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異世界でも超能力で無双する  作者: 零門 十洲
異世界召喚の前に
2/14

能力確認と異世界の戦女神との邂逅

 いやー、やっぱりスマホで打っていると、物凄く時間がかかりますね(言い訳)。

 後、予約投稿ってこんな感じなんだ!と思いました。

《特異能力》

 【剣創造LV1】【範囲拡大LV1】【異世界言語LVMAX】


《通常技能》

 【刀術LV9】【体術LV8】【身体能力上昇LV8】【空間把握LV6】【直感LV4】【思考速度上昇LV3】


《称号》

 【神童】【超能力者】【念動力者】【戦闘狂】【武術の達人】【極めし者】【世界最強】【常勝不敗】【到達者】【常駐戦場】【不敗神話】【神々の注目を集める者】


 …んー、特異技能しか普通っぽい物がない、むしろ特異技能以外が特異じゃねーか。こんなのを見られたら、絶対とんでもない目に遭わされるだろう、。特に、【刀術LV9】とか、他の戦闘系の能力を見られてしまったなら、絶対魔王討伐の時、最前線に出して、無理やりにでも戦わせようとするだろうな。というか通常技能と称号って一体なんだ?自称神から説明された覚えが全くないぞ。


 そもそも、突っ込み所が多すぎるだろ。まず第一に、称号が多くないか?12個もあるのって俺だけじゃない?それに、言っておくが、俺は戦闘狂ではないぞ。これは本当だ。というか、いつの間に世界最強になっていたんだ?後、神々から注目を集める様な事をした覚えは全くもってないんだが。これは断言できるぞ。


「はい、みんなちゃんと自分の能力を確認出来たかな?その特異技能は、いつの日か必ず、君達の役に立つから、大切にするんだよ。能力について色々疑問があると思うけど、それは後で、君達を召喚した国から説明されるよ」


 そうなのか。通常技能とか称号っていうのは、特異技能と何が違うのかとか、後、技能レベルは何レベルがどのぐらいの強さの現れなのかとかを尋ねたかったんだがな。

 向こうに行ってから尋ねるしかないか。でも、やっぱり気になるな。


「…さて、もう時間が余り残っていないから、話を召喚の方に戻すね。君達は今から異世界に召喚される。これは神である僕でさえも防ぐことができない。僕にできるのは異世界に召喚されてもすぐには死なない様に、君達に多少の力を与える事位だ。…それでも尚、異世界では理不尽な暴力が蔓延しているんだ」


 まあ、理不尽な暴力が蔓延しているのは、どの世界でも同じだと思うが。その理不尽な暴力に抗うために、体や技術を鍛えたん俺がいるんだからな。


「だから、君達は望む望まないに関わらず、覚悟を決めなくてはならなくなった。それは、家族や想い人ともう会えなくなってしまうかもしれない事、あるいは魔王の軍勢との戦いで沢山の生き物を殺すかもしれない事、もしかしたら異世界で殺人を犯してしまうかもしれない事に対しての覚悟だ」


「今、君達は高校2年生だ。だから、この事について考えるのは難しいかもしれない。しかし、異世界に召喚されてしまった以上、いつかはこの事を考える必要があるって事を覚えていてくれ」


 …まあ、実際その通りなんだよな。異世界に行く、と言うことは今いる世界の常識が通用しない事もあるだろうからな。今回で言えば(というか、まあ今回が最初で最後だろうが)、命の重さが軽い世界に召喚されるから、敵対する奴を殺す覚悟が必要だろうな。異世界に行っても自分の世界の常識を貫きたいなら、やっぱり理不尽を跳ね返すほどの強さを持ってないといけないな。


「それでは、今から異世界に君達を送るよ。…みんな、覚悟は出来たかな?よし、行くよ。じゃあ、異世界でも頑張ってくれ。ささやかながら僕も地球で応援しているよ」


 その言葉が聞こえないうちに、教室内が真っ白い光で満たされた。その光が消えた時、教室には誰一人として残っていなかった。



 気付いた時には、俺は真っ白い何もない、俺以外誰も居ない部屋にいた。


「ここ、何処だ?」

「おお!やっと、気付いたか!」


 訂正する。今、目の前に変な女が突然現れたから、俺以外誰も居ない部屋ではなくなった。今、こいつどうやって現れやがった?


