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赤ちゃん?─それはね─

作者: 翠ケ丘 なり平

気楽に読んでください。

 ☆☆


 カタカタカタカタ、カタカタ


 耳に強く残る音が広く断崖絶壁の高地で残響として聞こえる。


 これはクラッタリングと呼ばれる威嚇や求婚時にある鳥が出す音。



 ◆◇


「ママー赤ちゃんってどこからくるの?」


 幼い子どもの純真であるがゆえの究極の問い。


 しかし、私たちは胸を張ってハッキリ答えることが出来る。


「それはね?──コウノトリが運んできてくれるのよ──」


 そう、人類はコウノトリによって運ばれて産まれてきた生物なのだ。


 そうであるがゆえに、私たち人類はコウノトリなくしてこの世界に存在することは出来ない。


 コウノトリは偉大で神にも等しくもあり、神秘そのものを体現する神鳥なのだ。


 今までコウノトリたちはその身命を賭して何十億の赤ん坊を世界中に運んできたのだ。


 どうやって運んでくるのかそれは未だに解明されていないが目撃証言は尋常ではないほど報告されている。


 今日も今日とて何処かで両翼を広げ白と黒の鮮やかな色彩を放ちつつ大地に十字の影を写す。


 その影をみたものはこう言うだろう。


「生命の配達である─」、と。



 ☆☆


 広げた葉の上に陽光を浴びて露が煌めく。


 露が地面に落ちて地面に薄い染みを残して吸い込まれていく。


 鮮緑に彩られた球体がそこらかしこに地面から生えている。


 ◆◇


「お母さん、赤ちゃんってどこからくるの?」


小さな子どもの親に対する無慈悲の質問。


しかし、私達はしっかり目を合わせて答えることが出来る。


「それはね?──キャベツ畑からやって来るのよ──」


そう、人類はキャベツ畑からやって来て産まれてきた生物なのだ。


 そうであるがゆえに、私たち人類はキャベツ畑なくしてこの世界に存在することは出来ない。


 キャベツは偉大でお天道様のようなものでもあり、神秘そのものを体現する植物なのだ。


 今までキャベツたちは何十億の赤ん坊を見守りこの世界の入り口として存在してきたのだ。


 どうやってやって来るのかそれは未だに解明されていないがひとりでに赤ん坊が出たなどが各地で報告されている。


 今日も今日とて大地に大きな葉を広げ色鮮やかな緑を日の光と共に私達の目に焼き付けるだろう。


 その緑をみたものはこう言うだろう。


「生命の布団である─」、と。

完全におふざけです。

何処かにこんな誕生があってもいいんじゃないですかね?

コウノトリも大変ですね(笑)


連載で他にも生命の神秘扱ってるやつあるので読んでくれたら嬉しいデス。ヴい!

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― 新着の感想 ―
[一言]  異世界ものの「スポーン」の原点って、こういうところにあるのかなぁって思いました。凄く懐かしいネタをしっかり書かれていて、面白かったです。
[一言] 個人的には、軽いコメディとして読めました。天丼がいいですね。
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