エントス大陸35
『GO GO ゴゴゴゴGOLD ススす〜らいむはライム味〜』
ヌルは人間の肉団子in人間の腸を振り回す。
「お前の男体化時の下半身にあるボロニカソーセージ並のサイズだな」
『これでも女体化時はコーティザンのバイトで夜声はカナリアのようなのだよ!』
「客の好みによって性格、見た目、声、嗜好、具合etcを変えれるとか客からしたら最高だろ!しかもどんなやりかたでもokとか!」
『うちは沢山の自分の姿があるからね〜!一回財宝1000個〜♡』
『見た目か可愛い少女なら心が揺れるなぁ〜!男色じ…』
ヌルが超絶美少女に大変身〜!
130cm弱のちょっとボーイッシュな銀髪のショートヘアーのろりろり貧乳ガール!!!
(ヌルは男体時の時髪を服の中にしまっているからショートヘアに見えるだけでロングなのだろう?)
でも嫉妬しちゃうくらいka wa ii!
「うん〜やっちゃう〜♡」
『財宝もう2000個でおまけしちゃ〜う♡』
「するする〜♡」
『ちょっっっっっっっろ!(0.000001デシベルくらいの小声)』
ヌルの肩に手が置かれる。
手の主は…こちだ。
「…ボクの_____。ヌルはどこ?」
ナンカマックロナオーラハナッテイルンデスゲド?
エ、ウチナニカヤラカシタ?
コレチョットカナリマズクナイ?
ブンシンタイダカライイケドダメダロコレハ。
キュウキョクマホウデタメタモノガナクナルカラ。
『ア、ハイ、ワタシガヌルデス』
「…ヌルはどこ?」
こちは掴んでいた肩を魔法で潰した。
やっぱこの娘筋力皆無だ。
『イヤダカラソノデスネ』
ヌルは姿を元に戻す。
『スガタカエタダケナンデスゴメンナサイ』
「…肩痛い?」
『イタクナイデスコンナノサイテイイノマホウデナオリマス』
<最下位回復>
ヌルの肩は治らない。
<低位回復>
ヌルの肩は治らない。
<回復>
ヌルの肩は治らない。特に魔法目の前に何もついていないからこれは中位回復だ。…ノーマルとかミドルとか間際らし!
<上位回復>
ヌルの肩は治らない。回復魔法があまり得意では無いからだろう。
<高位治癒>
ヌルの肩は治らない。流石におかしい。
『こち?なんの魔法使った?』
「…肉裂き+細胞破壊と音波骨砕き+骨伝導とpain」
『さらっと言ってるけどpainって究極魔法よね?』
ヌルの記憶ではpainは刹那の間でもショック死する程ノ肉体的な痛みを与える。苦痛とかいうレベルじゃない痛みを与える。この魔法作った奴誰だ。ショック死とか痛覚刺激とかイタイイタイ魔法とかさ、なんかあったでしょ…。
その人の記憶から作り出して精神的なダメージを与える究極魔法
《Invite Dystopia》
などなら通じただろうな。
というかただの最下位記憶を使われただけでもショック死するわ!
てか回復しないの細胞破壊のせいか!
<修復>
<高位治癒>
…踵が高い靴の事では無い。
肩は元通り!
肩はね。
音波骨砕き+骨伝導使いやがったから全身の骨が木っ端微塵だ。
まぁ、骨がなくても体を動かせる人間がいるという事を覚えておこう。
ガチャ
「人が入ってきたね。殺す?」
全員が一階の扉が開く音に聞こえた。
この魔塔は王城と同等くらいの高さだ。
『何でも聖夜の大Hをするって老人が言ってたから乱交でもするんじゃない?それなら殺さなくても音聞こえないかと。』
「…さっきの人…喋ってる途中で死んだから…」
「ヌル!間違った情報送んなよ!」
2.5頭身の猫が少し腕を動かす。
瞬く間にヌルの頭がぶっ飛ぶ。
…すると残った胴体が破裂して周りに血がぶち撒かれる。
人間の血の量とは思えない量の血だ。
僅かだが赤い光を放つ真紅の血だ。
血が一箇所に集まって人型を生成する。
ヌルの出来上がり〜!
3分クッキング!次回は来週だよー!
『こちぃ…余計な事言うな…』
「…本当のこと」
「じゃあ乱交はしないって事ね?じゃあ殺しに行くか。」
『そうだね。バレると面倒だし』
「ヌル。どれくらいの魔法なら使っていんだ?」
『イストの感知能力は高いからなぁ…。クラス50以下の魔法までかな?』
2.5頭身の猫は魔法も使えるけど魔法職では無い。だったらなんだって?ネルの中では最も高い遠距離戦闘の能力が高いけど剣士というわけわからん奴だ。(ヌルも魔法職だが近距離自爆電撃戦が得意)ネルというグループの”ナンバーズ”に入れる生物?は最早闘いに距離なんてほぼ関係ない。最早距離減衰は皆無だからだ。それが剣士でもだ。まぁ、剣だから直接攻撃を当てるとダメージは格違いになるけど。
「僕は?」
『あいつ妖力とかの感知能力特にえぐいから禁止。』
「さっき世界が壊れるからダメとか言ってなかった?つまり手加減すればOKでしょ?」
『お前手加減できないだろ』
「てへぺろ」
『これで戦え。』
ヌルはツェーンにマウスを渡す。
ネズミじゃないよ?パソコンとかに使うマウスだ。
これはマジックアイテムだ。
マウスで1人だけ操る事ができる。
操れるというか脳への命令の最優先権だ。
だから相手が喋ろうとすれば喋るという命令を出していなければ喋れる。
喋ってはいけないとかいう命令は出す事が出来ない。
マウスしかないから行動しかできないのだ。
ワイヤレスだから操る相手は無条件で誰でもOK!
抵抗は不可能。対処法は脳への命令の最優先権を奪われながらマウスを破壊する事だ。
前はキーボードもあったんだけど…cとfとuとkとoとlを使いすぎちゃって反応しなくなって捨てた。
キーボードがあれば同時に複数を操る事が出来る。
しかも脳への命令を出せないという命令も出せる。その命令を出せば完全な操り人形になるけど…oが使えなくなったからできないから捨てた。
他にもぱちくりや唾を飲む事などの細かい行動も可能になる。
「ヌルを操ればいいの?OK了解」
『違う違うー!』
「じゃあ何を操れば良いんだ?」
『お前どうせ儀式用とかの人間ストックしてるだろ』
「ヌルの家の地下施設のおもちゃ箱に入れてきた」
『お…おもちゃ箱?』
「闘犬ならぬ闘人間を入れてる牢獄のこと。食費とかはヌル持ちだよー!まぁ、とりあえず置いてきた」
『damm』
「でもただの人間なら髪の毛一本で殺せるよ?」
『んま、そだな。じゃー殺しに行きましょ行きましょー』
「いぇーい」
『彼らの遺影の準備はー?』
「ないぞいぇーい!とでも言うとでも?」
「いぇーい!」
『ツェーは言ってるけど?』
「にゃぁ〜ん?」
「…にゃん…?」
『にゃ…にゃん???』