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冒涜の神殺しの旅~空虚の心≠絶対無~  作者: 厨二病みたいなうわぁって思うようなの作ろうとしたら面白いかなと思ってみたけど自分のが酷すぎてやめた
第一章-エントス大陸{上}
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エントス大陸39

「宿ってどこかわかる?」


ツェーンはこちに尋ねる。


「…知ってる」


「つれてってくれない〜?」


「…おいで」


「おいでって言ったら来たか?犬じゃ無いんだからぁ…」


「…消すよ?」


「ふぇ?やれるならやってみれb…


地獄の門(ヘルゲート)-闇黒郷(ディストピア)

<闇衝撃風圧波ダークネスショックウィンドウェーブ>


地面から黒いオーラを放つ禍々しい門が現れる。

そして門が開き一寸先も見れない霧が現れる。

その霧は凄い勢いでツェーンに向かう。


「ッな!?」


<溶解鏡(ディソルブミラー)>


竿が現れる。釣り針も付いている。

だがなぜか鏡も付いている。

太陽の本原の力(太陽神ラー)が込められた鏡だ。

てかラーの眼の水晶体を21に分けた(聖遺物)の1つだ。

鏡は()()()()()()()()()()()()を円錐状に放つ。

太陽のような明るい赤だ。


光円錐は[ある人間の名前]円錐とも呼ぶ。

ある人というのは親殺しのパラドックスや因果律という理論を無理矢理曲げようと試みた人間の事だ。

勿論そのある人はそれを曲げる事を失敗した。

だから半狂乱で力を追い求め…半狂乱というか完全に狂っていたな。


鏡から放たれた光は()()()()()()()…刹那と言える程近い未来。その光の部分があると確定するので光が当たっている部分を改変する。


それを目的を叶える為に半狂乱で発見したからその人の名前がついて”[ある人間の名前]円錐”と呼ぶのだ。これは知る人が居ない真事実だ(?)


まぁ、とりあえず簡単に言うとその光が当たった部分が虚無と化す。


「は?」


ツェーンはありえない光景を目にした。

そんな明るい赤色の光が黒い霧に負けて侵食されているのだ。


コーザル体分離(マナスセパレイト)

中陰化(バルドチェンジ)

<魔導コア自爆サークルセルフエクスプロージョン>


コーザル体は低位マインド(具体マインド)高位マインド(抽象マインド)。そして自我()の3つの事だ。要するに魂と魂の細胞みたいな感じだ。それを肉体からポイっとやるのだ。


中陰化の中陰はエーテル体、メンタル体、アストラル体、…肉体と魂以外の体…幽体のようなものだと思えば良い。(実際には違うが似たようなもの)肉体と魂をを消滅させて幽体のみにするのだ。(魂は肉体からポイっとされてるので消滅しない)

幽体化エクトプラズムチェンジとはちょっと違う


魔導コア自爆は自分の魔導コア(サークル)を自ら爆発させるのだ。魔導コアは魔力と魔法の源。消えてしまったら魔力や魔法を使う魔法職からしたら致命的だが、ツェーンは妖力を使う妖術、気を使う仙術などを使うからノープロ(no problem)


