騒がしいランチタイム。2
「はい!おまちどーさーん」
「たくさん食えよ。ほんとだ今日は可愛い子を連れてるんだな」
……くまさん?ですか?大きいだけなのか?置いてすぐ戻るの?!言い逃げじゃん。いい匂いですな。幸せです。もー気になりません。気にしません!
「アリスです。おいしそうなご飯幸せです!」
「ありがとーアリスちゃんっていうのね!私はリズよ。言い逃げしたのが旦那のジョブって言うの。ちょっとシャイなのよ。ごめんね。ゆっくりしていってね」
リズさんは美しいウインクを置いてさってった。お美しい。ふわふわオムライスだー。
「幸せすぎるー。いただきます!!ふわふわーーおいしい……」
皆さんの目の前がすごすぎて触れられない。食べるの早すぎ!
「そういえば、アリスは何歳なんだ?俺らはみんな21歳!ちっちゃいよな!」
「皆さん21歳なんですか?!もっと年上かと思いました!私は17歳です!」
「おまえっ」
そんなにちっさいの?周りがでかすぎなんだよ!15も17も変わんないんだからそんなに睨まないでよ!ジスさん、私はいろいろ根に持ってます。ちょっとした仕返しです。話を合わせてくださいよね。
「どうしました?ジス」
「いや。こいつちっちゃいのに17歳なんだと思ってな」
よく言ったルイさん!めちゃめちゃジスさん動揺してたね!笑いそう……いかんいかん。笑うな私。
「17歳か!見えないな!本当に過保護なんだろうなーアリスの親は、可愛きゃ当たり前なのか?」
「ビースさんそれは褒めてるんですか?けなしてるんですか?!」
「そりゃ、けなしてんだよ」
「ジスさんじゃない!」
「たまには皆さんでご飯食べるのも悪くないですね。またご一緒しましょうね」
「あー!こんな時間か!そろそろ休憩終わるから行かないと!アリス!俺は褒めたつもりだからな!ジス!ごち」
「ジス。ごちそうさまです。後で話せたら話しましょうね。アリスさんもまたね」
「あぁ。わかった」
「はい。頑張ってくださいね」
もーー食べ終わったのあの量を?!しかも結構話してたし、ジスさんも食べ終わってる。騒がしかった……
「食べるの早いですね。騒がしかったです」
「17歳それでか?」
肩を震わせないで。笑わないでよ……
「だってあんまり若く見られたくなかったんだもん。笑わないでくださいよ」
「面白かったからな。後で団長ともお前のことを決めないといけないな。まだ時間があるからゆっくり食えばいい」
大人げないね私。知ってるけど!そうだ!レイルさんにも中身の年齢しか言ってなかった!
「ところで、なんでジスさんが皆さんの分もお支払いなんですか?」
「俺は第3小隊長で、同じ小隊の奴と飯が一緒になったらおごるようにしてる。ちなみに、お前のことは小隊長の奴らしか知らないからな」
「誰が知ってるか教えてくださいよ!結構危なかったですよ私!小隊長様にも変な態度をとってしまった」
「まー何とかなったから大丈夫だろ。団長と話してルイに何を話すか決めないとな」
「そうですね!ごちそうさまでした!」
ジスさんがお会計をしてくれました。さてさて、これからレイルさんと神様と話せる人に会ってきます!神様に聞きたいことを考えておかないとね!!
なんか、よくわからないね。うん。




