第2話魂の欠片の力
お久しぶりの投稿です!
ここ最近ネタが思い浮かばなくって、大変でした!
それでは楽しんでいってください!
あと、今回は多少グロい表現があります。
前回のあらすじ
星から来た2人の人物、星神夜空と月神夜空は魂の欠片を失っていた。
それを俺、桐竜飛鳥に2人は自分達の魂の欠片を探して欲しいと、頼んで来た。俺は了承し、直ぐに旅に出る準備を始め、霧の湖と紅魔館に魂の欠片を探しに行った。霧の湖でチルノに出会った。俺はチルノに魂の欠片を知らないか?と聞いた所、チルノはこう言った。「お前は誰だ!」と、どうやら魂の欠片の力で記憶が曖昧になっているらしい。大妖精も記憶が曖昧になっている。これは異変だと直ぐに俺は感じた。チルノ達を気絶させた後、俺は紅魔館に向かい、レミリアや咲夜に魂の欠片を知らないか?と聞きに行った。
しかし、やはり紅魔館の人も全員魂の欠片の力で記憶が曖昧になっている。
しかも、理性まで崩壊していた。でも、戦っているうちに分かった事だが、
理性が崩壊しているのは稀なケースで、殆どが記憶の欠損ということが分かった。そして今回飛鳥が向かったのは魔法の森だった。
魔法の森周辺
「どうだ?お燐、何か反応あるか?」
「ここの道を真っ直ぐ行くと、魂の欠片の反応が
少し見られます!急いでください!この反応はとても危険です!!」
「分かった!!」
俺は全力疾走で走り出しお燐が言う場所に全力で向かった。するとそこに、。
「ん?、、誰だあの人、、!?魔理沙!?」
「、、、?、」
そこには目が死んでいて髪の毛が金色が灰色に変わり、服装が全て灰色を基準としたいつもの服を来ていた魔理沙が、こっちを睨んできた。
「待ってください!飛鳥さん!魔理沙さんに異常があります!!そしてとても危険な反応は魔理沙さんから出ています!魂の欠片の力も感じます!!恐らく魔理沙さんの理性は崩壊しています!!」
「そうか、、だっt...!?」
「グアアアアアッ!」
「ぐおっ!?」
「ガァァァァ!」
「避けきれ、、!?」
「グオオオオオッ!(マスタースパークを放つ)」
「うわぁぁぁっ!!」
「ウオオオオオッ!(ダブルマスタースパークを放つ)」
「くっ!紫桜炎刀!!桜花︰桜吹雪!!」
俺が刀を構えてスペルカードを発動し、ダブルマスタースパークを切り裂くと同時に波のように多い桜の花びらがダブルマスタースパークを包み込み弾幕同士が相殺しあった。
「正気を取り戻せェッ!!!魔理沙ァァァっ!」
「グオオオオオッ!(八卦炉、ミニ八卦炉、を沢山出してファイナルマスタースパークを放とうとしている)」
「くっ!我が心に眠る鬼龍の力よ、今俺にその力を貸してくれっ!」
(…...良かろう、汝この力受け取るがいい...。)
「グオオオオオッ!(ファイナルマスタースパークを放つ)」
「......紅桜花︰レキオウ・レギレン/カイレンギリ......。」
物凄く距離は離れている筈なのに俺が刀を一振した瞬間、魔理沙から真っ赤な桜が飛び散った。
ファイナルマスタースパークはカイレンギリの威力で爆発し、辺り一帯の木を焼き払った。
「がァァっ……」
バタン、という音を出しながら魔理沙は倒れた。
「はぁ、、はぁ、。」
「、、、、、。」
「ったく、世話が焼けるもんだ。」
俺は倒れた魔理沙を木にもたれさせて、アリスを探しに行った。
魔法の森 最深部
「ここら辺は反応あるかい?お燐?」
「ちょっと待ってくださいね、、ありました!
この先を真っ直ぐに欠片の反応がありましたよ!」
「よし、んじゃ、行くか!」
俺は最深部の更に奥へと向かった。
するとそこには、、。
「あらあら、飛鳥じゃないの、お久しぶりねぇ?」
(何だよこれ、、今までと全然違うじゃねぇか、、魂の欠片の力の反応が今までと絶対に違う、絶対に可笑しいぞ)」
今までチルノや魔理沙とかは力を僅かに感じる程度だった、しかし今回は違う、、その魂の欠片の力をそのまま感じるんだよ、、だとしたら、
「、、アリスの魂の中に夜空の魂の欠片がある、、?」
「あら、よく分かってるわねぇ?」
「なんで、、どうして、。」
「まぁ、理由なんてどうでもいいわ取り敢えず闘いましょ?待ちくたびれちゃったわ。」
「っ!?」
物凄く高速な弾幕が俺に向かって降り注いだ。
「うふふ、、まだまだよ!上海人形!!」
「シャンハーイ!!」
「くっ!臥龍桜煉淵刀!紫桜炎刀!!桜花︰剣の舞!!」
俺は刀を2つ取り出し、スペルカードを発動した。
「あはは、、中々やるわね、でも、、もう手遅れだわ。飛鳥!」
「何っ!?」
アリスがそう発言した瞬間俺が無数の人形達に囲まれてしまった。全員俺に向けて武器を突き付けている。
「飛鳥さん!!」
「大丈夫だ、、。」
「この状況を見て何処が大丈夫と言えるの?
