表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
7/29

生き残りました。

「んじゃーこんなもんでいいか。あと俺の名前はレイルだ、ホワイトタイガーさんはやめろ」


 え?!終わり?!大した話してない気がするけど……生き残れたからよし!!


「了解しました。レイルさんとお呼びさせていただきます。私はこれからどうしたらいいでしょうか」


 そうだよ!私は住む場所も仕事もなくなってるんだから、これから生き延びれないじゃん!


「ジスもういいぞ。これから俺の幼馴染のところに行くから後でお前もこい」


「狼さん!忙しいのに私を見つけてくれてありがとうございます!!逃げてすいませんでした!」


 狼さんが扉を開けるとともに言ってやった!ほんとに感謝ですね。ほかの地区に行ってたらと思うとだいぶ怖い気がします。あれ?狼さんの顔が怖い……


「うるさい。わかったから、狼さんはもうやめてくれジスでいい。もう誤解も解けたんだろ?」


「わかりました。ジスさんと呼ばせていただきます。解けましたよ!私も真面目にお話しできるんです!ね!レイルさん!」


「あーそうだな。ジス飯食ったら来い、そいつにも食わせとけ」


 なんか流された感がすごい。でもお腹すいてきた。そりゃそうだ!知らないところに来て、森を探検して狼ジェットコースターに乗って、かつ丼の出ない取調べなんてお腹すくよね!


「ジスさん!私お腹すきました!」


「わかったわかった。団長も一緒にどうですか?」


「俺はいい。先に行って今の話を奴に話しておく」


「わかりました。いつもの店で食べてから行きます」


 レイルさんは片手をあげて部屋から出て行った。何食べようかな……ってか、どんな食べ物があるのかもわかんないんだった。さっそくレイルさんの幼馴染さんに会えるなんてよかったー私の生き残る方法を教えてもらわないとね。


「ジスさん。レイルさんはいつもあんな感じなんですか?ちょっと違う世界から来てるのに興味なさすぎじゃないですか?」


「あの人はそうゆう人だ。すごい人なんだぞ」


「んーなんかまだわかんないなー変な人!そーだ!私はお前じゃなくてアリスです!!アリスですからね!よしご飯行きましょ!ごはん!」


「アリスな。飯に行くぞ」


「はい!もーお腹ペコペコです!」


 ジスさんが名前呼んでくれた!さすがイケメンいいね!!あれ?そーいえば私ってちっさくなってるんだよね?どんな顔してるの?


「ジスさん!!ちょっと待って!私の顔が見たい!どんな顔してる?!」


「騒がしいな。どんな顔って……自分で見てこい。トイレに鏡がある」


 教えてくれたトイレにダッシュ!きれいでよかった。


「えぇーー!!可愛い!美女じゃん!」


 私のお顔は可愛いきれいな感じになってる?!ちょっ……どうしよ。前は自分で言うのも変だけど中の上だったけど今は完全に上の上!感動します。神様ありがとうございます。


「遅いしうるさい。性格に難ありだけどな。ほら、行くぞ」


「あーー待ってくださいよ。もうちょっと堪能させてくれたっていいじゃないですか!」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