幼なじみは、死神のパートナー?!
1 正体不明の主人公
とある高校に死神がいる。
そんな噂が流れ始めたのは、いつだったろうか。
あんがい本当の話なので、今日は、その話について、お話ししましょう
舞台はとある高校。主演は、哀れな死神です。
どうぞ、お楽しみください
「あぁ~っつかれたぁ~」
茜色に染まった空!新鮮な空気!
今は放課後!あの嫌がらせのような授業も終わったんだ!
自由だぁ~!
「朱寧ちゃん大丈夫?」
呆れながらも声をかけてくれる君は天使か、、、、、、、
あ~あこうしてみれば私も、普通の女子高生なんだけどな~
なぜ私が、普通じゃないかというと
「おい!朱寧!こっちこい!」
、、、、、、、この後分かる。、、、、、、
「はぁ、めんど~、、、、」
そういって、私は教室を出た。
実はですね?私と教師には、ちょっとした秘密がありましてね?
あ~どう説明したらいいんだろ、、、、、
ん~答えは、CMの後で!
なんてことと考えてたら、殴られた。
、、、、、、、、、痛い、、、、、、、、。
なにしやがんだ、この暴力教師、
そんなことをやっていたら、人気のない中庭に、ついた。
「キャア~告白?(棒)」
茶化してみた(笑)
「、、、、、んなっ!、、、、、んなわけねぇだろ!」
オコラレタ、、、、、、解せぬ
やる気(笑)なくしたわ~
「んで~?何なんですか?」
あーCM終わったから、話さないとー
実は、人の胸のあたりには、カードが浮かんでいる。
カードは、その人の精神状態を表す。
ハートは、通常通り。
ダイヤは、怒っている。
スペードは、ワクワクした気分
クローバーは、穏やかな気分
私のカードはぁ~
ジョーカーだ。
まぁ、今回は先生が見える人だったのだ。
それだけだ.
はぁ、正体表さなきゃいけなくなっちゃった、、、、、
めんど、、、、、、、
正直に言うと私は死神だ。
エリート死神だ!(ドヤァ)
ということで、私のカードは、ジョーカーなのだ。
驚いたか!(いろんな意味で)
中二病ではない。
ほんとだ。
あ、あと、同業者とか、死神と契約した人も、ジョーカーだ。
あと、ターゲットもね?
「おい!聞いてんのか?!」
「え?聞いてるわけないでしょ?」
あ、つい、正直に、、、、、、
「、、、、、、、、、おい、、、、、、」
とりあえず、てへぺろってしてみたら、殴られた。
なにしやがんだ、この暴力教師(二回目)
はぁ、、、、これ以上仕事遅れると閻魔大王に怒られるんだけど、、、
担任は、なぜなんだ~とか聞いてくるし~
まぁいいか、証拠をみせますか、、、、
バァッ
そんな音とともに、世界が暗転した。
人間には、何が起きたのか、分からないだろうな~
私の仕事着、死神の仕事着に姿をかえた。
なかなか、可愛いんだよね~。
動きやすいけど、フリルがたくさん
誰の趣味だよ。
なにげにミニスカートだしさ~
ほんと、誰の趣味だよ。
「ジョニー、鎌。」
ぼそっと呟くと、首元に巻き付いたそれは
大きな鎌へと変貌を遂げた。
私は、顔を隠すための、嫌なニヤニヤ笑いがついた、仮面をつけた。
担任は、何が起きたのかわからず、「し、死神、、、、」などといっている。
あ~やっちまった人間に本性さらしちゃいけないのに
まぁいっか!
「じゃあね?」
そういって、私は消えた
消えたといっても、闇に溶けただけだが。
「はぁ、、、、面倒なことになったな~」
勢いで、出てきたけど、けっこー寒い。
ん~これからどうしよっかな~♪
夜空に一人の、、、、、、いや、一つの死神の妖しい笑い声が響く。
2 幼なじみのパートナー
爽やかな朝だ。
昨日は、仕事をする気になれず、このまま帰った。
小鳥がチュンチュンと鳴いている。
朱寧は、置時計を見た。
そこには、10:30 と書かれてあった。
「あぁ~、、、、、やっべぇ~♪、、、、」
だが、とくだん焦ってもいない。
なぜかって?