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小話 ラグの秘密

ひとつ忠告しときます。

ラグ、アホです。ラグに良いイメージを持っときたい人は飛ばして下さい。


みなさま、突然ですがこんにちは。神武官ラグです。


この間、神殿に遊びに来た妹と一緒に私が連れてきたユーコがやってきました。

ユーコは流れるような黒く艶やかな肩甲骨まである髪の毛先を内側に巻いた髪型をしており、健康的な白い肌をしています。顔も私の国ではとんでもなく美人だといわれるほどのつくりです。



私が助けたときも、よこしまな考えがあったかと聞かれれば私は神官なので、女性にそのようなfhf;愛江f;いhだ;dかkjごにょごにょ・・・・・まぁそれは置いといて、兎に角城で働いている者たちでユーコを知らないのは上の人たちだけだろう。(わざわざ誰それがカワイイだとか美人だとかいう話を下働きの人がしないから)



ユーコには内緒だが、城下町でもかなり評判で、ユーコが城下へ友達と連れ立って遊びに行くとすぐに知れ渡る。内緒にしなければいけない内容とは、勝手にユーコの姿を描いた絵が売り出されていて大ヒットしているということだ。かくいう私も持っていんbdfかj、。gkふぁd・・・・知り合いからいただきました。いや、別に欲しかったというわけでは・・・(ホントは友達の武官に無理やり買いに行かせた)


もう一つの秘密ですが、そんなにモテモテなら恋人の一人や二人とお思いでしょうがそうは問屋が許しませんよーーー!!!我々はファンクラブを作り、ユーコ不可侵条約を結んでいるのです。この二つに入らないとユーコに近づいてはいけないのです。もちろん入ればアタックもアピールもしすぎてはいけません。もし、この二つに入っていないモノがユーコに話しかけたりすると・・・・・・これ以上は私の口からはとてもとても・・・・・(ガクガクブルブル)とても厳しいお仕置きが待っているのです。

ユーコが誰か一人のものになるくらいなら、自分も手にいれることはできないが誰のものにもならずにいてくれた方がよろしいのです。


ゴホンッ!!兎に角、そんなユーコが遊びに来たのです。そりゃあー神殿は色めき立っています。

色々と危険を感じた私は、場所を移動させることにしました。

知り合いの営む洒落た食事をとれるお店で、ユーコから質問をされました。


「前から思ってたのだけど、ラグは肌の色緑よね。シェイラーからも聞いたけど、そういう人達ってほとんど食事取らなくても大丈夫ってホント??」


あぁ、言い忘れてましたがシェイラーとは私の妹のことです。これが困ったこでほとんどしゃべらないんです。兄さんお前の嫁のもらい手があるのか心配で心配で夜も寝むryjjfb

まぁそれは置いといて・・・


「そうだよ。朝の一つ星の光(太陽的役割の星)を浴びれば何故だかエネルギーが湧くんだよね。特に水を飲んで、皆が呼吸しにくいって言うところに行くとそれが顕著なんだよね。」


「!!!!!よ、葉緑体なの!!!その肌の色の原因は葉緑体なのか!!!!どうやってそんな進化の過程を経たのよ!!!植物と動物がどうやって合体したのよ!!!」


「??????」


「・・・・・・」


一人で叫び出したユーコは何かを言ってるがまったくわからない。ユーコの国の言葉だろう。

ユーコは興奮するとこの言葉で話す。

妹は相変わらずボケっとしている。実にこの国は今日も平和だ。良いことだ。


私は朝の一つ星の光をめいっぱい浴びながらエネルギーを充電しつつ、叫ぶユーコをにこにこしながら見ていました。


めでたしめでたし。














「なに笑ってるの!!!!」


「ハハハハハ何でもないよハハハハハ今日も平和だなあーって思っただけさハハハハハ」


「なんかむかつく・・・・・・・・。」


「ユーコ、気にしない。お兄ちゃん、アホだから・・・・・。」





シェイラー・・・・ラグが反面教師だったのね。

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