エントス大陸40
「ヌッちゃん。この生姜2個を持った和尚2人の人形なに。あとこの寝てるショタもついでに襲うの?」
『ふぇ?』
「ツヴァツヴァちゃんじゃ物足りなかっ…」
『マセガキという言葉があるんだよ〜?(ツヴァイに怒られたくない)』
「39億歳にガキはないでしょ!ガキは!なんならこちちゃんの方が年下だぞ!十万歳くらいだぞ!」
『うちからしたら39億歳はガキだよぉ〜』
「む」
『とりあえずこいつら起こすか。ツェーはツヴァイ持って帰っといて。100年ぶりくらいに会えて嬉しかったよー』
「100年なんてすぐだよ。じゃーね!」
《次元瞬間移動》
次元瞬間移動は別次元の同座標に転移する魔法だ。
ツェーンの実力だと
外怨界から仮凝身神界まで移動できるだろう。
別次元だと世界の移動が早くできるのだ。
世界は円状のようにあり、その円が次元だ。
内側にも円状の次元が何重にもあり内側の円に行く程高位の界域なのだ。
分かりやすく言うとサーキットとかではダートみたいな感じ、そこを通った方が近いけど、通るのは辛い的な?いや違うな
ああ、言い忘れてた。一般人は四次元以上は知覚出来ない。一般人が知覚すら出来ない場所に無理矢理いくのだ。一次元差でもかなり複雑になり簡単に行けはしない。しかも神通力と霊力が強すぎてツェーンは仮凝身神界は行けても通行不可だ。ツェーンはイストのように霊力の塊みたいなやつだもん。他次元に逃げ隠れた神も数千年に一度のペースで見つけれるから、神は正の次元に阻害されないようだ。逆に神が魔界を知覚する事はかなり難しい。魔族と神族の争いがなかなか終わらない原因はこれだ。防衛側がかなり有利なのだ。
ちなみに次元にも区切りがあり呼び方がある。
-32次元から-19次元が禍界。
-18次元と-17次元が怨界
-16次元から-7次元が魔界。
-6次元から-3次元が狂界。
-2次元と-1次元が暗界。
0次元が零界。
1次元と2次元が負界。
3次元が人界。
4次元から7次元が神界。
8次元から11次元が創界。
12次元から26次元が絶界だ。
昔は1、2次元は聖界だったんだけどね、神族が全滅…はしてないか。神族は常に隠れ住む事しか出来なくなったから魔族が聖界に進行してきんだ。今は第二次元の3割が魔族に支配されている。第二次元の住民可哀想〜 lololololol
もう少しでみんなのいる第三次元に魔族がいくね!
3次元は人間がいる場所。全ての世界がある場所。人間は魔族なら魔界じゃないと思ったそこの君!現人神や現人魔もたまにいるなんかよくわからない次元なんだよ。
係争中の国家と国家に挟まれている中立国家的な?
零界は完全不連結次元で座標が無い次元だ。
正の数の次元も上がれば上がるほど正の円状の中心にいく。
負の数の次元も下がれば下がるほど負の円状の中心にいく。
零界は全ての次元の中心であり、正も負でも最外側の界域だ。
不確実で不明瞭で、特異点的な存在の次元だ。
-33次元や27次元はないのかって?
界域が中心に近づく程進む事が難しくなる。
歩く事すら難しくなるし下手に歩くと体が木っ端微塵になる。次元を分ける層によって。
だが中心に到達していないからある事は確かだ。
零次元、-33次元より先、-27次元より先には確実になにかある。ネルの”ナンバーズ”…いや、”NC”の主力と同等レベルもいるかもしれない。
そしてうちの目的が叶えられる方法があると良いが。。。
ちなみに今。”NC”は第三次元以外でも最も影響力があるグループだ。(到達可能次元のみ)。
そこらの次元国家よりも大きい。
だけど手当たり次第殺していく虐殺組織ではないから滅ぼしたりはしないよ〜ん!(ただし神族を除く)
神族はさっき手に入れたソーセージのように…
…そうだ忘れかけた。
<目覚めスッキリ覚醒>
起きた後のゴロゴロする至福時間は与えないよ。
『ハムさん。サラミさん。おはようございます!』




