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Session1-1 結成

GM:では、キャラクターも作り終わったことですし、早速セッション始めたいと思います~!


一同:いえーい!


GM:では、舞台について少々。あなたたちが現在暮らしている村はテラスティア大陸ザルツ地方のルスキラ帝国から歩きで1週間ほど走らせたところにある小さな村です。その村は小さいながらとても平和でのどかなところです。時折蛮族達が攻めてきますが、村人たちで結成された自警団によって今のところ大きな被害はありません。


ザイン:俺の親父はその自警団の長を務めていたんだぜ。ただ、俺がまだ小さい頃に蛮族たちの手によって殺されちまったけどな。


GM:いいですね。じゃあ、現在までは村の人達に支えられながら暮らしていたってところかな。


ティア:私は村のすぐ近くにある神殿に通う帰りがてら幼馴染のザインの家によく顔を出しています。


ミスト:私もそんな感じかな。暇さえあればザインとティアと一緒に稽古したり遊んだりしてるよ。


GM:じゃあ、まぁ、そんな感じで無事18歳になりました。この世界ではりっぱな成人とみなされ、冒険者として旅立つ者も多いようですね。では、そんな感じで初セッション始めて行きましょ~!



ーーSession1 結成ーー



GM:では、3人で村の中を歩いています。すると、いつもの村と少し様子が違うように見えます。


ミスト:具体的には?


GM:ルスキラ帝国から派遣されたとおもわれる兵士が何人か村に来ているようですね。


ティア:「あの、すみません…この村で何かあったのでしょうか?」と声をかけます。


GM:兵士「あぁ、最近この村の近くで蛮族が数体目撃されてね。一応、大事になる前に見回りに来たんだよ。」


ザイン:「なるほど、それで少し村がピリピリしているんだな。俺にも何か手伝えることがあるといいんだけど。」


GM:兵士たちは「あぁ、もし何かあったらよろしくな。とりあえず、一段落着くまでは夜中出歩かないように。」と注意して去っていきます。とりあえず、ここでのイベントはこんなところです。何かしたいこと等はありますか?


ミスト:うーん、とりあえずはないかなぁ。蛮族探しにいくわけにもいかないしね。


GM:では、場面を夜に飛ばします。夜中はみんな何をしていますか?


ザイン:俺は兵士たちの注意を受けたし家でゆっくりしているかな。


ティア:私はザインの家でくつろいでいます。


ミスト:私も。ザインにちょっと過激なスキンシップをしながらまったり過ごしているよ。


GM:それをティアがちょっとヤキモチ妬きながら観ているんですねwでは、3人がザインの家でくつろいでいると、村のはずれの方から悲鳴が聞こえてきます。


ザイン:「もしかしたら、蛮族かも!ティア、ミストはここで待っててくれ!ちょっと見てくる!」そう言って悲鳴が聞こえてきた方に駆け出します。


ティア:「待って下さい!ザイン!」


ミスト:「全くしょうがないな。私もちょっと追いかけてくるよ。ティアはどうする?」


ティア:「私も行きます。もし誰かが怪我をしていたら助けられるかもしれない。」


GM:では、ザインに少し遅れて2人が家を飛び出して悲鳴がする方向に走り出します。悲鳴が聞こえた地点にたどり着くとそこには数体の蛮族たちが、兵士相手に戦闘をしていました。


ザイン:蛮族の種類は分かるか?


GM:では、魔物知識判定をお願いします。セージ技能レベル+知力ボーナスの補正がつきます。


ティア:では、私が…10点です。


GM:では、村に襲いかかっているのはゴブリンだということが分かります。ちなみに、弱点値も超えたんでゴブリンに魔法ダメージを与えた場合+2のダメージを与えることができます。


ミスト:戦況の方はどんな感じ?


GM:最初は蛮族の奇襲に驚いていたようですが、今では兵士たちのほうが優勢ですね。


ザイン:さすが、帝国兵だな。


GM:すると、どこからともなくゴブリン2体があなた達の前に現れました。どうやら、兵士たちに見つからないように裏手を取ろうとしたようです。しかし、あなた達を見つけると敵意をむき出しにして手にした棍棒で攻撃を仕掛けてきました。


ザイン:「俺のデビュー戦だぜ。」


ティア:「ザイン、気をつけて下さい!もし傷ついたら私が回復しますね。」


ミスト:「私も戦うよ!村を襲う卑劣なゴブリン…絶対にゆるさないんだから!」


GM:では、戦闘開始です!こちらの先制値は10です。スカウト技能レベル+敏捷度ボーナスでお願いします。


ザイン:そういや、このパーティースカウト技能持ってる奴いないんだよな…


ミスト:あ、でも、私成功したよ。こっちが先攻だ!


GM:では、そちらが先攻で。隊列はどうします?


ザイン:ザインとミストが接敵かな。んで、ティアは少し離れたところで。


ティア:回復は任せてください。


GM:では、そんな感じで。では、敏捷度の順番で…ミストからどうぞ。あ、こちら、回避値は10です。


ミスト:では、ゴブリンAに攻撃を仕掛けるよ。魔力撃発動!んで…命中も問題なし!ダメージは…回らなかった10点です。


ゴブリンA HP16→8


GM:ぎゃー、一発で半分削られた。


ザイン:じゃ、俺がトドメだな。かばうを宣言してから…同じくゴブリンAに攻撃…命中!10のダメージ。


ゴブリンA HP8→0


GM:ザインが剣を振り下ろすとゴブリンAはパタリと倒れてしまいました。それを見たゴブリンBが「ぐぬぬ…よくも同胞を…」と言っています。


ティア:「この村を襲った罰ですね。観念なさい。」


GM:ティアはどうする?待機?


