマ、なんか動画長くない?」
ミカも俺と同じことに気が付いたらしく、みんなの邪魔にならないように小声で話しかけようとしたためか少し顔を近づけながら言ってくる。
やめろ。そういうのが男を勘違いさせるんだと何度言えば、なんて言葉を飲み込み、俺は平静を装う。
「そうなんだよな。もしかして動画止め忘れた?」
「かな。そうじゃないとおかしいもんね」
急いで救援に向かったからあまり覚えていないが俺は咄嗟にスマホをポケットにねじ込んだ。その時に動画を終了した記憶はない。
「ん? 急に画面が真っ暗になったのじゃ……でも、声は聞こえるの」
俺とミカが顔を合わせて同じことを考えていると、のじゃロリがそんなことを口にした。スマホに目を戻してみれば画面は真っ暗のまま、俺の掛け声と兵士の声と布がすれる音だけが聞こえて来る。
「あー、すまん。俺が応援に入ったときに動画止めるの忘れてたみたいだ。ここからは音しか入ってないぞ」
シークばーを見る限り、どうやら動画は完全に戦闘が終わることまで録画を続けてたっぽい。なんとまあ、偶然というかなんというか。
「そうなのか……残念じゃのう……」
さっきまでのテンションとは真逆になってしまったのじゃロリ、しかし、そのテンションはあっという間に元通りに戻った。
「ゆ、ユウマ! お主初級魔法とかそういうものだけで豪傑グマとわたりあったのかの!?」
いきなり声を荒げ、膝の上から顔を後ろに向けて話しかけてくるのじゃロリ。
俺は驚きつつも返事をした。
「あ、ああ。そうだな。俺が使える魔法なんて初級魔法で初級の方だけだし、数も対してないからな。普通に殴りに行けば殺されるし、ああするしかなかった」
「す、すごいのじゃ!!」
のじゃロリが器用に俺の膝の上で回転してこちらに向き直る。膝の上に娘を乗せて喜んでいるお父さんの気持ちが俺にはわかった。
「ユウマ! お主は本当にすごいやつじゃの!! まさか初級魔法だけであそこまで戦ってのけるとは! 状況は見えずともお主がケガの一つもしていないのがその戦闘がいかにすごかったかの証明じゃ!!」
「いや、別にそんなことないだろ。正直あれは運が良かっただけだし、結局俺一人じゃ倒せなかったしな。どっちかっていうとこっちの三人の方が役に立ってるぞ。倒したのもミカだしな」
俺の言葉にミカが少しばかりある胸を張る。揉んでやろうか。
リリーナとアイリスもそれぞれらしい反応を示した。
「謙遜することはないのじゃ! 始まりの街の冒険者が一人で豪傑グマに立ち向かい善戦した。そして始まりの街の冒険者たちだけで倒し切った。十分な戦果じゃろう」
別に謙遜しているつもりはなかったんだけど、さすがにこうも手放しに褒められると俺といえど嬉しくなるもので―――
「まあ、俺ほどの冒険者になると、相手が格上でもどうにかできちゃうんだよな!」
などと調子に乗ってしまう。
「のうのうユウマ! もしかしてお主なら今さっき近くの滝近くに現れたというヤマタニオロチも倒せるかの!?」
「当たり前だろ。ヤマタニオロチでも大根おろしでもなんでも余裕だよ余裕。ちょちょいのちょいだ!!」
「本当か!? じゃあエイトに頼んで討伐隊にユウマたちも入れてもらえるように言ってくるのじゃ!!」
そういうとのじゃロリは勢いよく俺の膝から降り、そのまま駆け出して行った。
その背中を若干名残惜しく思いながら見送ったあと、俺は仲間たちに目を向ける。
みんなは俺に対して驚きと呆れが混じったような表情を向けていた。
「ユウマ、何か言うことは?」
「調子に乗ったとは思ってる。でも、反省はしていない」
「しなさい」
「……はい」
珍しくミカに反論できない俺だった。




