歓迎会だ。2
「アリスアリス!連れてきた!紹介するよ。おっちゃんとユリ君!」
「初めまして。ここの料理人をしてるアイルだ!これからよろしく!可愛い嬢ちゃんが来たもんだ、これからもっと頑張らないとな。俺のことはおっちゃんでいいぞー」
「ユリです。よろしくお願いしますね」
「こちらこそよろしくお願いします!アリスです!どの料理もおいしいです。ありがとうございます!」
おっちゃんはいかにも料理人って感じだね、可愛い!ユリさんも犬かな?2人とも可愛い!!癒されたいときはキッチンに行こう。そうしよう!キッチンに戻ってく2人に手を振ってみたら2人ともニコニコしながら手を振ってくれた!うん。癒し決定です。
「アリス!俺らのことも呼び捨てでいーよ!な?」
「そうですね。ここに住むなら気楽に過ごせるほうがいいですよね。敬語もやめちゃいましょう!ジスもいいですよね」
「あぁ。構わない」
「ありがとー!あんまり敬語とか慣れてなくて困ってた!」
「お前適応力すげーな」
「だって、なんだか嬉しいんだもん!楽しまなきゃね。歓迎会だし!」
お酒も進む進む!おいしいおつまみもあるし止まらないよね!
「アリスさん!俺とも話しましょうよ!ビースさん達ばっかりズルいっス」
お?隊員さんですね!もうほろ酔いですか……早いな。
「うん!これからよろしくね!」
「はい!俺エレンです。アリスさんはいくつなんですか?」
「エレンね!んー本当は23歳なんだけどこっちに来た時にちっさくなっちゃって、17歳って周りに言うことにしてるよ。エレンは?」
「そうなんですね!俺は18っす。ちなみにこの前入隊しました!」
「あっ敬語じゃなくていいよ?ほかの人たちにも伝えてくれる?第3小隊ってことはほかにも何隊かあるってこと?」
「了解!俺もそのほうが助かる!第7小隊まであるよ。俺はジスさんに憧れて頑張った!第3小隊は人数がほかの隊よりも少ないし入るのが難しいんだ」
なるほどね。エレンはジスが好きなんだね!あ。変な意味じゃなくてね。だって顔がキラキラしてる……
「なんで入るのが難しいの?」
「正式に入隊するのに全部の隊を勉強や訓練をしながら回るんだけど、必ず自分の入りたいに入れるってわけじゃなくて、小隊長の面接に通れば晴れて正式に入隊になるんだ。第3小隊は一人一人が強いしなんつーか結束力?がすごいんだ!」
「そうなんだ!入りたい隊に入れてよかったね!!」
「はい!アリスさんにも会えたしよかったよ!」
「ふふっありがと!」
彼は眩しいほどいい青年です。なんかほんとにジスに見つけてもらってよかった……確かにみんな仲良さそう。そろそろお酒のお替り欲しいなー
「おいエレン!アリスさん独り占めはずりーよー」
新たな隊員が現れた!こりゃ酔っぱらってるね……ちょっと逃げちゃおー
「エレン、私お酒とってくるからまたね!」
「じゃあ俺は酔っ払いの相手でもすっかな!おいっ!しっかりしろよ」
あれ?周りの人たちも結構酔っ払い?みんなそんなにお酒強くないのかな?まーいいや!お替りお替り。
「ビース!お酒お替り!」
「おーアリス!酒強いならこっちも呑んでみろよ!」
「呑む!」
さっきよりも匂いが強い!なんだか焼酎を思い出すな……芋か!
「んーーおいしい!もしかしてみんなが酔っぱらってるのはこれのせい?」
「そーだ!みんな弱くはないんだけど……どーしたんだろーな?」
「多分アリスさんが来たのを喜んでるんですよ。ほら、楽しいとお酒は進みますからね」
「なんだかちょっと嬉しいな!早くみんなと仲良くなりたい!」
「アリスさんならすぐですよ。皆さん!酔っ払いを部屋に投げ込んでください!」
え?酔っぱらうとそんな雑に扱われるの?!エレンも周りの人も笑ってるからいつものことなのかな?
「俺らもそろそろ休みます!おやすみなさい!」
「「アリスさんもおやすみなさい!」」
みんなほろ酔いだね!いい顔してる!
「今日はありがとう!おやすみなさい!」
フラフラさっていった……ふふっいい夢見れるといいね!さて、残った人たちは……ジスにルイ、ビースか。この3人は強いと思う!私の感だけどね!
「ジス!私お風呂に入りたい!!」
「「ぶっ!」」
「きたなっ!」
口からなんか出た……でも私はお風呂に入りたい!森歩いたし、プールに入ったし。体洗いたい!!
「2人とも汚いですよ。アリスさんお風呂まで案内しますから着替えを用意してきてください」
「はーい!」
お酒は20歳からよ




