53 レアもの②
紅葉達は、マグマタートル、サーポパードが現われた。
サーポパードは、いろんな動物が混じっている魔物だ。
「黒瀬、ラーガの援護を!」
「かしこまりました」
「紅葉、危ない!」
紅葉の目の前には、サーポパードの尻尾があった。
そこをサラのサラマンダーが助けてくれた。
「サラ、ありがとう」
「2体も相手してて、こんなの無茶だよ」
「でも、皆頑張っているんだから、私も頑張らないと」
紅葉とサラは、空の上から魔物や黒瀬達の動きをみていた。
(これは…マグマタートルが地味に邪魔をしている)
それは、サーポパードに攻撃をさせ、マグマタートルは噴火や地響きで皆の足元を邪魔をしていた。
「サラ、マグマタートルの足元を攻撃をして、動きを止めよう」
「分かった」
サラは、ウンディーネを呼び出した。
それから、アヌビスも。
「ウンディーネ、アヌビス!頼むわよ」
「通信魔法!」
紅葉は、皆に通信魔法で作戦を伝えた。
「かしこまりました」
「わかった」
「任せろ!」
紅葉は、皆に合図を送る。
ウンディーネとアヌビスが、マグマタートルの足を狙った。
マグマタートルは、雄たけびを上げながら、倒れた。
「今よ!!」
黒瀬達は、一斉にサーポパードに攻撃をした。
ロザは、援護をする。
ラーガは、後ろからくる攻撃をガードする。
次々とここぞとばかりに一斉に攻撃をした。
黒瀬達の攻撃は、サーポパードに命中した。
サーポパードに攻撃があったところを上空から紅葉とサラは見ていた。
「よし、当たった!」
サーポパードは、崩れるように倒れた。
「皆、今よ!一斉に攻撃をして!」
サーポパードは、紅葉達からの攻撃を浴び、倒れた。
「ついにやったぞ!」
「報酬はがっぽり貰えそうだな」
ロザが、ニヤニヤしながら行った。
「とりあえず、倒したサーポパード、マグマタートルをアイテムボックスに入れときます。少し休んで街に帰りましょう」
「そうだね。でも、凄く強かったよ」
「もっと、経験積まないとな…」
「そうですね。レベルはこの3体でざっと5レベくらいは上がったでしょう」
「そんなにも…」
「まぁ、これだけの魔物を倒したんだ。それくらい上がってもおかしくはないだろう」
「当初のクエストは、ノギスとウェザーウルフでしたからね。運がいいってことでしょう」
「経験値もたくさんもらったからな。嬉しいことだ」
「では皆様、街に帰りましょう」
紅葉達は、街に向かって鉱山を下りた。
まだまだ続きます。
あまり続けて出せなくてすみませんm(_ _;)m




