05 双子の姉妹騎士
ラーガの妹が出てきました。
ラーガに似て美人さんです。
ここ、【クローバー・イースト】に双子の少女がいた。
名前は、姉・【ラーガ・クレネーゼ】、妹・【ラーナ・クレネーゼ】。
今から5年前ラーガたちの国で戦争が起こっていた。
激しい戦いだった。
「はぁー!!」
「エアー・ストライク!!」
あたり一面の兵士をぶっ飛ばした。
「お姉様、やりますね。」
「まだまだだ!油断するな!」
また、兵士が2人に攻撃を仕掛けてきていた。
何千万人もの人たちが、襲いかかってくる。
「サンダー・シールド!」
「いやー!!」
「女だといってなめるなよ!」
ラーガ、ラーナは、次々と兵士を倒していく。
すると、不思議なお面をかぶった男の人が立っていた。
「お前、何者だ?」
その男は、不気味な笑みを浮かべると、ラーガたちに襲いかかってきた。
「キーン!」
剣と剣とがぶつかり合う。
激しい戦いをしていた。
「ラーナ!大丈夫か?」
「はぁ…、はぁ…。つ、強い…。」
「パラディンはこんなものか?」
「まだまだだ!はー!!」
ラーナは、攻撃を仕掛けた。
「ファイヤー・ストライク!!」
その男は、ヒラリと、ラーガの攻撃をかわした。
「な、何!?」
「もらった!」
「お姉様!!」
――――――その瞬間。
「うぐっ…。」
ラーガの目の前で、血が散っていた。
「ラーナ!!」
「ふん!」
その男は、逃げるかのように、立ち去っていった。
「おい!待て!!」
男の姿は、もうなかった。
「クソッ!!おい!ラーナ、大丈夫か?」
「お姉様…、ご無事で、、、何よりで…。」
「もう喋るな。傷にさわるぞ…。私が助けてやるから、死なないでくれ!」
「お姉様…、今まで、、、ありがとう…。」
「何を言ってるんだ!ラーナ、ラーナ!ダメだ!」
ラーナは、だんだんと目を閉じていった。
そして、息をひきとった。
「ラーナ…、ラーナ!」
ラーガは、叫び、そして、泣いた。
泣き続けた。
それから、その悲しみは、いつしか憎しみへと、変わっていった。
誤字・脱字があればお願いします。
ラーガの悲しみは、ここにありましたね。
責任感の強いラーガなので、妹を失ったのは自分のせいだと思っています。
これから、どうするのか?
感想等があればよろしくお願いします。