ツェーンの肉体が胸の部分から消滅し始める。

首まで消滅し始めた頃にツェーンの肉体が黒い霧に飲み込まれる。


「あ…危ないよぉ?」


「…やれるならやってみてって…言ったのに」


「ごめんなちゃい」


ツェーンは二度とその言葉を言わないと決めた。

それとヌルが連れてきた子なんだから弱い訳がない。うん。

ヌルが連れてきた事忘れていた。


「…宿おいで…?」


「わん」


こちはツェーンが追いつけるように音速くらいの速度で先導する。


「…みぎぃ」


「は〜い」


「…ひだりぃ」


「は〜い」


「…みぎぃ」


「は〜い」


「…ひだりぃ」


「は〜い…?」


「…みぎぃ」


「は〜い…?」


「…ひだりぃ」


「は〜い…?」


「…みぎぃ」


「あの…?」


「…ひだりぃ」


「さっきから何を?」


「…宿にいきたいならおいで」


猫のような口をしているこちがツェーンに振り向きながら言う


「うぅ」


「…みぎぃ」


「なんで喋る前に一拍分空きがあるの?」


「癖」


「普通に喋れるのかい!」


「…やめると違和感があるの」


「そうなの?」


「…普段つかう一人称変える時みたいに」


「あーなんか分かるー。痒い背中に手が届かないようなむず痒さ」


「…ここで180度ひだり回転」


「は!?おい!進行方向反対じゃん!」


「…30分くらいこの速度で飛べば着くよ」


「え〜。君が僕に強制瞬間移動コウアーションテレポーテーションとか使えばいいじゃん。」


「…あ。そうだね」


<強制瞬間移動コウアーションテレポーテーション>

<瞬間移動(テレポーテーション)>


「危ない!」


二人が宿の入り口のドアの前に瞬間移動する。

同じ場所にだ。


実は瞬間移動は攻撃や妨害などにも使える。

有名な五つは…


空間歪曲系の瞬間移動なら相手を瞬間移動先の通過点にすれば敵は空間歪曲の中に閉じ込めらる。空間の歪曲は少ししたら戻るので、ピザの生地のように空間に引き伸ばされる。


対象置換系は相手を入れ替える対象にすれば入れ替わる事が可能だ。発動者が相手より体が小さければ相手は大きかった分の肉体が取り残される。ようするに発動者の体のサイズに合うようにカットされる。置換場所を相手の右腕だけが入る場所にすれば右腕だけが相手がいた場所にいく。なお回避不可だ。対象が自分ではなく自分の体がを含めた空間だから察知も抵抗も不可能だからだ。


亜空間系や尺地系の瞬間移動なら相手がいる場所に瞬間移動すれば相手と重なり合った肉体がちりぢりに四散する。亜空間系は亜空間と現実世界の同じ座標に瞬間移動するから全身木っ端微塵にする事は可能だ。しかし尺地系はどちらかと言うと人型の巨大槍に貫かれる感じだ。


複製系の瞬間移動は自分の肉体の複製を作り、幽体や魂をその複製体に入れるのだ。魂を直接攻撃される危険性があるが恐らく相手を最も撹乱する事ができる。壁を貫通する事も出来る。色々と応用が効く瞬間移動だ。捨てた肉体に爆弾を仕込む事や肉体を操って瞬間移動で移動をした事を気がつかせずに不意打ちするなどなど。相手のいる場所に肉体を複製すれば相手の肉体や人格や魂格を乗っ取る事が可能だ。ちなみに肉体を複製せずにやると圧倒的格下ならともかく、幽体と魂がある肉体が既にある肉体を乗っ取る事は難しい。逆に魂を破壊される。だから幽体や魂が無く、自分との適性が100%の体を作り、それに魂を入れ、相手の魂を追い出すという瞬間移動だ(瞬間移動なのかどうか疑問だが)


だけど何故使わないかって?

そういうのの確殺対策に防護結果は必須なのだ。

つまりみんな防護結果を使っているから直接攻撃が出来ないのだ。

結果割って使えばいいって?結果を割ったらもう一点集中型の攻撃を与えれるだけで終わりだ。


ツェーンが幽体と魂のみである事と

こちの復讐法(コードオブハンムラビ)のおかげで被害は0だったからまぁ、よし。


こちの復讐法(コードオブハンムラビ)は幽体と魂を弾く。同じ極の磁石のように反発した。


復讐法(コードオブハンムラビ)は目には目を歯には歯を…等倍で攻撃を跳ね返す結果だ(そして自分へのダメージを完全無効化する)。肉体、幽体、魂を破壊する結界ではないからツェーンは無事だった。


「同じ場所に瞬間移動させるから死んだかと思ったよ…」


「…めんどくさかつた」


「めんどくさかつたってなんだよ。お前の結界が吸魂膜(ソウルサックバリア)とかだったらまじsuck(最悪)


「…jk(ジョーク)?」


kys(死んでろ)


「…bruh(ふぁ)


『なにその喧嘩みたいなの。コント?』


少女の姿をした”すれんだぁ〜”なヌルが出てくる。

(まぁ、この場にいる全身”すれんだぁ~”なんだけど)

髪が地面を擦っている。

そして鉄製の鎖と鈴付きの首輪を付けている。

というかそれしか身に付けていない。

…よくみたらヌルは左手で2.5頭身の猫(ひんにゅ〜派)を引きずっている。


「えなに」


ツェーンは目の上に手を置くが指と指の間から見ている。


「…うわぁ」


こちは左手を口の近く上げて…軽蔑した眼差しでヌルを見ている。


『ん…』


凝視されているのを気づいたヌルは魔法で瞬間着替えをする。

白いシースルーのキャミソールワンピース。

裾の長さはマイクロミニ丈より短い。

それとお決まりの黒いリボン付きの白ニーソックスだ(?)

老化しないから年を取るたび服が過激になっていく。


「…うわぁ(2回目)」


「ヌっちゃんの本当の性別ってなんだっけ…?」


『idk』


「忘れたんじゃなくて?」


『うん、わからん。昔を思い出したくなくて封印してるから』


「封印外せば分かるのねOK」


『ダメ』


「いいじゃんいいじゃん」


『だーめ』


ヌルはそう言いながら扉を飛び蹴りする。

そして蝋燭型催眠香の火を消す。


…日の出だ。

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