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うちのドS執事は異世界でも超最強  作者: 真皓 心
第3章
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68 決戦!①

 紅葉達は、ビシュヌを倒すため、最終決戦に突入していた。

ユーネリアの五行属性、【火、水、風、地、雷】を掛け合わせた攻撃を当てると、怯むという事だった。

という所でメレストロ、ラグール2人が現われた。

メレストロ、ラグールがいるということは、封印の準備が整ったという事だった。

そして、紅葉、黒瀬が立てた作戦を元に動こうとしていた。


「お嬢様、私とクロナ様がひきつけますので、攻撃をお願いします」

「分かったわ!」

「じゃあ、皆、行くよ!」


 紅葉の掛け声に合わせ黒瀬達が、飛び出した。

黒瀬、クロナが、たくさんの攻撃から華麗にかわしていく。

ラーガは、ロザの援護しつつ、弾丸を撃って行った。

紅葉は、皆の攻撃力、防御力を上げる。

治癒もすぐにできるように魔法をかけた。

ビシュヌの攻撃を避けながら、紅葉達もなんとか攻撃を通そうと撃ちまくっていった。

レギランスの皆も、紅葉達と攻撃をしていた。


「ビシュヌの攻撃がめっちゃくちゃ強くない?」

「つべこべ言わずに、攻撃をしないと!」

「分かってるわよ!もう!早く終わらせておいしいお酒を飲みたいわ」


 シルバーンの強力な攻撃がビシュヌに命中。だが、怯むことなく攻撃をしてくる。


「当たったのに、ビクともしていないじゃないのよ!」

「だから、破壊神:ビシュヌだから硬いって言ってるじゃない!ほら、次の攻撃がくるわよ」

「うわっ!?」

「なんて威力なの!」


間一髪で攻撃を避けた。唖然とする中、その真ん中を突っ切る黒瀬、クロナはビシュヌに近づいていた。


「クロナ様、挟み撃ちで攻撃を致しましょう」

「言われなくても分かっているわ!」

「いつ、そんなに仲良くなったの?」

「仲良くなっていません!わたくしは、いつも紅葉様のお傍にいますわ。こんな、腹黒な執事ではなく、わたくしを傍においてください!」

「えっ!?」

「わたくしは、腹黒執事よりも使えますわ!」

「いやいや。こんな腹黒執事でも、使える時は使えるから」

「フン。素直に言ってくださればいいのに…」

「うるさいわよ!さっさと、倒しなさい!黒瀬」

「分かりました。お任せください、お嬢様」


 黒瀬はビシュヌにあらゆる攻撃をしていく。クロナも意地でも攻撃をしていた。


「皆、攻撃を合わせて!」

「分かりました」


 紅葉の炎の魔法攻撃、ラーガの雷の攻撃、サラの土の魔法攻撃、ウンディーネの水魔法攻撃、セラティナの風の矢を合わせて攻撃をビシュヌにした。

命中はしたものの、怯むことはなかった。


「えっ!?」

「なんで?」

「命中したはずだ」

「五行属性を合わせたのに?」


紅葉達が、唖然としていると、メレストロとラグールが来て、


「あー。ごめんごめん。言い忘れていた事があってさ。封印中に力を得たみたいで、以前みたいに五行属性で封印できないことになってたわ」

「えー!?」

「それ、早く言ってよ!」

「アハハ…。ごめんねー」

「では、どうしろと言うのだ?」

「あと2属性足そう」

「…」

「なんで、軽いノリみたいに言ってるんですか!?」

「メレストロ様、ラグール様、それは、光と闇ですね?」

「あっ、そうそう。聖さん、分かってるじゃないの」

「ええ。聞いたことありますから」

「黒瀬、なんで分かってるんなら早く言わないのよ。攻撃はなっちゃったよ?」

「大丈夫ですよ」

「ほらここに、力が持っている方々がいるではありませんか」

「メレストロとラグールでしょ?」

「私達が、その2属性持っているからねー」

「あー」


 紅葉達は、何か察した様子だった。


「だったら、もう一回ビシュヌに攻撃をするわよ!」

「任せろ!」


 紅葉達は、もう一度さっきの攻撃をビシュヌに攻撃をした。

ビシュヌも攻撃しようと光線を撃つのにため込んでいた。

そして、紅葉達はビシュヌに攻撃を放った。

2つの攻撃がぶつかった。

紅葉達は、力を振り絞りビシュヌの攻撃を撃ち破り、今度こそビシュヌに攻撃を当てることができた。

ビシュヌは、紅葉達の攻撃を受け、灰になり消えていった。


「やったのか…」

「破壊神:ビシュヌの魔力はなくなりました」

「やった…」

「やっと倒せたのね!」


 紅葉達が、嬉しさあまり盛り上がっているその時。

紅葉を狙って攻撃をした者がいた。


「お嬢様!」

「紅葉様!」


 紅葉の前に、クロナがいた。

その場にクロナは倒れ込んだ。

まだまだ続きます。

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