久しぶりに遊びました。1
「ここですよ。浮き輪とパラソルも用意してみました」
おぉーー本気のセットですね!
「近くで見るとほんとにおっきいプールだね!ミオンちゃんはあんまりこのプールで遊ばなの?」
「えぇ。昔はリオンとフィル様と遊んでました。最近は歳も取りましたし遊んでないよ」
「ミオンちゃんは何歳?えっと私は」
「23歳です。アリスちゃんの話は聞いてたよ。私もリオンも言わないから大丈夫!今は17歳ね」
ここの人はきれいにウインクするよね!リズさんもしてたし。私も練習しようかな。
「そうなんだ!同い年くらいかと思ってた!」
「私も身長低いからよく間違えられます。割と身長高い人が多いんだよ。ほら今日集まってる人だって男の人だけど身長高いでしょ?」
「確かに!自分の身長を確認してなかったからびっくりしたもん!」
「お待たせ!!うん。ミオンちゃんも可愛いね!遊ぼっか!ほらほらみんなも張り切っていこうよ」
なんと良いお体で……さすが騎士団!もう少しごつい感じかと思ってたけど、きれいな筋肉ですね。ビースさんは楽しそうだけど他2人はなんかやる気ない?遊ぶ気なさそう。こんなにおっきいプールがあるのに!!
「プールなんて久しぶりだな!アリスのおかげで仕事も早退できたし今日は良い日だな!」
「ほら、ジスも行きますよ。ビース走ると転びますよ」
なんだろう。この安定感。ルイさんはお母さん役でもあるのね。あ……ビースさんこけた。
「いてーー!!」
「ざまぁ」
「ジスてめぇ!これでどうだ!!」
「っ……お前ふざけんじゃねぇぞ」
「こらこら。大怪我だけはやめてくださいね」
「僕も遊ぶよー!」
え……ついていけない。何が起こったかと言いますとね。ビースさんこけます、ジスさんが歩きながらビースさんに毒はいて置いていきます、ビースさんのタックルでジスさんと2人でプールにダイブ。優しい目で見守ってるルイさんに、一緒に遊びたいフィルさん。何だろう、すごく楽しそう。ミオンちゃんそんなに優しく笑わないで。
「アリスちゃんも行きましょ。アリスちゃんのためにプールの用意をしたんだから」
「うん!行こ!でもレイルさんは?」
「レイル様はリオンとバーベキューの準備をしてるかと思いますよ」
「そうなんだ!レイルさんにプール似合わなそうだしね!」
「聞こえてる。早く行って来いよ」
「……すいません。行ってきます!皆さん私とミオンちゃんを忘れてますよーー!」
私も思いっきりダイブします!そりゃもちろん浮き輪を持ってます!この後はバーベキューだって、楽しみすぎるどんなお肉があるんだろう?
「おぉーさすがアリスちゃん!良い飛び込みっぷりだね!」
「アリス遅いじゃん!」
「お前泳げないのか?トロそうだもんな」
「一応トロくありません!泳げます!ミオンちゃん?!何ですかそのナイスバディは?!」
「アリスちゃんがそれを言わないで。遊びますよー」
そんな感じで割と楽しくプールを満喫いたしました。ミオンちゃんは引き締まり美ボディでした。私も少し鍛えようかな??
体鍛えたい。