「…誰だ?お前」

「その質問に答えてやろう!私はオルギアの戦神であるファントと言う!お前の名前は剱崎刃で合ってたか?!」


 …何で俺の名前を知ってるのか、それにオルギアとは何処だ?と言うかそもそも、まずここ何処なんだ。


「此処は神の間と呼ばれている場所だ!お前の名前は神界隈で、出回っているんだ!オルギアと言うのはこの世界の名前だ!」

「…俺の思考を呼んだのか?」

「ああ!今は全く読めなくなったがな!何をしたんだ?!」

「そりゃ、思考を読まれたら怖いから、何も考えないようにしているだけだ」

「お前、そんなことができるのか?!ますます面白いな!」

「それは光栄だな。で、時間が無いから率直に聞くが、何が目的で此処に呼んだんだ?」

「ん?ああ、お前は召喚の最中だったな!召喚については安心しろ!これはお前の頭の中で起こっていることだからな!外では限りなく遅い時間の流れになっているのだ!精神と時の部屋みたいなもん、と言った方が解りやすいか!」

「ああ、成る程な。めっちゃ解りやすい例えだな。というかそんなことより、さっきも言ったんだがわざわざ召喚に割り込んでまで、俺に何の用だ」

「そうだったそうだった!なに、用と言うのは単純だ!剱崎刃、今から私と勝負しろ!!」


 何をいってるんだ、こいつは?まあ、自称神からもらった特異技能がどんなもんなのか、確かめてみるためにもやってみるか。あ、やべ、考えてしまった。


「ふっふっふ、なら今すぐにでも始めようか?!」

「いや、待て。一度能力を試してからにしてくれ」

「分かった!なら私は居ない方がいいな!じゃあ、新しく部屋を作るぞ!」


 部屋を作るってどういう事なんだ?と聞く前に、突然俺の目の前に扉が現れた。


「…それがお前の能力か?」

「そのようなものだ!さあ、中に入ってみろ!」


 扉の中は円形闘技場のようになっていた。とてつもない広さを持っていて、能力を試すにはもってこいな場所だな。…この大きさの建造物を一瞬で作るとはな。


「いつか、お前にも私と同じくらいの事が出来るようになるだろう!」

「だと良いんだがな。あ、後出来ればで良いんだが、闘技場に対戦相手みたいな物を出してくれると助かる」

「アッハッハッハ!なかなか肝の据わっている奴だな!私相手に全く怯む事なく追加の要求をしてくるとは!良いだろう!これは、特別だ!」


 と言いながらファントが何もない場所から取り出した物は、俺と同じ位のサイズの人形だった。何だこれは。


「これは、この世界で初めて創られた戦闘力自動調整型自律式戦闘人形、そして私の作った戦闘人形の中での最高傑作!名付けてバトルドール君だ!そもそもこの戦闘人形を作った理由は……」


「……を埋め込む事によって、この人形は実質、この世界で初めて戦闘能力を自動で調整出来るようになったのだ!っておい!私の話を聞いているのか?!」

「…ん?あ、ああ勿論聞いてたぞ?」

「本当か?なら良いんだがな!これで私のバトルドール君の凄さが解ったところで、じゃあ早速使っていこうではないか!」

「いや、使っていこうと言ったって、そもそも使い方が分からないんだが」

「なに、使い方は簡単だ!バトルドール君に向かって『起動』と言うだけだ!戦いを止めたければ『戦闘止め』と言う!これだけで十分だ!」

「成る程な。そんな簡単で良いのか?なんか誤作動とかありそうだが。まあ、良いか。じゃあ、早速戦ってみるか」


 いつの間にかファントは闘技場から居なくなっていた。あいつ、多分だが空間操作系の能力なんじゃないか?というかこれから戦う相手にそんなにヒントを与えて良いのか?ま、実際にやってみないと分からないけどな。


「よし。そんじゃあ、早速だが『起動』してくれ」

[了解致しました。スリープモードからバトルモードへと移行します。……移行が完了しました。]

「じゃあ、戦おうぜ」

[それでは戦闘を開始します。]

 最後までご覧になって下さり、ありがとうございます。これから春休みに入るので、そうしたら毎日投稿出来るはずです。

 次は戦闘シーンです。上手く描写できるか心配ですが、出来るだけ頑張ります!

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