justice and crime
『ウッ。。。』
酷く荒れた砂ばかりが宙を舞う荒野
一人の人間が身体を起こした
『こ、ここは何処だ。』
疲れきった用な声で彼は言った。
周りには人影など在らず寧ろ動物一匹の気配もない。
荒野でただ一人彼は訳も分からず其処にいた。
『身体が重い。それに頭が割れるように痛い。ッつ!?』
彼は頭に触れた手を見て驚いた。
手にはベットリと血が着いていた。なぜ血が流れているのか、誰かにやられたのか、そんな疑問を抱いていたが痛みに耐えきれず考えるのをやめてしまった。
『と、とりあえず。落ち着ける場所に移動しなきゃな。』
そう言って彼は重い身体を持ち上げて歩き始めた。
ドスッ
『ここら辺でいいか。』
目が覚めた場所から歩き始めて30分。
ようやく休めそうな建物を見つけた。
建物といっても、ボロボロになった廃屋。
だが、今の状況では我儘なんか行ってる場合ではない。水はなんとか使えるみたいなので三日ぐらいはなんとかなりそうだ。
『フゥ。』
ゴクリと水を飲み喉の渇きを潤しため息を着いた。
『頭の手当をしなきゃな。つっても、このボロ屋に手当できるもんなんて。。。』
そう言いながら廃屋の中を探し始めた。
?「生きてたんですね。R.」