もう手遅れなのよ。」
アリスは手を上に掲げ今にも人形達を俺に向けて
全方位攻撃をしようとしている。
「(どうやって打開すればいいんだ、、この状況、レ…ィ...なら、、!?)」
「さようなら、、飛k…」
「………変幻︰銀狐………」
「何っ!?うわあっ!!」
「………桜蘭剣︰ミナ・サクラ・ハバキ……」
辺り一面の人形が塵と化した。
「今更無駄よっ!!これで終わらせる!!」
アリスがそう言った刹那、アリスの目が青く光り、魔導書が青い炎に包まれた。そして
「禁呪︰死を招く黎明の藁人形!」
「がぁっ!?動けっ!?」
「あははは!禁呪︰サテライトシンフォニー!」
「うわぁぁぁっ!」
アリスの頭上に赤色の刃物が俺に向かって何千本と降り注いだ。ズバズバと俺の肩や頭、腕などを貫いていく。やがて腕が落ち、肩が抉られ肉が飛び出て、ボトボト落ちていく。やがて刃物は全て刺さりきった。
「ぐはっ、」
ビチャ、と地面に血を吐き倒れた。全身から血が溢れる、、俺はもう死んでしまうのか?
「飛鳥さん!しっかりしてください!飛鳥さん!」
「うふふ、やっと死んだわね。」
お燐の声が聞こえる、だけど、、俺は答えることは出来なかった。
「飛鳥、これで終わりよ。」
刃物を振らせようと手を上に掲げたその時だった、。
「私の飛鳥に酷いことをしてくれたわね。」
「......っ?っか、、れ、、ん?」
「誰!?」
「やはり、アリスさんか、暴走?ってやつ?」
「その声、、!月下禍蓮!?」
「ええ、そうよ私が不老不死の月下禍蓮よ!」
助けに来た少女、月下禍蓮が俺を助けに来てくれた。
「ほう、、面白いわ!かかってk…!?」
「魂の欠片の力は結構と強いものね。でも、、。」
「?」
「アリスさんは知らないかしら?自分が死にかけていることを。」
「何を言って、、!?」
「察したようだね。」
「ぎゃあああああああああああああああぁぁぁっ!」
すると、アリスの全関節から血が一気に吹き出て地面を赤色に染めた。
「力を使い過ぎると、体が耐えきれなくなり、全ての関節に負担をかけてしまう。だから力に頼りすぎない事ね。」
「ぐぁぁぁぁぁぁあっ!!!」
まだアリスの全身から血が吹き出ている、勢いの良い噴水のように。
「ぐっ、、ぐは、、」
アリスは倒れた。アリスの周りには物凄い量の血溜まりが出来ている。
「終わったのね。」
禍蓮がアリスの魂の中に入っている魂の欠片を取り除き、夜空達に欠片を渡した。そして俺のところに来てこう言った。
「飛鳥も、無理しないようにね。」
「う……ん…。」
「よっこいしょっと、、。飛鳥案外軽いんだね。」
俺は禍蓮に抱えられ、そのまま永遠亭に連れていってもらった。
「まぁ、飛鳥も頑張ったよ。」
「………………。」
そう言いながら頭を撫でる禍蓮。
しかし、俺の意識はここで途絶えてしまった。
数日後
「……ッ…。」
俺は目が覚め最初に見たのは見覚えのある所だった。
「大丈夫ですか?飛鳥さん。」
「目が覚めたのね。飛鳥君。」
「はい、、永琳さん、鈴仙さん。」
それから、俺が倒れてからの話を聞き、次に向かう目的地をお燐、禍蓮と決めていた。
「次はどうしよう。」
「まぁ、一様近いところは太陽の畑じゃないの?」
「そうですね、では太陽の畑はどうですか?」
「そうだね。それじゃ次は太陽の畑に欠片を探しに行きますか!」
「了解です!飛鳥さん!」
「無茶だけでもしないようにね。」
「分かった、ありがとう、禍蓮。」
「まぁ、生きて帰ってきてね。それだけだわ。」
俺はその言葉を聞き、そして永遠亭を出て次の目的地、太陽の畑に向かい始めた。
次回 全ての頂きにいる者VS幻想郷の救世主