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七夕、か。

作者:

今日は7月7日、俗にいう七夕だ。

まあ、もうすぐ終わるが。

七夕といえば、短冊にを笹に吊るして願いを託したり。

織姫と彦星の為に晴れるよう祈ったり。

伝説をだしに、カップルがイチャイチャするイベントだ。

世間が盛り上がる中、私がしたことといえば…いつも通り、ゲームをして貴重な休日を過ごしただけだ。

勿論、ゲームが悪い訳ではないし止めるつもりも毛頭無い。

楽しいからこそ一日やっても飽きないのだ。

しかし、ゲーム疲れから一時中断し現実に意識を戻すと考えてしまう。

もし、私に叶えたい夢という物があったとしたら。

私は今日という日を家の中で過ごすという選択肢を選んだのだろうか、と。

私には、生まれてから一度も「夢」というものを持った事がない。

あれがしたい、これが欲しい、あんなふうになりたい。

そう思う事はあれど、


「では、その為に何をするべきか?」


と考え、行動するには至らない。

ぼんやりとした希望はあれど、自らを突き動かす程のものではない。

勿論、夢の為に頑張る人は凄いと思う。

輝いていると思うし、カッコいいとも思う。


「では、自分もそうなりたいのか?」


私は夢を追う人を見、感動する度思うのだ。


「思いはするが、面倒だ」


と。

人にこの事を伝えると、無気力だと言われる。

なるほどそうだと私も思う。

しかし、私から言わせれば仕方のない事なのだ。


夢を追う人がいたとする。

その人を突き動かすのは「そうなりたい」という欲望だ。

欲望と言うと聞こえが悪いが、希望と言えばどうだろう。

大半の人は、素晴らしいものだと言うだろう。


要するに、だ。

夢を追う人や活動的な人には希望という燃料があり、私のような人間にはそれが無い。

ただそれだけの事なのだ。











ここまで読んだ人は、余程の物好きか、暇人か、もしくは「何が言いたいのか?結論は何だ」と気になってた人だろう。

ここまで読んでくれたお礼に、言いましょう。


「言いたい事は言い切った。伝えたい事などありはしない」


ぼんやり浮かんだ考えを、久し振りに形にしたくなった。

目的があるとすれば、この作品こそが目的だ。

盛大な一人言がしたかった、それだけだ。











ここまで読んでくれた君には、是非ともお礼が言いたい。


貴重な時間を使ってくれてありがとう。




もう、帰っていいよ。

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― 新着の感想 ―
[一言] ご無沙汰しております。 ぶっちゃけ過ぎて投げっぱなし、いいですね。変にきれいに装うより、よっぽど好感が持てます。 年取って今の自分の目標みたいなものは「つつがなく過ごす」であります。そう…
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