生き残りました。
「んじゃーこんなもんでいいか。あと俺の名前はレイルだ、ホワイトタイガーさんはやめろ」
え?!終わり?!大した話してない気がするけど……生き残れたからよし!!
「了解しました。レイルさんとお呼びさせていただきます。私はこれからどうしたらいいでしょうか」
そうだよ!私は住む場所も仕事もなくなってるんだから、これから生き延びれないじゃん!
「ジスもういいぞ。これから俺の幼馴染のところに行くから後でお前もこい」
「狼さん!忙しいのに私を見つけてくれてありがとうございます!!逃げてすいませんでした!」
狼さんが扉を開けるとともに言ってやった!ほんとに感謝ですね。ほかの地区に行ってたらと思うとだいぶ怖い気がします。あれ?狼さんの顔が怖い……
「うるさい。わかったから、狼さんはもうやめてくれジスでいい。もう誤解も解けたんだろ?」
「わかりました。ジスさんと呼ばせていただきます。解けましたよ!私も真面目にお話しできるんです!ね!レイルさん!」
「あーそうだな。ジス飯食ったら来い、そいつにも食わせとけ」
なんか流された感がすごい。でもお腹すいてきた。そりゃそうだ!知らないところに来て、森を探検して狼ジェットコースターに乗って、かつ丼の出ない取調べなんてお腹すくよね!
「ジスさん!私お腹すきました!」
「わかったわかった。団長も一緒にどうですか?」
「俺はいい。先に行って今の話を奴に話しておく」
「わかりました。いつもの店で食べてから行きます」
レイルさんは片手をあげて部屋から出て行った。何食べようかな……ってか、どんな食べ物があるのかもわかんないんだった。さっそくレイルさんの幼馴染さんに会えるなんてよかったー私の生き残る方法を教えてもらわないとね。
「ジスさん。レイルさんはいつもあんな感じなんですか?ちょっと違う世界から来てるのに興味なさすぎじゃないですか?」
「あの人はそうゆう人だ。すごい人なんだぞ」
「んーなんかまだわかんないなー変な人!そーだ!私はお前じゃなくてアリスです!!アリスですからね!よしご飯行きましょ!ごはん!」
「アリスな。飯に行くぞ」
「はい!もーお腹ペコペコです!」
ジスさんが名前呼んでくれた!さすがイケメンいいね!!あれ?そーいえば私ってちっさくなってるんだよね?どんな顔してるの?
「ジスさん!!ちょっと待って!私の顔が見たい!どんな顔してる?!」
「騒がしいな。どんな顔って……自分で見てこい。トイレに鏡がある」
教えてくれたトイレにダッシュ!きれいでよかった。
「えぇーー!!可愛い!美女じゃん!」
私のお顔は可愛いきれいな感じになってる?!ちょっ……どうしよ。前は自分で言うのも変だけど中の上だったけど今は完全に上の上!感動します。神様ありがとうございます。
「遅いしうるさい。性格に難ありだけどな。ほら、行くぞ」
「あーー待ってくださいよ。もうちょっと堪能させてくれたっていいじゃないですか!」