ティア:いえ、私は一応二人にフィールド・プロテクションを掛けます。


ティア MP29→25


ザイン:「よし、これで蛮族の攻撃なんか痛くないぜ!サンキューティア!」


ティア:「いえ、頑張ってください。」


GM:では、ゴブリンBの攻撃です。かばうを宣言してるからザインに攻撃。命中は10です。あ、かばう宣言してるから命中か。では、ダメージロール…12。


ザイン HP30→23


ミスト:「ザイン!大丈夫?別にかばわなくても私一人で避けられるわよ。」


ザイン:「いや、女の子が傷つくくらいなら俺が引き受けるさ(キリッ」


ミスト:「ザイン…///」


GM:こういうイケメンなところに二人は惹かれちゃったんですね(笑)では、次はそっちのターンです。


ミスト:では、魔力撃を宣言してゴブリンBに攻撃!コロコロ…(1・1)


一同:あ…


GM:説明しよう!ダイスを振って1ゾロだった場合自動的に失敗扱いになるのだ!逆に6ゾロだった場合は自動成功だよ。あ、1ゾロ振った回数覚えておいてね経験点にプラスできるから。


ミスト:はーい。「くっ、このゴブリンちょろちょろとっ!!」とちょっと苛ついた感じで舌打ちするよw


ザイン:では、俺の攻撃!かばうを宣言。そして、ゴブリンBに攻撃…命中!お、クリティカル!…そして、もう一度クリティカル!…計20点のダメージだな。


ゴブリンB HP18→0


GM:ザインの渾身の一撃を受けたゴブリンはそのままバタリと地面に倒れます。つか、二人の出目極端だなw


ティア:ミストの運を吸い取った感じですねwあ、一応ザインのHPを回復しておきます。キュア・ウーンズ!


ザイン HP23→28


GM:では、3人は力をあわせて村に襲いかかるゴブリンを倒しました。周りをみると他の蛮族たちも全て自警団と兵隊たちによって倒されているようです。


ミスト:「完全勝利!」


GM:村人たちも蛮族が見えなくなると一気に歓声に沸きます。村人A「よくやった~!」村人B「いいぞ~いいぞ~」村人C「自警団も兵隊もお前たちも良く守ってくれた!ありがとう!」


ティア:やっぱり、人に喜ばれるのは嬉しいですね。


ザイン:そうだな、ホント無事討伐できて良かった。


GM:まぁ、ゴブリン2体程度じゃ相手にもならなかったですけどねw


ミスト:導入ですしこんなもんでよろしいかとw


GM:では、村の人達に感謝の言葉を浴びつつ、ザインの自宅に場面を移します。三人で村を守ったお祝いをしているというところで。


ザイン:オッケー。じゃあ、ついでに、冒険に出ることを二人に話します。


GM:あぁ、それでもいいですよ。では、宴もたけなわとなったところで、ザインは急に真面目な顔で二人に声をかけます。


ザイン:「なぁ、ミストにティア…」


ティア:「どうしました?」


ザイン:「前々から考えていたことなんだけど…今回の件で俺は戦えると確信した。これからは、冒険者として色々なところを巡りたいんだ。」


ミスト:「え、本気で言ってるの?」


ザイン:「あぁ、俺もいつまでも村の人達の行為に甘えられないからな。」


ティア:「そう…ですか。ザインは昔からそう言っていましたものね。」


ミスト:「うーん、じゃあ、私もついて行く!親には明日説得するし。」


ザイン:「え、でも女の子は大変なんじゃ…」


ミスト:「私だって十分戦えてたでしょ?それに、私がついて行くって決めたんだもの。反対されてもついて行くわよ!」


ティア:「私も行きます。どちらにしろ、近いうちに神殿の修行で様々な土地を周る予定でしたし…」


ザイン:「そっか…じゃあ、反対はしないよ。これから、パーティーとしてよろしくな!」


二人:「えぇ!」「任せといてよ!」


GM:では、こうして、パーティーは結成されるのでありました。これから、長く険しい冒険者の道をたどる三人の冒険者達…様々な試練を通してきっと力をあわせて乗り越えて行くでしょう!



ーーSession1 結成 完ーー


GM:…という感じで初セッションは終了です。


一同:おつかれさまです~!


GM:では、次回は旅に出る三人という形でシナリオを組んでいきます。


ザイン:成長はどうする?次回のセッションの頭?


GM:いえ、では、能力の成長と技能を上げましょう。能力の成長はダイスを振って下さい。技能については経験点1000点+1ゾロ振った回数×50点でお願いします。


ザイン:では、振ってみた結果…こんな感じか。


ザイン…成長:敏捷度+1 成長技能:ファイター2→3 エンハンサー0→1 習得技能:全力攻撃(攻撃力UP)、マッスルベアー(魔法により一時的に筋力UP)

ティア…成長:精神力+1 成長技能:プリースト(アステリア)2→3 習得技能:魔法拡大/確実化(魔法の成功率UP)

ミスト…成長:敏捷度+1 成長技能:スカウト0→1 


GM:ほぉほぉ、みなさん、バランス考えて良い感じに成長してますな。


ザイン:俺はファイター上げたことによりHPが更に強化されたからな。ガンガン硬くなっていくぜ!


ティア:私もプリーストを伸ばしました。これで、戦闘技能とれたんで…回復失敗するとシャレにならないしw


ミスト:私はスカウトを取りました~。やっぱ、今後先制判定は成功させたいしね。


GM:いいんじゃないですかね。では、次回は、旅立ち編です。これからもよろしくお願い致します。


一同:よろしく~!!



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