前へ目次 次へ 33/35 ・ 「ちよこれいと、おいしかったわ」 フタホシは、昨日のできごとを頭のなかにめぐらせた。 けれど、あの、ちよこれいと、ほんとうのところは、アズマノジュウナナフシに渡すはずだったもの。 フタホシにとっては、やけにホロ苦く、こみ上げるほどにせつなく感じられた。 .................... .................... .................... .................... ....................