三話
猿渡「どうしてベッドが一つしか無いんだ!!!!」
猿渡「あの阿呆、、、ゲフンゲフン赤熊先生め、弁明すらなしとは」
犬飼「先輩今あほって、、」
猿渡「ヴッウン、、、早く抗議しにに行くぞ」
犬飼「いや、別に俺はこのままでも、、」
後ろでなにか言っている気がしたが、今はどうでもいい。
とりあえず早く赤熊先生の元へいかなければ。あの阿呆教師め今度こそケジメつけさせてやる。
赤熊side
赤熊「へぇっぐしょいっっ、、、」
教頭「きったないですねぇ、、、」
赤熊「誰か噂でもしてんですかねぇ。俺モテちゃうかもっ」
教頭「どうせ文句言われてるだけだと思いますよ」
赤熊「・・・」
教頭「それでは、私はもう学校に戻りますからあとは頼みましたよ」
(けっ、寝てやろっ、、、)
数分後
猿渡side
眼の前の少し豪華な扉を叩く。あの阿呆教師自分だけグレードの高い部屋を取りやがって、、、
まぁそんなことは良い、今は自分の目的を果たさねば。
、、、それにしても出てこないな。まさか眠っているんじゃないだろうな、、、
怒りに身を任せ扉を叩く
猿渡「赤熊先生居ますか!!というか居ますよね出てきてください!!早くしないと今まで見逃してあげてた愚行晒しますよ〜〜〜」
赤熊「でる!でる!!今出るから!!」
猿渡「遅いですよ」
犬熊「強ぁい/恐ぁい」
なんだコイツら本当に仲が良いな、、、いやそんなことより
猿渡「ねぇ、赤熊先生、、、」
赤熊「はい」
猿渡「部屋のベッド、どういうことですか?」
赤熊「・・・」
赤熊「ベッドぉ?、、、なんか問題あったか?」
何だとこの野郎、、、まさか本気で問題ないと思ってるのか?
犬飼「先輩はベッドが一つしか無いのが不満みたいでーす」
赤熊「はぁ?そんなのどの班も同じだぞ?」
犬猿「え?」
猿渡「プライバシーとかどうなってるんですか」
赤熊「そんな事俺に言われても、、、、」
猿渡「くっ、、、まぁいいです。全校生徒同じ状況なら仕方ない。我慢します」
犬飼「我慢て、、、」
猿渡「では、失礼しました」
犬飼「あ、ちょっとまってくださいよ〜」
今日から3日間犬飼と同じ部屋、、ましてや同じベッドか、、、
邪魔だな、、、締め出してやったっていいが、、、流石に俺が軽蔑されるだけだろうし、、、
そういえばコイツ親友とかなんとかが居たよな、、
猿渡「おい、犬飼」
犬飼「なんすか?」
猿渡「お前今日は親友のところにでも行って寝てこい」
犬飼「はい?」
何だコイツ腑抜けた顔をしやがって、、、特に難しいことは行っていないだろう、、、
猿渡「だから友達のところに泊めてもらえと言ってるんだ」
犬飼「?無理っすよ?赤熊先生から聞いてないですか?」
猿渡「なんのことだ」
まさかアイツ他にも説明不足な点があるのか?もう、教師なのっていいんだろうか
犬飼「この合宿中は毎晩深夜2時に巡回があって部屋の中確認するんですよ?」
、、、、なんだと?プライバシーのプの字もないじゃないか、、、
猿渡「そうか、、分かったもういい、、、そろそろ良い時間だ風呂に入ってこい。俺は先に夕飯をとっておく」




